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森田剛主演舞台で「今までのシャイな自分は捨てます」

 行定勲が演出を手掛ける舞台『ブエノスアイレス午前零時』の制作発表会見が22日都内で行われ、主演の森田剛、瀧本美織、橋本じゅん、千葉哲也、原田美枝子、原作の藤沢周、脚本の蓬莱竜太が登壇した。

 本作は1998年に芥川賞を受賞した藤澤周の同名ベストセラー小説を初の舞台化。以前から舞台化を熱望していたという行定勲は「どうにかして映像化、舞台化したいと何十年も考えていた作品で、なかなか実現せずにいたのですが、今回森田くんから声をかけて頂いたときに、“彼ならこの作品ができる”と思いました。とても楽しみにしています」と、念願だった舞台化が実現するとあって、気合いのコメントを。

 物語は、都会からドロップアウトし、山奥のホテルで働く青年カザマ(森田)が、社交ダンスツアーの客として来た盲目の老嬢マリア(原田美枝子)と出会い、彼女から語られる身の上話や、ブエノスアイレスでの娼婦ミツコ(瀧本)としての過去に、嘘か本当か分からないまま次第に引き込まれていく…というストーリー。

 初の一人二役を演じる森田は「今までに見たことがない、新しい自分を見せられたらいいなと思います。タンゴを踊らせてもらうのでしっかり習得して、素敵な世界を皆さんに見せられるよう頑張ります」と語った。

 ヒロインの瀧本は舞台初挑戦となり「観劇もあまりしたことが無く、自分とはかけ離れた別次元のように思っていましたが、その場でしか味わうことのできない臨場感や、スタッフ・キャストのドキドキとした空気感、スリルを楽しみながら皆さんに同じ空間、物語を共有することが楽しみです。歌やダンスも大好きなので頑張りたいと思います」と意気込んだ。舞台経験の多い原田になにか質問はあるかとの記者からの質問に、悩みながらも「好きな男性のタイプは…?」と質問。原田は「そりゃあ森田くんがタイプです」とほほ笑みながら回答した。

 会見後の囲み取材では、行定は森田について「何回か舞台を見に行ったりして、すごく好きな役者さんで、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。話を聞いたりしていると、常に心の奥底に何を考えているのか…知りたいと思わせてくれるような人です」と。森田は「新たな可能性を引き出してもらいます」と語った。

 劇中では森田をはじめ、瀧本、原田ともにタンゴを披露するシーンもあり、既に練習を開始している三人だが「タンゴを通してコミュニケーションをとって、仲よくできれば」と語った。密着度の高いダンスのため「照れくさいけど、積極的にいきます。今までの自分は捨てます」とキッパリ宣言した。

 最後に「作品自体に優しさなどたくさん感じるものがあるので、舞台ならではの新しい姿を見せられたらいいなと思います。是非楽しみに待っていて下さい」と意気込みを語った。

 舞台『ブエノスアイレス午前零時』は東京公演が2014年11月28日(金)~12月21日(日)新国立劇場・中劇場・大阪公演が2014年12月25日(木)~12月29日(月)シアターBRAVAにて上演される。

舞台『ブエノスアイレス午前零時』
原作:藤沢周
脚本:蓬莱竜太
演出:行定勲
出演;森田剛、瀧本美織、原田美枝子、橋本じゅん、松永玲子、千葉哲也ほか
企画制作:株式会社パルコ

■ストーリー
故郷にUターンし、ダンスホールを擁するホテルで働くカザマは、ある日、ホテルで受け入れた社交ダンスツアーの客である一人の老嬢と出会う。盲目の上、他の客からも疎まれる老嬢だが、カザマは何故か目が離せない。時折彼女が口走るとりとめのない身の上話や、彼女が語るブエノスアイレスでの物語に嘘か本当かわらないまま、次第に引き込まれていく──。

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