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中谷美紀「全身全霊で演じたい」『メアリー・ステュアート』で神野三鈴とバトル!

 1980年に宮本亜門演出、麻実れい×白石加代子で上演、2005年に南果歩×原田美枝子によって上演されたイタリア人女性作家・ダーチャ・マライーニ作『メアリー・ステュアート』が中谷美紀と神野三鈴によって上演されることが決定した。

 本作は、血なまぐさい宗教戦争と華やかなイギリス・ルネサンス文芸の黄金時代である16世紀に生きたスコットランド女王・メアリー・ステュアートとイングランド女王・エリザベス1世という、同時代に同じ島の中に生きた二人の女王描いた作品。フリードリッヒ・シラーの同名作品の翻案として、イタリア人作家のダーチャ・マライーニが女性の視点からこの2人の女王を主人公に描いた戯曲となっている。

 生後6日目でスコットランドの王位を継承し、国や宗教に翻弄されながらも“女”として果敢に生きたメアリー・ステュアートに挑む中谷は「女王というポジションは、われわれ市井の人間とは異なった特殊なもの。メアリーは人の上に立つ者であるにもかかわらず、感情に流されやすく愚かな部分もあって、そこが魅力的でもある人物です。エリザベスのように冷静で、自制心をもって国を治める人間とは異なり、彼女はその場の感情に流されている。その二人の対比を楽しんでいただきたいですし、対照的でありながらも、ともに気高い女王たちの物語を全身全霊で演じたいと思っています」とコメント。

 一方、メアリー・ステュアートと同世代に生き、政治にまつわる男女間の諍いを嫌い、“国家”と結婚した“ヴァージン・クイーン”エリザベス一世を演じるのは中谷が今、もっとも共演したかったという神野。「中谷さんと一緒に二人芝居を、という話をいただき、しかもそれが『メアリー・ステュアート』。演劇史に残るような作品を大好きな女優さんとご一緒できるなんて奇跡のようです」と感無量の様子。「エリザベスの人生を演じることで、彼女が抱くものを昇華させてあげられたら、それが私たちすべての女性の中にあるなにかを昇華させることに繋がったらうれしい。舞台という生身の人間が立つ場で、中谷さんと私が魂でぶつかり合う姿を見届けてくれたら幸せです」と意気込みを語った。

「メアリー・ステュアート」は6月13日(土)~7月5日(日)パルコ劇場ほか順次全国上演予定。

「メアリー・ステュアート」

作:ダーチャ・マライーニ/訳:望月紀子
演出:マックス・ウェブスター
セットデザイン:ジュリア・ハンセン
衣装デザイン:ワダエミ
サウンドデザイン:内田学
音楽監督:辻康介

■キャスト
中谷美紀/メアリー・ステュアート(スコットランド女王)
神野三鈴/エリザベス1世(イングランド女王)
二人の女優が四つの役を演じる。ひとりの女優がいずれかの女王となり、もうひとりの女優がその相手となる。
それを入れ替えて進行してゆく

リュート演奏:久野幹史/笠原雅仁

東京公演
2015年6月13日(土)~7月5日(日)パルコ劇場(渋谷パルコパート1,9F)
大阪公演
2015年7月11日(土)~7月12日(日)シアター・ドラマシティ
広島公演
2015年7月15日(水)広島アステールプラザ・大ホール
名古屋公演
2015年7月18日(土)~19日(日)ウインクあいち
新潟公演
2015年7月24日(金)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館

問い合わせ先:パルコ劇場 03-3477-5858
http://www.parco-play.com

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