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橋本さとし&ソン・ヨンジン、日韓ホームズ役、製作会見で劇中歌の競演

撮影:難波亮

 ミュージカル「シャーロック ホームズ」シリーズ最新作、「シャーロック ホームズ2~ブラッディゲーム~」日本初演の製作発表会見が開催された。壇上には、橋本さとし、一路真輝、秋元才加、小西遼生、良知真次、別所哲也、演出の板垣恭一が勢ぞろいし、司会のまりゑ(シーズン2出演キャスト)との軽妙なやりとりに会場は和やかなムードに包まれた。

 ミュージカル「シャーロック ホームズ」は2011年8月に韓国でシーズン1「シャーロック ホームズ~アンダーソン家の秘密~」が初演。5度の再演を重ね、2014年3月にシーズン2が初演された。

 日本では2014年1月にシーズン1が初演され、ドラマティックなストーリーとメロディアスな楽曲、橋本さとしの人間味がにじむホームズと一路真輝演じる女性版ワトソンの絶妙なコンビネーションで、全国7都市公演は盛況となった。

 この4月にはシリーズ最新作、世紀の殺人鬼・切り裂きジャックとホームズの死闘を描く、シーズン2「ブラッディ・ゲーム」の日本版が初演される。

 会見冒頭、スクリーンにはダイジェスト映像のほか、作品の足跡やシーズン2韓国版の映像、そして昨年10月に橋本が特別ゲストとして参加した韓国のイベント「シャーロックホームズ ガラコンサート」の模様などが映し出され、作品ファンにとっては貴重な機会となった。

 ホームズ役の橋本は「シーズン2は前作より、物語も歌も美しさや難度がレベルアップしていますが、ホームズの頭の中で起こる難解な推理や、人々の複雑な想いや感情が音符に表現されていて、音楽が力を持っているミュージカルです。問題を推理する、解決するという楽しみと共に、人々がどういう感情で動いて事件に絡んでいるのかというところを楽しんで頂きたいと思っています」と語った。

 一路は「前作のシーズン1に出演して、このミュージカルの音楽の魅力にはまりました。こんなに難しいのに、なぜこれほど愛着があるんだろうと。訳詞の森雪之丞さん、橋本さんとそんな話をする機会がありまして、同じアジアだからなのか、韓国ミュージカルの中に流れている旋律が、私たちには懐かしく聞こえて心に入ってくるのではないかという話になりました。今回お客様にもそんな想いになっていただけるけるところまで頑張りたいと思います」と抱負を述べた。

 盲目の美女・マリア役の秋元才加は「シーズン2に出演せて頂くことが決まり、韓国版の映像を拝見させて頂いたら、曲も物語も更にグレードアップして魅力的になっていました。事件の根本に愛情が見える、心に響く作品だと思います。難しい役ですが、マリアの想いが闇に光る一筋の光になれば、と思っています」と語った。

 マリアに寄り添う謎の男・エドガー役(Wキャスト)の小西は「前作を観劇した際は、男の子に返ってワクワク舞台を見ていた記憶があります。この作品は色気と湿気がすごくあり、エンタテインメント性のバランスがすごく良いのが魅力だと思いますので、今回新加入としては、びしょびしょに濡れるくらい(笑)、湿った感じで行きたいと思います」と意気込みを語った。

 同じくエドガー役(Wキャスト)の良知は「小西君とはWキャストということで、どんなふうになるのかは僕自身が一番楽しみです。韓国ミュージカルは感情がはっきり出たり、メロディや歌詞と気持ちが連動して表現されていると思いますので、そこが挑戦だと思っています。シーズン1に負けないよう、自分なりのエドガーが皆さんに届けたらいいなと思っています」と述べた。

 そしてホームズと謎に挑む、敏腕刑事のクライブ役の別所は「この作品は音楽が美しく、僕にとってもチャレンジですし、ワクワクしています。さとし君とは『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン、『ミス・サイゴン』のエンジニアと、過去同じ役をやっておりましたので、稽古場では一緒だったんですが不思議な感じです。レミゼで一緒だった小西君や、憧れの一路さん、共演者の皆さんともご一緒できるのも楽しみです。この作品はそれぞれのキャラクターが輪郭がしっかりとしていて奥行きがあり、登場人物がチャーミングで、セクシーであったりエレガントであったりするので、どれだけキャラクターを造形できるか皆さんとキャッチボールしながら創っていきたいと思います」と述べた。

 また特別ゲストとして、韓国オリジナルキャスト、ホームズ役のソン・ヨンジンが登場し「皆さんにお会いできてうれしいです」と日本語で挨拶した。「さとしさんは僕より大先輩で、勉強になり影響を受けました。僕の願いはこの作品をホームズの生まれたイギリス・ウエストエンドへ持ってゆくこと。今までは韓国でも日本でも、ブロードウェイやウェストエンドのオリジナルキャストの公演がやってくると“あぁ、あれがオリジナルキャストなんだ”という尊敬の目で観ていたと思いますが、逆にウェストエンドでこの作品が上演され、イギリスの俳優が演じているのを僕ら2人が客席で『やってみろよ』という気持ちで観たいな、というようなことを話しました(笑)。こういった形で日韓の交流が深まれば、そういう日が近づくのではと思っています。アジアからの逆襲が始まっています!」とユーモアを交えて熱く語った。

 会場ではソン・ヨンジンが、シーズン2「ブラッディ・ゲーム」劇中歌 「Inference-推論-」の韓国語バージョンを、続いて橋本は「シャーロック ホームズ ガラコンサート」でも披露したシーズン1の「悲しい真実」を披露。ソン・ヨンジンの迫力ある歌と、橋本の豊かな声で会場は盛り上がった。

「シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~」日本初演は、4月26日(日)から東京芸術劇場プレイハウスにて上演、その後、福岡、兵庫公演を行う。チケットは2月21日(土)より東京と福岡の一般発売開始、兵庫は3月21日(土・祝)から。

ミュージカル『シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~』
【演出】板垣恭一
【訳詞】森雪之丞
【上演台本】斎藤栄作
【音楽監督】佐藤史朗
【脚本】キム・ウンジョン
【作詞】ノ・ウソン
【音楽】チェ・ジョンユン

【出演】
橋本さとし 一路真輝
秋元才加 小西遼生(Wキャスト) 良知真次(Wキャスト)
竹下宏太郎 まりゑ 春風ひとみ コンク?桑田
別所哲也

【東京公演】
2015年4月26日(日)~5月10日(日)東京芸術劇場 ブレイハウス
企画・製作:キューブ・東宝芸能

【福岡公演】
2015年5月16日(土)、17日(日)キャナルシティ劇場
主催:キャナルシティ劇場、キューブ、東宝芸能

【兵庫公演】
2015年5月21日(木)~24日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
主催:関西テレブ放送/キューブ/兵庫県/兵庫県立芸術文化センター
協力:リコモーション

【チケット一般発売】
一般前売開始: 東京・福岡:2015年 2月21日(土)/兵庫:3月21日(土)

オフィシャルサイト(http://www.s-holmes.com

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