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「狂気なとっつーを見せたい!」錦織一清演出で戸塚祥太の新たな一面を魅せる

 錦織一清が脚色・演出を務める舞台『広島に原爆を落とす日』の製作発表が行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、藤山扇治郎、早織、蔵下穂波、阿南健治、曽我廼家寛太郎が出席した。

 本作品はつかこうへいが1972年に発表した小説『戦争で死ねなかったお父さんのために』をもとに、1979年に風間杜夫主演で舞台化され、1977年には稲垣吾郎主演で再演。第二次世界大戦の中、恋愛など自由にならない男と女。海軍参謀本部に勤務する男の究極の愛を描いている話題作。

 つか作3本目の演出となる錦織は「光栄に思っています。年に1度つかさんの作品をやらさせていただきますと、ご褒美なのかなと思う気持ちがあります」と心境を明かし、「つかさんのお芝居は出演者の生身の力で作っていく力強い作品だと思っているので、諸先輩方、そして後輩のとっつー(戸塚)のお力添えをいただきながら、いい作品にしていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 主人公である白系ロシア人の混血であるディープ山崎少佐を演じる戸塚は役衣装で登場。「つかこうへいさんの作品を錦織さんの演出で出演させていただく機会をいただきうれしく思っています。戦時中という背景をしっかりと受け止めて、理解して、ディープ山崎の報われなかった思い、複雑な胸の内を舞台で発揮できるように、28歳の日本男児の心意気で全身全霊でやっていきたいと思います」と熱く抱負を語った。

 さらに、ディープ山崎の膨大なセリフ量に「ちょっと今は尻込みしていて弱気モードに入っています」と不安そうな表情を見せるも「つかこうへいさんが生み出した言葉に込められた思いを1個1個理解して、お客さんのハートに大切なものを届けたいと思います。絶対にいけます!やります!」と自分自身に言い聞かせるかのように宣言。

 そんな戸塚に対し、錦織は「前回一緒にやった作品では等身大の初々しい姿が見られたので、今回は今までに見たことがない狂気のとっつーが見たい。いい意味でファンの人が一瞬引くような…。そういうふうに演じていただきたいと思います」と期待を寄せた。

 舞台『広島に原爆を落とす日』は4月3~6日まで京都・南座、4月14日~23日まで東京・池袋サンシャイン劇場で上演される。

戦後70周年特別企画『広島に原爆を落とす日』
作:つかこうへい
脚色・演出:錦織一清
出演:戸塚祥太、早織、蔵下穂波、阿南健治、曽我廼家寛太郎、逸見輝羊、杉山圭一、三浦祐介、胡蝶英治、小川智之、藤山扇治郎
製作:松竹株式会社
主催:松竹株式会社 関西テレビ放送(南座)
協力:つかこうへい事務所

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