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主演は小松菜奈!綿矢りさ作品初連続ドラマ化決定

 5月にスタートするWOWOWプライム「土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW」は、芥川賞作家・綿矢りさの原作小説「夢を与える」を放送する。娘に夢を託す元モデルの母と、スターの座に上り詰めるも、やがて転落していく美しい娘が織り成すスキャンダラスな物語。出演は、小松菜奈、菊地凛子、真剣佑、濱田龍臣、夏帆、オダギリジョーほか。

 2004年に「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した綿矢りさの小説「夢を与える」。美しく健やかに育った主人公が、華やかな芸能界で成功しながらも、彼女に過剰な思い入れを持つ母親、芸能プロダクション、CMクライアント、広告代理店、テレビ局の人々の欲望の渦に巻き込まれていく。友情、恋愛、裏切り、母娘(おやこ)の葛藤。現実社会をほうふつとさせるようなスキャンダルに巻き込まれながらも、強く成長していく主人公の姿をビビッドかつ繊細に描いていく。

 監督を務めるのは、ギャラクシー賞2014年11月度月間賞を受賞した「連続ドラマW グーグーだって猫である」、映画『のぼうの城』の犬童一心。

 主演に、映画『渇き。』で数々の映画賞新人賞を受賞した小松菜奈、そして『バベル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『パシフィック・リム』など、ハリウッドでの活躍も目覚しい菊地凛子。脚本に『凶悪』の髙橋泉、音楽に『ヘルタースケルター』の上野耕路を迎え、美しさと残酷さを併せ持つスキャンダラスな物語に。

 小松は「今回の役は14歳から18歳までの1人の少女を演じさせてもらいます。周りの環境や、感情的にも微妙なものを抱えている年頃の子を、どう私なりに演じていくか、自分でも楽しみです。また新たな役を演じるのにわくわくしています!」と意気込みを語った。

 ダブル主演の菊地は、作品について「夢を与えるという、肯定的なタイトルでありながら、夢を与えるとは一体何なのか、虚構の世界の中だけで、鈍く響く言葉のように感じ、また主人公がそれに翻弄されていくというのは、大変に見応えのある作品になるのではないかと思いました」と。小松が演じる少女の母親役については「大きな子がいる母親役は今回初めてで、母性はありながらも、娘を自分の思いのままにしていこうとする役柄です。彼女の神経質な部分を楽しんで演じています」と。

 監督の犬童一心は「美しさを持った成長物語と、醜悪さが露になった社会派サスペンスをミックスして、テレビドラマならではのグルーブと興奮を作り出してみたい」と。原作の綿矢が「現在の芸能界の話がドラマになるなんて、夢見たいだけど、空恐ろしい」というように、リアルすぎる内容なだけに、いったいどんなアイデアと手法で連続ドラマになるのか楽しみ。

「連続ドラマW 夢を与える」は5月16日(土)後10・00スタート。全4話。初回無料放送。

<ストーリー>
 13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマ(ド・ランクザン望)と、日本人の母親・幹子(菊地凛子)、そして2人の娘である美しい少女・夕子(谷花音)。それは完全無欠な家族のよう。
 幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野(オダギリジョー)に見いだされた夕子は芸能界入りする。
 数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松菜奈)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ・・・急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃(真剣佑)と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった。

 
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