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小泉孝太郎「大きな転機となるような作品に」社会派医療サスペンス「死の臓器」ドラマ化

『日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW 死の臓器』

 小泉孝太郎主演で医学界のタブーに迫るドラマ『日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW 死の臓器』(WOWOWプライム)が7月12日(日)にスタートする(第1話無料放送、全5話)。

 『~死の臓器』は、麻野涼の小説を原作に、臓器売買の闇と現在の移植医療の倫理をリアルに描き人命の在り方を問う社会派医療サスペンス。患者を救うために必要とされる「臓器移植」をテーマに、大病院と製薬会社の暗躍と現代医療の倫理を問う。

 小泉が演じるのはテレビ番組の制作会社のディレクター・沼崎。“真実の報道”にこだわる誠実な性格ではあるが、一方で報道の正義に翻弄され苦悩する主人公を演じる。さらに医療倫理のはざまで葛藤する医師役に武田鉄矢。脚本を「世にも奇妙な物語」シリーズを数多く手掛けてきた高山直也と「連続ドラマW トクソウ」の鈴木智、監督を映画『キサラギ』で第31回日本アカデミー賞優秀監督賞など数々の賞に輝いたほか、『ストロベリーナイト』『脳内ポイズンベリー』といった話題作のメガホンを多数取ってきた佐藤祐市と「世にも奇妙な物語」シリーズの植田泰史が担当する。

■監督:佐藤祐市コメント

Q.医学界のタブー、「死の臓器」に監督が決まった時の感想

ドラマWは、いつかやりたいと思っていたので、決まった時は正直大変うれしく思いました。
でも原作を読んで「これは難しい作品だ」と感じました。臓器売買は勿論違法行為ですが、“レストア腎移植”という存在を初めて知ったからです。グレーゾーンに相当する事象をどうやってエンタテインメントとして構築するのか?これが最大の問題です。作品を創ると言うのはいつでも挑戦だと思っていますが、今回はハードルが高いと感じています。

※レストア腎移植は、癌に侵された腎臓を摘出し、癌の病巣を取り除いたのちに、腎臓を修復し、その腎臓をレシピエントに移植するという術式。

Q.主演の小泉孝太郎さん、武田鉄矢さん、これまでやられているキャストが出演します。撮影に入るにあたり期待していることなど。

以前仕事をご一緒したキャストと再び仕事ができるのはとてもうれしいことです。
現場ではコミュニケーションが大変重要です。お互いを知っているということは、意思疎通を図りやすいという意味で優位になります。
しかし、知っている相手だからこそ以前の仕事よりも良い作品に仕上げなくては、折角の優位性を生かしたことにはなりません。これも挑戦です。
キャストの方々も、そう言う挑戦を楽しみながら現場に臨んでくると思います。
楽しみです。

Q.視聴者の方へ意気込みとメッセージ

とても難しいテーマを扱うからこそできる新しいドラマになれば素敵だなと思います。地上波の連ドラとも映画とも違う、5話のドラマ。
いろいろなことに挑んで創り上げて行きたいと思っています。

■主演:小泉孝太郎コメント

Q.連続ドラマW「死の臓器」へ出演するに当たっての感想

WOWOWのドラマは骨太で見応えあるドラマを作っているということは感じていたので、今のこの30代半ばという年齢から考えても、こういった社会派ドラマをやりたいと感じていました。そして、そういったことをちょうど考えてマネージャーと話していた3日後に、このドラマ出演のお話があり嬉しかったです。あとあと振り返った際に、30半ばでの大きな転機となるような作品にしたいと思います。

Q.映像制作会社のディレクター・沼崎を演じるにあたって

今回演じる沼崎という役は、最終的にこれが正しいだという答えを出す役ではないので、自分がこれは正しいと思う部分もあればそうでないと思う部分もあるだろうし、その中で揺れ動く沼崎というところを一番表現したいと考えています。

Q.初共演となる武田鉄矢さんについて

百戦錬磨の方ですさまじい存在感があるので、考え過ぎずに直観を大事にして、新人の挑戦者として自分の感覚や感性のまま演じたいと思います。

Q.視聴者の方へメッセージ

今回の作品は本当にヘビーなので、正しいのか悪いのか、全て撮影し終わらないと答えが出ないと思っています。もしかしたら撮影し終わっても答えが出ないかもしれない。それを視聴者の皆さんと答えが出なくても、この「死の臓器」という全5話の中で皆さんがどう向き合ったかという感想を楽しみにしています。今の日本の医療の現状を考えると、サイコロを上から見るのか下から見るのかで数字が違うように、視聴者の皆さんと僕も答えが出ない難しい作品ですが、だからこそ、このドラマの中で僕も皆さんも一緒にこのテーマで向き合える時間を共有できたらなと思っています。自分も撮影が終わった時にどう感じるのか、自分がどう思うのかを楽しみにしたいと思います。

日曜オリジナルドラマ
連続ドラマW 死の臓器

WOWOWプライム
7月12日(日)スタート(全5話)[第1話無料放送]
毎週日曜 後10・00

■ストーリー
テレビ番組の制作会社のディレクター・沼崎恭太(小泉孝太郎)は、富士の樹海で女性の遺体を発見する。法医解剖で凍死と判断されたが、片方の腎臓が摘出されていることも判明。刑事の白井(豊原功補)は心に何か引っ掛かるものを感じる。
一方、療聖会日野病院では、患者の高倉治子が人工透析を受けていた。治子の体は限界に近づいており、娘の裕美は主治医の日野誠一郎(武田鉄矢)に自分の腎臓を母に移植するよう懇願。しかし日野は頑として受け付けない。
そんな中、救愛記念病院にけがをした男女が搬送されてくる。男女にあったそれぞれの手術痕から院長の大田勇(小木茂光)は、この男女の間で行なわれた腎臓移植を知る。そしてその腎臓が金で売買されたことを知り、警察に通報。執刀した日野は警察に任意同行を求められる。そのニュースに触発された沼崎は、樹海で見つけた遺体と臓器売買の関係について継続取材を決意。やがて医療現場の闇に近づいていく。

原作:麻野涼「死の臓器」(文芸社文庫刊)
監督:佐藤祐市(『キサラギ』『ストロベリーナイト』『脳内ポイズンベリー』)、植田泰史(「世にも奇妙な物語」シリーズ)
脚本:高山直也(「世にも奇妙な物語」シリーズ)、鈴木智(「連続ドラマW トクソウ」)
音楽:末廣健一郎
出演:小泉孝太郎 豊原功補 小西真奈美 小木茂光 川野直輝 新妻聖子 柴俊夫 武田鉄矢 ほか

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