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マキノノゾミ×堤幸彦&中村勘九郎×松坂桃李でスペクタル時代劇「真田十勇士」上演決定

日本テレビ開局60年特別舞台「真田十勇士」に出演する中村勘九郎(左・猿飛佐助役)と松坂桃李(右・霧隠才蔵役)

 中村勘九郎、松坂桃李出演の舞台「真田十勇士」の上演が来年1月に決定した。

 舞台「真田十勇士」は、日本テレビ開局60年の記念事業として、戦乱の世の有終を飾る伝説のヒーロー「真田十勇士」の物語を、最強のメンバーとかつてないスケールで描く、スペクタクル時代劇の決定版。戦国時代の幕引きとなった大坂の陣の開戦からちょうど400年という節目の年(2014年)に、平成版のオリジナル真田十勇士を生み出す試み。

 脚本は「ローマの休日」「十三人の刺客」などの話題作を次々と手掛け、情感豊かな人間ドラマの造形で評価の高いマキノノゾミ、演出は日本を代表する映画監督で、舞台演出家としても「テンペスト」などで絶賛されている堤幸彦。日本が誇るこの2人のクリエイターはこれが初顔合わせとなる。

 主役の猿飛佐助には、第20回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞し、2012年2月に六代目を襲名した歌舞伎俳優・中村勘九郎。霧隠才蔵を、映画、ドラマ、舞台などで活躍する演技派俳優松坂桃李が演じる。

 真田十勇士の真実を描き出す日本テレビ開局60年特別舞台「真田十勇士」は、2014年1月、東京・青山劇場で上演予定。マキノ、堤、勘九郎、松坂のコメントは以下のとおり。

舞台「真田十勇士」公式サイト(http://www.ntv.co.jp/sanada60/)

★マキノノゾミ コメント
「真田十勇士』の脚本を担当させていただけることは、素直にうれしいです。チャンバラと忍者って、元来、男の子が大好きなものですしね。
 原作となる物語自体も、史実ではなく架空のものですから、その意味ではいろいろと自由な発想ができるところが助かります。今までの「真田十勇士」とはひと味もふた味も違う新しい「真田十勇士」の物語を作りたいと思っています。
 演出の堤さんとは一度お話させていただいたときに、基本方針についてはすぐに意気投合できましたし、互いに目指す方向は同じであると思っております。とにかく「面白い、爽快感のある娯楽作品」を目指します。映像作家として素晴らしい作品を数多く作っておられる方ですし、その映像感覚がどんなふうに舞台の上で視覚化されるのか楽しみにしております。
 主役の中村勘九郎さんについては、お父様のことはたいへんに残念でしたが、これからの歌舞伎界を背負って立つ方ですし、役者としてもこれからますます脂が乗って大きな花を咲かせる方ですから、これも楽しみにしております。存分に暴れ回ってもらえるような脚本を書きたいと思っております。
 松坂桃李くんも『梅ちゃん先生』でいい感性だなと思ってみておりました。今が旬の俳優さんですし、彼も楽しみですね。今回は陽性の勘九郎さんと好一対となるような陰のある役をやっていただこうと考えております。

★堤幸彦 コメント
 舞台の演出ではまだまだ未熟な私にこのような大きなチャンスをいただき、身が引き締まる想いであると同時に、持てるアイデアを総動員する決意であり、そしてお客様と共に『楽しもう!』という気持ちでいっぱいであります。『とんでもない』舞台表現、テクノロジー的にも21世紀型のエンターテインメント作品としてチャレンジしたいのですが、同時に日本人の府に落ちるオーソドキシーも持ち合わせた活劇でありたいと思います。
「真田十勇士」は、日本人のDNAに刻み込まれている日本のエンターテイメントの王道的作品です。うねる歴史の中の群像が悲喜劇を醸し出しキャラクター造形をはじめとして装置、
殺陣など、あらゆる演出上の創造力をかき立てられる素晴らしい題材だと思います。
 脚本家のマキノノゾミさんとご一緒することには緊張しています。マキノさんの言葉を立体にする日が来るとは…。「十三人の刺客」には度肝を抜かれました。一同が馬に乗り移動するステージング、いつ果てるとも知れないクライマックスの殺陣…今回の「真田十勇士」は新解釈とのこと。胃が痛むほど緊張します。
 主演の中村勘九郎さんには「はじめまして」のひと言からではありますが、猛烈に楽しめそうな予感がします。みんなで舞台表現の限界を突破する、その先陣を切っていただけそうな…期待しています!
 松坂桃季さんも同じく一瞬お会いしただけですが、やはり既成の流れを壊すという『同じ舟』に乗ってくれそうな予感。楽しみです!

★中村勘九郎 コメント
 僕は歴史が好きなので、「真田十勇士」のお話はもちろん知っていますし、この作品に出られることは光栄です。特に真田幸村が好きなんです。僕の本名が雅行(まさゆき)で、幸村のお父さんが昌幸(まさゆき)だっていうこともあって、子供のころから身近に感じていました(笑)。「真田十勇士」は自分にとってのヒーローなので、そのうちの1人を演じられてうれしいです。猿飛佐助が主役になっていますが、十勇士は全員が主役だと思います。
『真田十勇士』という作品は、日本人が失いつつある心や、何かのために信念を持ってやりぬくという、典型的な人物が描かれていると感じます。プライドを持って生きることの大切さや、人間の持っている根本的な部分を伝えたいと思っています。新しい『真田十勇士』を今回のメンバーで創り上げたいです。
 僕が演じる猿飛佐助は有名な人物で、イメージがついているので、役作りが難しいです。
脚本のマキノさんが、これまでとはまた違った佐助を書いていただけそうですし、もちろん佐助もそうですが、この舞台で新しい十勇士が誕生しそうで、楽しみにしています。
 堤さんの映像作品は何本も拝見していますし、ドラマや映画では、コミカルな部分があったり、ビシッとビジュアルで魅せる部分があったりして、今からご一緒するのが楽しみです。マキノさんについては、獅童さんが『浪人街』などに出演されているので、アドバイスをもらおうと思います。
 松坂桃李さんは霧隠才蔵の役のイメージに合っていると思います。お会いするのを楽しみにしています。立ち回りが結構多い舞台になるはずなので、自分が動けるか心配です。若い松坂さんに殺陣を担ってもらいたいです。僕はあまり動かない佐助にしてもらおうか
な…(笑)。

★松坂桃李 コメント
「真田十勇士」という演目は舞台、映画、ドラマなど これまで様々な形で表現されてきているので、そういう題材に自分も関わることができて非常にうれしく思っています。
 本格的な時代劇に参加するのは初めてですが、その初めてが映像ではなく、生の舞台というのがすごく幸せだと感じています。
時代劇をやるということ=歴史を遡るということだと思いますし、舞台だと稽古期間を含め長い期間、その時代に浸れるから素敵だと思います。
 霧隠才蔵は元々マネージャーと「霧隠才蔵っていつかやってみたいんですよね」
という話をしていた翌日に、今回の舞台のオファーをいただきました。まだ、雑誌とか番組とかでも話していたわけではないのに…と、すごく驚いたし、鳥肌が立ちました。こういう役との出会い方は初めてで、今は台本を手にするのすら、ドキドキしてしまう気がします。
 演出の堤さんとは、かねてよりお仕事をしてみたいと思っていた好きな監督。映像では非常にトリッキーなものが多く、作品ごとに新たな試みや挑戦を感じさせてくれる方だと思っていました。舞台でどのようなトリッキーな世界を魅せてくれるのか、平成の時代にどんなことを仕掛けてくれるのか、今から楽しみです。
 主演の中村勘九郎さんは次世代の歌舞伎界の第一人者として走っている方という印象がまず、あります。役者としての原点というか、本家というか、そういう伝統芸能の中で生きてこられた方だと思います。表面的なことだけでなく、内面に在るものをご一緒させていただく3ヶ月という時間の中で盗めるだけ盗んでいこうと思っています。自分の財産になる作品にしたいです。

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