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ピース・又吉とNEWS・加藤が直木賞作家・朝井リョウと作家トーク

『タイプライターズ~物書きの世界~』に出演するピース又吉直樹

 作家としても注目を集めるピースの又吉直樹とNEWSの加藤シゲアキがメーンMCを務めるバラエティ番組『タイプライターズ~物書きの世界~』(フジテレビ)が6月26日(金)に放送される。

 この番組は、かたや芸人、かたやアイドルながら、ともに小説家としての顔を持つ又吉と加藤が、作家をゲストに招き、知られざる素顔や執筆の裏側を探求していく、史上初の物書きの物書きによる物書きのためのバラエティー。ゲストのゆかりの地や、なじみの場所を共に訪れ、この場所の思い出やエピソードから、小説の着想を得る機会、創作の裏側など、幅広くトークを繰り広げていく。又吉と加藤は、この番組がテレビ初共演となる。

 ゲストに招かれた作家は、直木賞作家・朝井リョウ。又吉、加藤、朝井の3人が顔をそろえるのは、今回が史上初となる。収録は、まず朝井の出身校である早稲田大学からスタート。構内の教室で、3人は創作の仕方や秘話、編集者との向き合いなどの裏側、またデビュー前の思い出などを語り合った。

 その後、朝井が「緊張する場所」と言う美容室に場所を移し、トークを再開。朝井から、美容室が苦手な風変わりすぎる理由から、「(洗髪で)髪を拭いてもらった分、美容師さんからののしってほしい」という心の内や、美容室で過去、職業をシステムエンジニアと偽っていたというエピソードなどが明かされ、又吉と加藤も思わず爆笑。作家の日常に切り込むトークが繰り広げられた。

 最後は、今年4月に文藝春秋より発刊された朝井の新刊『武道館』にちなんで、武道館を窓から見下ろせるカフェに場所を移し、『武道館』に関して、そして『武道館』で描かれるアイドルというテーマについてトークが繰り広げられた。

 まるで旧知の友のように、番組スタッフからストップが掛かるまで、話が途切れることがなかった3人。収録が終わり、朝井は「この番組に2回目があるといいですね」と、レギュラー化への期待を寄せた。

 また、又吉は「僕も考えすぎだとよく言われるのですが、朝井さんの考えすぎはすごかったです」と言い、加藤も「考えすぎだと僕もよく言われてきましたが、朝井さんと比べると普通だな、と思えて、逆にショックでした(笑)」と朝井との収録の感想を語った。

 そして「今後、この番組に来てほしい作家は?」という話になり、又吉は「中村文則さん、西加奈子さん」、加藤は「舞城王太郎さん」とそれぞれ名前を挙げ、「番組タイトルが物書きなので、エッセイストでも歌人でも脚本家でも、幅広くお会いしたいですね」と加藤から期待が述べられた。

■出演者コメント

Q:お二人はテレビ初共演でしたが、いかがでしたか?

又吉直樹「加藤さんは冷静で色んなところを見ているな、と思いました。僕が加藤さんぐらいの年齢の時は、日記に何も書くことが無いというような日々を送っていたので、これから先、どうなっていくのだろうと、楽しみに思いました」

加藤シゲアキ「もともと、とても面白い方だとは思っていましたが、今回、芸人さんではない又吉さんの一面をたくさん見させていただき、人間として思っていらっしゃることなどいろいろとお話を聞かせていただいて、とても興味深かったです」

Q:お互いの作品を読まれての感想をお願いします。

又吉「加藤さんの作品は、物語の展開がすごいですし、加藤さんしか書けないだろうな、という独自性がたくさんあると思いました。また、物語に書いてある遊びと全く同じ経験はしていないのに、読めば“地元のツレとそんな遊びをしたな”と自然に想像できるくらい、会話が本当にリアルです」

加藤「たくさん本を読まれてきたからこその日本語の美しさ。また、泣かせることより笑わせる方が難しいと言われますが、最後には感動的な展開がありつつも、ユーモアがずっと文章から匂い立ち、終始、面白く読んでいられました。自分も、もっと本を読もうと思わされました(笑)」

Q:視聴者の方へ、番組の見どころやメッセージをお願いします。

又吉「加藤さんや朝井さんの作品に関することや、どのように執筆しているのかという話が聞けて、本が好きな方はもちろん、本があまり好きではない方にも楽しんでいただける内容になっていると思います。また、自分の意見をハッキリと言う加藤さんの芯の強さにも注目していただきたいです」

加藤「本好きの方には間違い無く面白いと思います。また、作家になりたいと思われている方が多い、という話を聞いたことがあるのですが、そういう方の背中を押せる部分もあると思います。そして、もんもんとしている方の心にフィットするような部分も、もしかしたらあるかもしれません。興味深いところもあれば、単純に笑えるところもあって、色んな方にこの番組をみていただきたいな、と思います。僕自身も、この番組の放送がすごく楽しみです」

『タイプライターズ~物書きの世界~』
フジテレビ※関東ローカル
6月26日(金)深1・40~2・40

■出演者
MC:又吉直樹、加藤シゲアキ
ゲスト:朝井リョウ

<MC著書内容>

又吉直樹著『火花』(文藝春秋)
主人公の僕は、お笑いを始めたばかりの芸人。ある日、熱海の花火大会で先輩芸人の神谷に出会い、師弟関係になり芸人として売れることを目指す。しかし二人は売れず、神谷は借金を抱えて姿を消し、僕は芸人を辞めた。それから月日が経ち、僕は神谷と再会するが-。

加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』(角川書店)
小学生の頃からの幼なじみである河田大貴と鈴木真吾は、大学までの青春時代を共に過ごす。高校生の時に二人とも読者モデルから芸能活動をスタートさせたのだが、真吾だけが売れていき、大貴はエキストラから抜け出せない。やがて二人は絶縁の仲となったが、ある日の再会をきっかけに、運命が動き始める。

加藤シゲアキ著『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA)
加藤シゲアキ初の短篇集。突如現れた女性の感性と魅力にのめり込んでいく美大生の恋の行方を描いた「染色」。突如降ってきた食べられる宇宙生物をめぐる近未来SF「イガヌの雨」。二人の男子中学生の生と愛、大人になることの葛藤を描いた書き下ろし作品「にべもなく、よるべもなく」など、全6編。

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