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R・ゼメキス「私の集大成」高さ411m命綱なしの綱渡りを映画化「ザ・ウォーク」

ロバート・ゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ/一期一会」「キャスト・アウェイ」などで知られるロバート・ゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」の記者会見が、メキシコ・カンクンで開催された「Summer of Sony Pictures Entertainment 2015」で行われた。

「ザ・ウォーク」は、1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターのツインタワーの間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411m、地上110階で命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティを描く意欲作。新しい映像魔術で観客を魅了し続けてきたゼメキス監督がメガホンを執り、「インセプション」で注目を集めたジョセフ・ゴードン=レヴィットがプティを演じる。

 会見には主演のレヴィットのほかに、彼の指導役であるベン・キングズレー、彼のガールフレンドを演じるシャルロット・ルボンが出席。ゼメキス監督はスカイプで参加した。

 ゼメキス監督は「2006年から企画を練り始めていた。実際に高位のワイヤー上で歩くというのはどういう感じなんだろう?普通、人は見上げるだけだけれど、 彼が感じていた経験をリアルに映像にするというのは、今まで誰もしたことがないと思ったんだ。フィリップには徹底的に協力してもらった。そして地上411mを感じるため、リアリティーある映像が完成した。当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって、いままで駆使してきた映像技術のをすべて使った本作は、私にとっては集大成的作品といえる」と語った。

 主演のレヴィットは、現在もNYに在住しているフィリップ本人から特訓を受けたことを明かし、「ワイヤーを倉庫にセッティングして練習したんだ。足がすごく痛かった。『8日目には歩けるようになる』と言われて本当に8日目にはできるようになった」と。また「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「フライト」までゼメキス監督のファンであり、自身も「ドン・ジョン」で監督経験のあるレヴィットは、監督としての演出技術もゼメキスから学んだと、尊敬する大先輩との仕事の喜びも語った。

 ゼメキス監督はプティについて「アーティストであると同時に偉大な犯罪者かもしれない。映像が残っていないので作り話めいてもいるが、彼の想いは夢を追う誰でもが共感できるものだと思う」と語った。

「ザ・ウォーク」
2016年1月23日(土)全国ロードショー

原作:「TO REACH THE CLOUDS」 by フィリップ・プティ
監督:ロバート・ゼメキス、
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(『 (500)日のサマー』『インセプション』 )、ベン・キングズレー(アカデミー主演男優賞受賞)

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