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山一證券破綻とその後…残った社員たちの実話をドラマ化「しんがり~」今秋放送

日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~」の原作:清武英利「しんがり 山一證券 最後の12人」(講談社)

 1997年に自主廃業に追い込まれた山一證券に最後まで留まり、会社消滅の原因となった簿外債務の真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちの姿を描く日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~」(WOWOW)が今秋放送されることが決定した。

 原作は、2014年度講談社ノンフィクション賞を受賞した清武英利の話題作「しんがり 山一證券 再度の12人」。1997年に突然発表された山一證券の自主廃業は、日本経済に大きな打撃を与えるだけでなく、日本の終身雇用の終わりを告げる事件ともなった。本作は、会社の消滅のときまで仲間と共に闘い続けた熱き社員たちの姿を描いており、さまざまなリスクやストレスの多い現代の日本社会に生きるすべての人に、未来に向かって生きていく活力とエールを贈る、社会派ヒューマンドラマとなっている。

 原作の清武は「しんがりたちはドラマに向いていないと思っていた。彼らは半沢直樹のようなスーパーマンではなく、何事もなければ他人に知られることもなかった普通のサラリーマンであり、OLだから。たまたま、山一證券の破綻のときに会社の後列から押し出され、心の奥底の固い芯が現れたのだろう。企業敗戦はどこにでもあり得ることで、私たちの隣にある現実だ。もしもこのドラマに心を動かされる人がいたとしたら、その人のなかにも『しんがり人』と同じような抵抗と希望のちからが潜んでいるからだと思う」とコメントを寄せた。

 ドラマの監督を務めるのは、平成25年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞した「ドラマW チキンレース」、映画「柘榴坂の仇討」の若松節朗。脚本は「相棒」シリーズを手掛ける戸田山雅司。

「連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~」
2015年9月放送予定
WOWOWプライム
毎週日曜後10・00~

■ストーリー
1997年11月、四大証券の一角を占める“人の山一”と呼ばれた山一證券が自主廃業を発表した。幹部ですら直前まで、約2600億円もの帳簿外の債務があったことを知らされていなかった。簿外債務の法律違反があること、会社が大きすぎて財務体力も銀行の支援もないことから、大蔵省は、事業を継続しながら自主再建する「会社更生法」の適用ではなく「自主廃業」を求めた。2600億円の簿外債務は、いつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのか。役員までもが沈没船から逃げ出すなか、最後まで会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちがいた。彼らは社内から“場末”と呼ばれ、煙たがられた部署の連中だった。彼らは、戦に敗れて退くとき、軍列の最後尾で戦う“行軍(しんがり)”そのものだった―。

番組特設サイト(http://wowow.co.jp/dramaw/shingari

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