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小栗旬、松坂桃李、福士蒼汰、有村架純、広瀬すずが戦争とは何かを学ぶ『私たちに戦争を教えてください』8月放送

『私たちに戦争を教えてください~』で戦争体験者に話を聞く小栗旬

 終戦70年を迎える今年2015年8月15日の「終戦の日」にドキュメンタリー番組『私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる 今日、聞いておかなければいけない声がある~』(フジテレビ系)が放送される。

 終戦時に10歳以上だった戦争の記憶がある世代の人口は、この15年でほぼ半減している(2000年時の65歳以上人口は2204万人、2015年現在の80歳以上人口は1013万人)。これら生き証人の世代が減少し、対照的に戦争を知らない世代が増加、もはや親、子、孫の3世代に渡って戦争を知らない家庭も少なくない。

 番組では、戦争を知らない若者5人が、自分と同じ年頃を戦争のまっただ中で過ごした戦争体験者に会い、自分の言葉で問いかけ、戦争とは何かを学んでいく。戦争を知らない世代の代表として、小栗旬、松坂桃李、福士蒼汰、有村架純、広瀬すずの5人が「いま、会っておかなければいけない人がいる。今日、聞いておかなければいけない声がある」という番組コンセプトを体現していく。

 番組を企画したフジテレビ編成部の増本淳は「私自身、2007年にドラマ『はだしのゲン』を制作した際、初めて祖父母に戦争の体験談を聞き、こんな身近に戦争というものがあったのかと驚きました。いま、日本ではそういった戦争を経験なさった方々が年々減っています。終戦70年という節目に、これからの日本を担う多くの若者たちが、あの時代を生きた家族や周囲の人々などに話を聞いてみようと思うきっかけにこの『わたしたちに戦争を教えてください』がなれればと願っています」と語っている。

 取材は6月初めからスタート。ナビゲーターとなる5人は「私たちに戦争を教えてください」と、それぞれのテーマに向きあい、日本全国へ、さらにはハワイ・パールハーバー、ペリリュー島などへと飛ぶ。

■小栗旬
「なぜ、戦争が始まったのですか?」 取材地:ハワイ/長野
 小栗旬が真珠湾攻撃に参加した元ゼロ戦「天才」パイロット、原田要さんと、パールハーバーで攻撃を受け沈められた米海軍戦艦アリゾナの元乗組員などに話を聞く。
小栗は原田さんの取材を終え「戦争が人にいったい何を与えるのか? 想像はできても実態として体験していないものなので理解することができない。あの真珠湾攻撃を実際に体験した方から直接お話を聞くことができ、本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。ぼくたちは戦争というものを体験したくはないし、世界からも争いがなくなってほしいと強く強く思う」と語った。

■松坂桃李
「玉砕ってなんですか?」 取材地:パラオ・ペリリュー島ほか
 1万人の日本兵のうち、生存者わずか446名というパラオの激戦地ペリリュー島へ松坂桃李が飛ぶ。そこで、生存者のうちの一人となった元日本軍兵士に話を聞く。最初は語りかける言葉も出なかった松坂だったが、ついには兵士として人を殺さなければならないという現実に、いかに向き合ったのかと問いかける。
 松坂は「僕はこの地に訪れて、当時ペリリュー島で壮絶な戦いがあったんだという事実に歩み寄るきっかけをもらいました。近寄れば近寄るほど本当に自分は戦時中の日本のことを何も知らなかったんだと思いました。“歩み寄る=知る”ということだと思います。忘れられる怖さを強く感じました。だからこそ僕たちは歩み寄り、できるだけ当時の記憶を受け取り伝えていかなければ、この70年前の戦いの記憶が消えてしまうんじゃないかと思いました」と語った。

■福士蒼汰
「特攻ってなんですか?」 取材地:東京・市ヶ谷/鹿児島・鹿屋基地
「原子爆弾が落とされた日知っていますか?」 取材地:広島
 福士蒼汰は神風特攻隊の生存者、千玄室さんに出会う。千さんは、生き残ったものの、多くの友人を無くした喪失感をいまだに抱き続けているという。「今も仲間の声が聞こえる、顔が思い浮かぶ」という千さんの言葉に涙が止まらない福士は「自分には信じ難く、イメージしづらいことでした」と語る。福士は今回の番組を契機に、戦争について初めて家族に話を聞き、実は、福士の祖父も特攻隊員の候補だったと知って驚いたという。
 福士は「あまり当時のことをお話ししたくないのではないかと思っていましたが、思い出しながらいろいろとお話してくださいました。今まで、戦争の悲惨さや戦争をしてはいけないということはわかっていましたが、具体的にどうすればよいのかという答えがわかりませんでした。今回、“まずは家族を守ろうよ”と言われて…。そういう気持ちを持ち続けていけば平和な世の中になっていくと思いました」と語った。
 さらに福士は広島に向かい、原爆投下から3日後には走っていた路面電車、通称「被爆電車」の運転手、当時10代の少女だった増野幸子さん、児玉豊子さんに会う。二人の話を聞き、70年前の広島に思いをはせる。

■有村架純
「少女は沖縄で何を見たのですか?」 取材地:沖縄
 有村架純は国内最大の地上戦の舞台、沖縄に飛び、悲惨な地上戦の中を生き抜いた一人の女性と出会う。激戦地で逃亡の途中、家族とはぐれ、たった一人で戦場をさまようことになった幼い少女が見た光景、それはあまりに壮絶なものだった。
 有村は取材を終え「現代では子供が、死ぬということ、自分の死に方なんて考えないはずです。でもそういうことをその歳で考えさせてしまう戦争という環境はすごく残酷だなと強く感じました。戦争には世間で語られていることよりも、もっともっと計り知れない重いものがあると思います。そこがわからないということが戦争を体験していないということなんだと実感しました。ちゃんと自分が得たもの、得た言葉を頭に焼き付けて忘れないようにしたいと思います。お話を聞かせていただいてよかったです」と語った。

■広瀬すず
「特攻隊員との淡い恋」 取材地:福島
 広瀬すずは目の前に死が迫る中で生まれた恋を追体験する。福島の原町陸軍飛行場近くにあった牛乳店の看板娘、当時15歳の加藤美喜子さんは、特攻隊員と恋をし、文通していた。加藤さんのもとを訪ね、特効隊員たちが書き残した言葉を目にし、テープに録音された当時の肉声を聞いた時、広瀬は何を感じるのか。
 8月の取材に向け準備中の広瀬はロケを前に「10代の私達からすると学校の授業でしか戦争について考えた事がありませんでした。自分の知らない世界や想像もできないことがそこにはいっぱいあるんだろうな、と思います。私も番組を通して、皆さんと一緒に“戦争”について考えてみたいと思います」と語る。17歳になったばかりの広瀬は当時15歳だった女性に「今、当時を振り返っての思いを聞いてみたいです」という。

<参考データ>
戦争当時10歳以上の世代の人口推移
1990年 2936万5000人
1995年 2573万6000人
2000年 2204万人
2005年 1830万人
2010年 1419万人
2015年 1013万人

※1990年、95年は「国勢調査」より
 2000年、05、10、15年は平成26年9月14日総務省「統計から見た我が国の高齢者(65歳以上)」より

終戦70年ドキュメンタリー企画
『私たちに戦争を教えてください
~いま、会っておかなければいけない人がいる
今日、聞いておかなければいけない声がある~』

フジテレビ系
8月15日(土)放送

■出演
小栗旬
松坂桃李
福士蒼汰
有村架純
広瀬すず

■スタッフ
編成:増本淳
プロデュース:成田一樹
制作:情報制作局

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