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江口洋介主演「連続ドラマW しんがり」9月放送 山一證券の自主廃業描く

「連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~」(WOWOW)が9月20日(日)から放送されることが決定した。

 原作は、2014年度講談社ノンフィクション賞を受賞した清武英利の話題作「しんがり 山一證券 再度の12人」。1997年に自主廃業に追い込まれた山一證券に最後まで留まり、会社消滅の原因となった簿外債務の真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちの姿を描く。

 主演は、最新作『天空の蜂』など数々の映画やドラマで活躍している江口洋介。共に闘う仲間たちは、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信らが演じる。さらに、破綻の元凶を作った会長役に岸部一徳など、個性豊かな演技派俳優が名を連ねる。映画『沈まぬ太陽』を手掛けた若松節朗が監督を務める。

 江口は「最初に原作を読ませていただいて、12人の社員の方々が成し遂げたことのすごさに感銘を受けました。原作者の方がこの作品はドラマ向きではないとおっしゃるように、このドラマには専門用語や事実の説明も数多く出てきます。しかし、ドラマ向きではないものを、どういうふうにドラマらしくしていけばよいのか、山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」と。

 今回演じる梶井達彦というキャラクターについては「梶井のような上司や政治家がいたら社会は変わるだろうな、という他人任せな考え方自体が違うのではないかと思います。お互いのバイブレーションや情熱をぶつけ合って、共に高めあっていく。そのことができたから、エリートでもなく特別でもない普通の社員たちが大企業消滅の真相究明と清算業務を成し遂げられた…そこに面白さがあるように思います。

普通の人間同士が何か言葉を交わして、会社の中で酒を飲み、上の幹部たちを助け、組織の中で人間関係を深く繋げていったからこそ、彼らは最後まで闘えたのではないかと思います。それは「人の山一」と呼ばれた山一證券には、そもそも存在していたものだと思うので、その人間味のある感じがドラマで表現できたらと思います。梶井も仲間に助けられ、ここまでたどり着いたのです。変わり者だった男が仲間と出会い、人間らしくなって、それを息子も感じ取っていくのだと思います」と思いを明かした。

 また、「梶井のように自分のことを顧みず、会社の不正を暴いていく、というのは会社愛でもあり、仕事に対しての責任、愛情、プライドがもの凄くあるように感じます。それは逆にいうと幸せなことかもしれない。それによって人は強くなると思います。不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたらと思います」を視聴者へメッセージを送った。

 若松監督は「WOWOWドラマの中にあって異質の企業集団ドラマ。特出した強いリーダーが仲間を引き連れて上層部の不正に立ち向かうシンプルな題材です。山一證券の倒産は社会に強い衝撃を与えました。その事件を借りて男たちが激しく葛藤する姿はバブル崩壊時を懐かしみ、また爽快です。知らなかったノンフィクションの醍醐味は相当に面白いです。希望に入社した会社の不正を暴くことにはかなりの勇気が必要です。自主廃業、倒産という結末が待ち構える中、“しんがり”と呼ばれた数人の仲間達にはかなりの困難がありますが、ドラマはどんどんヒートアップして面白い。巨象に立ち向う蟻たち社員の生き様に感動していただけると思います。どうぞご期待ください。このドラマは江口洋介なくして語れない、そのくらい彼に演じて頂けて光栄です」と語った。

日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」
WOWOWプライム
・9月20日(日)放送開始≪※第1話無料放送≫
毎週日曜22:00~(全6話)

■キャスト:
江口洋介 萩原聖人 林遣都 真飛聖 / 勝村政信 佐藤B作 矢島健一 
三浦誠己 霧島れいか 板垣瑞生 大河内浩 品川徹 田中健 / 佐野史郎 光石研 平田満 岸部一徳

■スタッフ
原作:清武英利『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社刊)
監督:若松節朗(『沈まぬ太陽』『柘榴坂の仇討ち』「ドラマW チキンレース」)、村谷嘉則
脚本:戸田山雅司(「相棒」シリーズ)
音楽:住友紀人(『テルマエ・ロマエ』)
製作著作:WOWOW
制作協力:共同テレビジョン

(c)WOWOW

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