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ビートたけし、西島秀俊のキャッチコピーは「高いサバ缶」

 ビートたけし主演の映画「女が眠る時」の製作発表記者会見が7月11日(土)に都内で行われ、ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督が登壇した。

 たけしは「血と骨」以来、自作以外での映画主演は12年ぶり。冒頭の挨拶では「こんにちは、渡辺謙です。トニー賞をもらえなくて殴ってやろうかと思いました」と早速ボケるたけし。すると、ウェイン監督も「渡辺謙さんと仕事をしてみたかったんだ」とかぶせ、息ピッタリ。

 本作は、短編小説「While The Women Are Sleeping」(ハビア・マリアス)を映画化したもので、スランプに陥った作家の清水が妻と郊外のリゾートホテルを訪れ、若く美しい女と初老の男のカップルに出会うことから始まるミステリー。このミステリアスなカップルに魅入られ、次第に深く入り込んでいった清水は、ついに彼らを覗くことが日常となっていく。

 親子ほど年の離れた若い美樹の体の産毛を剃り、毎晩彼女が眠る姿を撮影し続ける…そんな自身の演じる佐原のことをたけしは“ただ情けない変質者”と表現。この作品に出演しようと思った理由について「スケジュールがあったのと、ギャラがもらえるから」と笑わせつつ、「台本を見たとき、サスペンスなのか何なのか妙な…ウェイン監督の映画ってひと言で表すような作品ではないんで、そういう作品に参加できることがうれしいし、以前撮った『龍三と七人の子分たち』でコテコテのお笑いから考えれば、浅草花やしきからものすごい現代美術館に移ったような感覚ですから。自分のキャリアの中でも久々に緊張して手探りの状態が続きました。役者としても監督としてもいい経験になった」と語った。

 西島は本作について「監督からお話をいただいて2年前に香港でお会いし、役について深く深く話して自然に始まっていったので非常にうれしかったですね。撮影が始まる前からここまでのプロセス全部が幸せだった」と感慨深く語った。

 たけしの愛する若い女性・美樹を演じる忽那は「クランクインまでに何度も監督と会って、その度に、役について心境の変化はあったのか、それともなかったのかと聞かれました。なかなかない育てられ方をしてきた女性で、自分だけでは迷ってその人物像を見失うことが多かったんですが、監督は文通などもしてくださって、とにかくコミュニケーションを取りました」と美樹という役の難しさを振り返った。

 また、たけしと西島にお互いにキャッチコピーをつけるとしたらという質問がふられ、たけしが「高いサバ缶。開けてみて食ってみたらうめぇな~って」と言うと、西島は「ありがとうございます!」と答えつつも、たけしのキャッチコピーについては「勘弁してください(笑)」とたじたじ。だが続けて、「『Dolls』のときも思ってましたけど、北野さんはとにかく映画に対する情熱と愛情が深い方だというのを今回あらためて強く感じました」とまとめるも、たけしは照れ隠しか、「あと、ロケ弁がまずかった」と毒を吐いて会場を笑わせた。

映画「女が眠る時」
公開:2016年公開予定
監督:ウェイン・ワン
出演:ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ

公式HP(http://www.onna-nemuru.jp/

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