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「この国の空」長谷川博己、“すっかり大人っぽくなった”二階堂ふみと禁断の恋

 映画「この国の空」の完成披露試写会に、二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、荒井晴彦監督が登壇。本作で2度目の共演となる二階堂と長谷川が、互いの印象を語った。

 戦時中、妻子がありながらも主人公・里子(二階堂)と恋に落ちる男・市毛を演じる長谷川は、マイクの電源を入れ忘れたまましゃべりだしたり、舞台挨拶を“トークショー”と言い間違うなど、序盤から天然ぶりをさく裂させ、会場の笑いをさらっていた。

さらに、自身が演じる市毛について「得体の知れないもの」と言い表した長谷川。禁断の恋に落ちる2人の関係性については、「この状況だからそうなってしまったのだと思う。そうじゃなかったら、多分ごく普通の隣人だったんじゃないかな」と分析。二階堂も同様の意見を述べ、「やはり体に傷を負ってなくても、この2人は戦争の犠牲者。その状況下で起こってしまったのかな」と神妙な面持ちで語った。

過去に園子温監督の「地獄でなぜ悪い」で共演経験のある二階堂と長谷川。長谷川は再共演したときの二階堂の印象について「すっかり大人っぽくなって…。成長の過程を見られて、ちょっと不思議な感じ」と語り、対する二階堂は「ベネチア国際映画祭に一緒に行ったり、何度かご飯もご一緒していて、すごく仲のいいお兄ちゃんとみたい」と笑みを浮かべた。

 二階堂演じる里子の母親を演じている工藤は、二階堂を「いい意味でガツガツしている」と表現。現在英語を勉強中だという二階堂とハリウッドで演技経験のある工藤は、撮影初日から英語でやりとりしていたという。「(戦時中だから)もんぺ姿だけど、ずっと英語なんです(笑)。そのせいでいまだにふみちゃんとは日本語で話せなくて、日本語だと違和感があります」と意外なエピソードを明かした。さらに、二階堂の語学力については「(英語が)ほとんど分かるから素晴らしい」と絶賛した。

 また、本作で18年ぶりにメガホンを取り、脚本も担当している荒井監督は、「構想30年、執筆1週間、撮影1か月」と製作を振り返ったのち、「最近の映画を見ている人には退屈な映画だと思う。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とか…。でも、うとうとして目が覚めても犯人が分からなくなるような映画ではないから、安心してうとうとしてください」と、独特の言い回しで映画をアピールした。

 本作は、芥川賞作家・高井有一による同名小説を、荒井晴彦監督が映画化した終戦70周年記念作品。19歳の里子(二階堂)と、妻子がありながら里子に惹かれていく男・市毛(長谷川)の情熱的な恋模様を軸に、戦時下で懸命に生きる人々を丹念に描いた人間ドラマ。

 「この国の空」は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国公開。

「この国の空」
8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国公開

配給:ファントム・フィルム、KATSU-do
音源:曲名「この国の空」のテーマ曲/音楽:下田逸郎、柴田奈穂

公式HP(http://kuni-sora.com

(C)2015「この国の空」製作委員会

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