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愛らしいテディベアの冒険を描いた映画「クーキー」メイキング映像公開

 

(C)2010Biograf Jan Svêrák, Phoenix Film investments, Ceská televize a RWE.

実写とパペットを組み合わせ、少年に捨てられたへなちょこテディベアの冒険を描いたチェコ発のアドベンチャーファンタジー映画「クーキー」のメイキング映像が公開された。

 本国では2010年5月に公開され、初登場1位を記録するだけでなく、年間でも「トイ・ストーリー3」「トワイライト サーガ」などのハリウッド大作を抑えての大ヒットとなった本作。チェコ伝統のマリオネットによるパペット映画でありながら、スタジオを飛び出し実際の森の中にロケセットを組むなど、予定の3倍となる100日間もの撮影を要した。

 監督は、「コーリャ 愛のプラハ」で第69回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したヤン・スベラーク。日本国内では、スタジオジブリが初めて洋画を国内配給した作品として知られる「ダーク・ブルー」(01)の監督としても知られている。ヤン監督は、本作で描きたかったことについて「人が主役の映画では、些細すぎて映らないもの」と答えている。

今回のメイキング映像では、前代未聞の撮影手法を取ったため、四苦八苦する監督とクルーの様子が紹介されている。また、当初は6人のスタッフで35日間の撮影予定だったが、最終的には60人以上のスタッフで、撮影期間は100日を超えた。パペットと実写での撮影にこだわった理由についてヤン監督は、「近年ではCGや3Dが多いからこそ、私たちは反対のことをしようと思いました。手作りで、オリジナルで、本当に生物のにおいがしてきそうなものを作ろうと思ったのです」と語った。

 細部までこだわった本作は、監督の要望に応えるためにさまざまなタイプのパペットを作成していた。主人公のクーキーは、上からつるして全身動くタイプや棒をつけて下から操るタイプなど20種類ほど作成し、シーンによって使い分けていた。さらに森を臨機応変に利用したり、森自体をスタジオの中に作ったりして、自然なパペットたちの動きを可能にした。苦労のかいもあり、自然な人形の動きが可能になったが、主人公のクーキーが閉じ込められるシーンでは、スタッフみんなが本気で同情してしまったそうだ。

「クーキー」は8月22日(土)より新宿武蔵野館にて全国順次公開。

「クーキー」
監督・脚本・製作:ヤン・スベラーク「コーリャ愛のプラハ」「ダーク・ブルー」
キャラクター・デザイン:アマニタ・デザイン
主演:オンジェイ・スベラーク
8月22日(土)新宿武蔵野館ほかロードショー
2010/チェコ/原題:KUKYSE
95分
公式HP(http://kooky-movie.com/

(C)2010Biograf Jan Svêrák, Phoenix Film investments, Ceská televize a RWE.

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