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高良健吾、映画「蜜のあわれ」で芥川龍之介役に挑戦!

 映画「蜜のあわれ」の追加キャストが発表され、高良健吾が芥川龍之介を演じることが分かった。

 本作は、室生犀星の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変幻自在の金魚の姿を持つ少女赤子と老作家との会話で構成された、超現実主義的小説「蜜のあはれ」の映画化作品。二階堂ふみが妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子を、そして赤子と共に暮らす老作家を大杉漣が演じる。また、赤子と共に三角関係を繰り広げる、老作家の過去の女である怪しげな幽霊には真木よう子が扮する。監督は石井岳龍が担当し、撮影は室生の地元である石川県金沢市・加賀市を中心に富山県でもロケを敢行。原作小説に流れる耽美な世界観を表現したという。

 高良が演じるのは、大正時代を代表する小説家の1人・芥川龍之介(劇中の役名はアクタガワ役)。高良は「10代のころ監督の作品に頭を撃ち抜かれた記憶があります。監督は現場でも、とてもカッコよかった。紳士だった。ロックだった。僕は芥川龍之介の幽霊の役です。幽霊役も来るようになったかと不思議な喜びも感じました。石井岳龍監督の世界に参加できた喜びを感じています。ぜひ蜜のあわれ、お楽しみに」とコメントを寄せた。

また、石井監督は高良の起用について、「アクタガワの役は、最初から彼しか考えられなくて、どうしてもとプロデューサーに無理強いしました。努力家でじっくり役をつかんでいくタイプですね。久々にキレた方向の役だと思いますが、国民的作家の元祖が、あの世からよみがえり、鋭くすべてを射抜くような眼力で 狂的な熱を発し微笑む姿を、静かに熱演してくれてます。圧巻です」と語った。

映画「蜜のあわれ」は、2016年全国公開。

【STORY】
 自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。2人はかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかし何やら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体が分からず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木よう子)が現れて…。

原作:室生犀星「蜜のあはれ」
監督:石井岳龍
脚本:港岳彦
撮影:笠松則通
出演:二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、高良健吾

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