• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

「屍者の帝国」初日舞台挨拶で細谷佳正が恋に落ちた話を告白!?

(C)Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

 夭折の作家・伊藤計劃が残した3作品を劇場アニメ化する「Project Itoh」の第1弾の映画「屍者の帝国」の初日舞台挨拶が行われ、声優の細谷佳正、村瀬歩、花澤香菜、楠大典、三木眞一郎、山下大輝、牧原亮太郎監督が登壇した。

 冒頭30ページだけが遺された伊藤の長編3作目の「屍者の帝国」を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継ぎ、2人の共作として発売された同作は第33回日本SF大賞特別賞を受賞。ストーリーは、死者蘇生技術が発達し屍者を労働力として活用している19世紀末のロンドンが舞台。医学生のワトソンは自らの手で違法に屍者化を試み、その技術と魂の再生への野心を見込まれ、伝説の「ヴィクターの手記」の捜索の任務を命じられる。

 また、本プロジェクト第2作の「虐殺器官」は制作体制の見直しのため公開延期、第3作「ハーモニー」は11月13日(金)に繰り上げ公開となったことも発表された。

 主人公・ワトソンの声を担当した細谷は、「初日を迎えられ、嬉しくて笑いが止まりません」と喜びを語りつつ、「プレアフレコという画作りのためのアフレコをやったときに、台本のト書きや絵コンテだけだったのに、出来た映像を観て『死者の書』がCGになっていたことにものすごくビックリしましたね。CGなんだなっていう! 僕は感動しましたね」と小学生のような感想に会場は爆笑だったが、キャスト陣はあきれ顔。花澤には、「楽屋では細谷さんが一番『屍者の帝国』について熱く語っていたのに、どうしちゃったんですか!?(笑)」とツッコミをくらっていた。

 また、細谷は、ワトソンが花澤演じるハダリーから看病を受けるシーンを振り返り、「ハダリーが素敵で…家で観ていたとき、看病されるシーンに感情移入しすぎて、ちょっとハダリー好きになりました。あのクールな中に垣間見える優しさみたいなのがあるじゃないですか。ワトソンも病床にふけてるから、『優しい…』って、そういうのが素敵なキャラクターなんです」と興奮していると、村瀬から「楽屋でもずっとその話してるじゃないですか!」とツッコまれ会場は大爆笑に。

 最後に細谷は、「僕自身も完成品を何度も観返して、伊藤先生の文章を引き継いだという円城先生の話を聞いてから改めて観ると、円城先生がワトソンで伊藤先生がフライデーに見えてきて、ワトソンが『君の言葉の続きが聞きたかった』というのがとても切ないなと感じました。原作の背景を知った後で、二度、三度と見直すと色々な発見がある映画だと思います。名作というのは、そのとき観て満足して終わりというよりも、自分が今思っていることや、置かれている状況で全然感じ方が変わると思っていて、『屍者の帝国』はそういう作品じゃないかなと思います」と作品への熱い想いを語った。

映画「屍者の帝国」
10月2日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国劇場にて公開中
公式HP http://project-itoh.com

(C)Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える