• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

プロフリーダイビング選手・篠宮龍三の『OCEAN TRAVELLER RYUZO SHINOMIYA SUMMER 2015』上映会&スペシャルトークショー開催

 日本唯一のプロフリーダイバーである篠宮龍三が、日本各地で潜った海のスペシャルムービー『OCEAN TRAVELLER RYUZO SHINOMIYA SUMMER 2015』の上映イベントが開催された。

 この上映会は、篠宮の新しい試みであり、フリーダイビングの競技の部分ではなく、カルチャーの部分を広めるための活動。青い海の中に吸い込まれていくようにしなやかに泳ぐ篠宮の様子や、篠宮が実際に自分で撮影した映像を、大スクリーンで見応えのある、ダイバーのみならず海好き垂涎の作品に仕上がっている。

 撮影・編集などすべてを手掛けた篠宮は本作について「この作品を見てくれた人に、まるで自分も一緒に海の中を泳いでいるかのような感覚になってもらいたい。競技ではない、フリーダイビングのカルチャーを伝えたい」と語った。

 一息で潜る深さを競うフリーダイビングで、水深115m以上の世界を知っているのは、世界でたった7人しかおらず、篠宮はそのうちの1人。海の世界を通して考える「One Ocean」スペシャルトークショーでは、深く長く潜ることについて「人間は深くまで潜り呼吸を止めると息が苦しくなりますが、その原理は酸素が減るからではなく、体の中に二酸化炭素が増えるからだ」、「フリーダイビングのトレーニングではたとえ酸欠になっても二酸化炭が体中に増えないような環境を作り出す訓練をする」と話した。

 二酸化炭素が増えて苦しいと感じるシステムは、実は人間だけではなく地球も同じなのではないかと篠宮は考え、海の深くまで知り尽くした篠宮は「海の温度が高すぎると、サンゴ礁が死んでしまうことがあるが、今年は台風が多く、10月の今でも海の温度が高いと感じる。フリーダイビングを通して、地球のことや環境の問題を肌で感じ、危機感を覚えている」と訴えた。

 トークショーの後は、満員になった会場から多くの質問が飛び交い、フリーダイビングについてプロである篠宮にアドバイスを求める声や、篠宮を含め、世界で7人しか見たことがない115m以上の「グランブルー」の世界についてなど、神秘的なトークに会場は興味津々。

 最後に篠宮は、フリーダイビングを通して感じたことや、環境に関するメッセージを周囲に伝える「One Ocean」の活動を今後も広げていけるよう、様々な海でいろんな景色を見ていきたい」と締めくくった。

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える