• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

吉永小百合、“息子”二宮和也からのサプライズ手紙に感激「胸がいっぱいです」

 映画「母と暮せば」初日舞台あいさつが行われ、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督が登場した。

 本作は山田監督が「父と暮せば」を書いた作家・井上ひさしに捧げるため、長崎を舞台に母と原爆で亡くなった息子との日々を儚くも優しく描いたファンタジー作品。

「この映画の準備が始まった日から、いつかは封切りのこの日が来るんだろうとずっと心待ちにしていました。映画を観た人たちの前に立つというのは、なんていうかな…法廷で判決を聞く被告のような気持ちでもあります。とってもドキドキします」と山田監督が初日を迎えた心境を明かすと、吉永も「“山田丸”という大きな船に乗って、スタッフとキャストのみんなが心を合わせ、力を合わせて長崎を出航して、今日東京に上陸しました。ご覧いただけて大変うれしいのと同時に心臓がドキドキするような思いでここにたっています」と緊張を隠せないようす。

 一方、二宮は「僕はすごく初日というのはうれしい気持ちでいっぱいなんですけども、どこか寂しい気持ちもありまして…。今まで公開に向けてテレビや雑誌・新聞と、キレイな格好をしてキレイな髪型にしてもらって出ていた毎日が、もうなくなってしまうんだと。普通の汚い格好をして汚い髪型になって、普通の生活をしていくんだなと思うと、どこか寂しい気持ちもあります」と語り、会場の笑いを誘った。

 本作は山田監督初のファンタジー作品。亡霊の息子(二宮)とのシーンには苦労もあったそうで、吉永は「会話は本当に生きているときみたいにできましたが、亡霊なので触ってはいけないというのがむずかしかったです。どうしても手をかけて、説得したり話したりしたくなってしまうんですよね」と撮影を振り返ると、「僕もできれば消えたくなかったんですけども(笑)」と二宮。「無事にお兄ちゃんが帰ってくるシーンは、まだ僕が生きているときなので唯一触れ合えるシーンなんです。あそこはやっぱりやっていて生きている感じがしました。“あっ消えないんだ”っていうような感じがして。もちろん亡くなってからのお話ではあるんですけど、そういったところで距離感を作っていっていただけたのかなと思いますね」と語った。

 また、公開初日を迎えたことを記念し、山田監督と座長である吉永へ二宮、黒木、浅野から花束を贈呈。14年12月の製作発表から今日まで、座長として引っ張ってきた吉永にスタッフ・キャスト全員の感謝の気持ちが込められた手紙が贈られ「小百合さんはシーンも多くて、出ずっぱりで自分のことだけでも大変なはずなのに誰よりも気遣いの人でした。(中略)いつも作品のことを考えて盛り上げてくださり、先頭を走り続ける小百合さんはとてもかっこよかったです。その姿をいつも思いながら1人1人が今よりももっと頼れる存在になって、小百合さんとまた一緒に素晴らしい作品を作りたい。それが今日からの我々の目標です」と二宮が代読。

 すると、吉永は涙を浮かべながら「ありがとうございます。とってもうれしいです。感激しております。みなさんのおかげで何とかやり通せたと思いますし、今日初日を迎えられて胸がいっぱいです」と語り、感無量の様子だった。

 映画「母と暮せば」は12月12日全国ロードショー。

「母と暮らせば」公式サイト:http://hahatokuraseba.jp/

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える