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米倉涼子「見どころ満載のエンターテインメント作品」松本清張の時代サスペンスをドラマ化

 松本清張の傑作時代サスペンス『かげろう絵図』が、米倉涼子主演でスペシャルドラマ化されることが分かった。

 フジテレビ系で4月8日(金)に放送される「金曜プレミアム 松本清張スペシャル『かげろう絵図』」は、江戸時代後期、世間を騒がせた一大ゴシップ“感応寺事件”をもとに描く驚異の歴史サスペンス。

 権力を握る大御所・徳川家斉も晩年、江戸城“大奥”の支配を目論む巨悪の腐敗に迫るため、毒々しくも華やかな“大奥”に身ひとつで潜入することとなったヒロイン、縫(ぬい)。国を揺るがす陰謀、大奥と感応寺にはびこる悪事…。すべてはお世継ぎを決める権限を握っている家斉のお墨付きを巡って繰り広げられる抗争、策略に満ちた熾烈な争いにつながっていく…。点と点がつながったその時、明かされる真実…。果たしてお世継ぎはどうなるのか!?

 米倉涼子演じる主人公・縫は、殺された父の敵でもある現政権の悪事と裏事情を探るため、スパイとなって大奥に奥女中として入り込む勇猛果敢なヒロイン。米倉が、知略と剣術を自在に操る男勝りの女スパイでありながら、幼なじみの男への淡い恋心を隠し、ただただ男の士官の道を願って、身を差し出して大奥に入り、見初められていくかれんさをも持つヒロインを演じる。

 ほかに、山本耕史、夏川結衣、國村隼、竹中直人、津川雅彦、白石加代子、高畑淳子、木下ほうか、木村祐一、宇梶剛士ら豪華共演陣が米倉を支える。

【出演者コメント】

■米倉涼子

――役どころをお聞かせください。

「私は縫(ぬい)という役をやっていまして、大奥では登美(とみ)と名前を変えますが、大奥に入り込んで隠された悪事を探していく、というちょっとスパイのような役を演じています。もともと自分の父親が世直しをしようとしたことで殺されてしまい、山本耕史さん演じる新之助の実家に養子となったのですが、その武家も現政権につぶされてしまっています。そんな背景もあって縫は、幼なじみの新之助が武士に戻るためにも、江戸城内の悪事を暴こうとします。簡単にいうと、好きな人のために犠牲になって危ない橋を渡る、けなげな人です」

――松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?

「今回は40歳にして、大奥という初めての世界で、勉強させていただいています。 ただの時代劇ではなく松本清張先生の時代劇ということで、ぜひやらさせていただきたいと思いました。初めは時代劇でサスペンスってどういうことなんだろうと思ったのですが、実際のところ、今までやらせていただいた松本清張作品の中では温かみがあって、光が差している作品だと思います。時代劇という中で演じさせていただくと、いろいろなことが目新しくて、“なるほど”と感心することも多く、面白いです。私は落ち着きがないので時代劇は似合わないと思っていたのですが、大人になったので“耐える”ことも必要かなと思うようになり、日本人の女性として女性らしいところを出していく良い機会になったと思います」

――京都での撮影はいかがですか?

「京都での撮影は2度目なのですが、時代劇での京都は初めてです。私は何も知らない幼稚園児みたいな状態だったので、所作にしても、着物にしても、かつらにしても、すべてが新鮮で、とても緊張しました。けれども(京都の)スタッフさんが丁寧に教えてくださったので、とても楽しく演じさせていただきました」

――山本耕史さん、夏川結衣さんとの共演について

「山本さんは時代劇がお得意だし、今までも器用でかっこいいと思って見ていました。ご一緒するのは2度目ですが、とてもお芝居しやすいです。年齢は同じぐらいなのですが、芝居歴が全然違うので、本当に心強いです。夏川さんとは初めてご一緒しました。かわいらしいお顔の印象とはまた違ったさっぱりした方で、面白いです。すごく着物がお似合いで、はんなりとして、ちょっとした動きにも色気があって、豊春・おこんという役がはまっています。そんなお二人をいいな、素敵だなと思いながら見ていました。私の方はというと、周りから“何をしでかすかわからない”という感じでチェックされていた状態で、余裕ある芝居ができず、まだまだお芝居の幅が狭いな、と痛感しながら撮影していました」

――お好きなシーンをお聞かせください。

「縫のセリフの中に“大奥は窮屈で。体を思うさま動かせぬものですから”というのがあるのですが、まさにその通りで、居合いをやらせていただいたのですが、その時が一番面白かったです。一番私らしくて。…ってぜんぜん女らしくないですね」

――メッセージをお願いします。

「松本清張先生が江戸時代の女の園を舞台に描いた時代劇サスペンスです。豪華な衣装や、女同士の権力争いなど大奥ならではの世界で、今まで私が演じた松本清張作品とはまた違った面白さが詰まった、見どころ満載のエンターテインメント作品に仕上がったと思います。運命に翻弄(ほんろう)されながら、好きな人への愛を信じて、人生をかけて大奥の中で危険な道を歩いて行くヒロイン、縫の姿をぜひご覧ください」

■山本耕史

――役どころをお聞かせください。

「新之助と言いまして、主人公の縫を養女に迎えた武家の武士だったんですが、いろいろ波乱があり、浪人から医師になった青年です。いろんな顔を持つ男で、振り幅の広い魅力的な役です」

――松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?

「(松本清張作品には)あまり時代劇の印象はなかったんで、まず最初に思ったことは“とても珍しい”ということでした。ですが、台本を読むと“さすが!”とうなりました。しっかりしたストーリーで、いろんな要素があって。大奥の中のことやこの時代の家柄の行き違い、さらに恋心であったり、武士道であったり、女性に任せる男の悲哀だったり、ひとつの作品にいろんな要素が盛り込まれている作品だと思いました。さすが、です」

――米倉涼子さんについて。

「米倉さんは時代劇をあまりやってないそうですが、凛(りん)とした顔立ちだし、とても堂々としてらっしゃるし、時代劇をやるのにぴったりの面白い女優さんだと思いながら撮影しました。いろんな顔が出るのがこの作品の面白いところで、米倉さん演じる縫もおしとやかだったり、垣間見られる過去の悲しみだったり、現状の(スパイとしての)厳しい世界にいる女性のたくましい部分だったり、いろんな表情をきっちり表現されていると思いました」

――メッセージをお願いします。

「大奥の中の世界だったり、大奥の外で巻き込まれている人たちだったり、この時代でしか作れないストーリーがとても面白く、豪快に描かれていると思います。自分は刀を捨てた男を演じていますが、その男が突然刀を手にする瞬間もまた印象的です。自分が出演してなくてもぜひ見たいと思える作品になったと思います。お楽しみください」

■夏川結衣

――役どころをお聞かせください。

「三味線とお唄の先生をやっている豊春という役を演じています。山本さん演じる新之助が身を寄せている女性で、米倉さん演じる縫とは言ってみれば三角関係です」

――松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?

「松本清張さんの作品は本当に大好きなんです。特にその時代ならではのびっくりするようなトリックを張り巡らしたサスペンスで…。また、現代物にしろ時代物にしろ、登場する女性はみな業が深くて、野心があったりして、その人物の内面が事件に関わっていることが多く、それがとても面白いです。この作品も、個性的な登場人物を個性的な俳優さんたちが演じていて、それも時代劇で、というのが非常に面白いと思います」

――メッセージをお願いします。

「大奥を中心とした人間関係のドラマを個性豊かな面々が演じています。悲しくも美しく、見どころたくさんの作品です。ぜひお楽しみにしてください」

■國村 隼

――役どころをお聞かせください。

「中野石翁という役を演じています。実在の人物らしいのですが、それこそ松本清張さんの原作ならではといいますか、裏で隠然たる力を発揮して、大奥をバックグラウンドに時の将軍様を操る男です。髪型が白髪の長髪なのですが、髪をかきあげるという経験を初めていたしました」

――松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?

「まさに推理とサスペンス、事件の真相を追いかけて意外な真相にたどりつくというのが松本清張作品だと思います。現代のイメージが強いので、この作品は意外でした。松本清張さんも時代劇を書かれるのかと。時代劇でさらに大奥ということで、『大奥』シリーズを撮ってこられた林監督が非常に楽しそうに入り込んで撮ってくださいました」

――メッセージをお願いします。

「松本清張さんらしく、展開の読めない面白いサスペンスとなっています。役者陣も時代劇で見たい役者さんが勢揃いで、今までにない松本清張作品になっていると思います。ぜひ皆さんで御覧ください」

金曜プレミアム 松本清張スペシャル『かげろう絵図』
フジテレビ系
2016年4月8日(金)午後9時~11時22分(30分拡大)

■出演者
米倉涼子
山本耕史
夏川結衣
國村 隼
竹中直人

津川雅彦
白石加代子
高畑淳子
木下ほうか

中村優子
富永沙織
木村祐一
宇梶剛士
金子 昇
西田 健
石橋 保
ほか

■スタッフ
原作:松本清張『かげろう絵図』(文春文庫刊)
脚本:浅野妙子
編成企画:保原賢一郞(フジテレビ)、羽鳥健一(フジテレビ)
プロデューサー:林 徹(フジテレビ)、金丸哲也(東映)、小柳憲子(東映)
音楽:石田勝範
監督:林 徹(フジテレビ)

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