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原田眞人、河瀬直美らが巨匠ナンニ・モレッティ最新作『母よ、』を絶賛

 カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界3大映画祭を受賞しているイタリア映画界の巨匠、ナンニ・モレッティ監督の『母よ、』が3月12日(土)に公開される。この待望の最新作について、映画監督の原田眞人、河瀬直美、山田あかねから絶賛のコメントが到着した。

 本作は、ナンニ・モレッティが『ローマ法王の休日』以来、4年ぶりに手がけた、仕事と家庭で悩みを抱える働く女性を主人公とした”家族のありかた”を問う感動作。『ローマ法王の休日』撮影中に自身の母親を亡くした経験が反映されたナンニ・モレッティ監督の自叙伝的映画だ。2015年カンヌ映画祭コンペディション部門エキュメニカル審査員を受賞したほか、フランスの権威ある映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」で2015年第1位に選ばれている。

■原田眞人(映画監督)コメント
「母よ、」はナンニ・モレッティのわが母の記だ。しかし、主役で ある映画監督の役をマルゲリータ・ブイに譲り、自分はその脇にいる兄を演ずることで作品には繊細な客観性が芽生え、家族の香華が心地よく漂う。マルゲリータは「役の隣にいる自分」のモレッティをしっかりと見て、映画史に残る最高の女性監督を生み出している。兄と妹、モレッティとマルゲリータ、分身の芸術表現をまた一歩広げた見事な「映画作家の家族映画」。

■河瀬直美(映画監督)コメント
人として、女として、母として、そして娘として、すべてにひたむきに生きる「彼女」の物語。

■山田あかね(映画監督・作家)コメント
女性監督の痛みは世界共と苦笑いした。撮影現場での軋轢、主演男優の横暴、女の子扱いされる理不尽。恋人には自分勝手と責められる。救いは元教師の母の立派な死に際。女を導いてくれるのはやっぱり女の先輩とまた苦笑。

<ストーリー>
映画監督のマルゲリータは恋人ヴィツトリオと別れ、娘のリヴィアも進路問題を抱えている。さらに兄と共に入院中の母親・アダの世話をしながら、新作映画の撮影に取り組んでいるが、アメリカ人俳優バリー・バギンズが撮影に参加した途端、思うように撮影が進まず、大きなストレスを抱えるように。そんな中マルゲリータは病院から母親の余命宣告を受けてしまう。何の助けにもなれない自分を嘆き、母が研究や仕事に捧げた年月が死によって無になると悲しむマルゲリータ。しかし、母はある“贈りもの”を遺してくれていた――。

『母よ、』
3月12日(土)Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国公開

監督:ナンニ・モレッティ(『息子の部屋』『ローマ法王の休日』)
出演:マルゲリータ・ブイ(『はじまりは五つ星ホテルから』『夫婦の危機』)、ジョン・タトゥーロ(『ジゴロ・イン・ニューヨーク』『ビッグ・リボウスキ』)、ナンニ・モレッティ(『息子の部屋』)上映時間:107分
字幕:岡本太郎

(c)Sacher Film . Fandango . Le Pacte . ARTE France Cinema 2015

配給:キノフィルムズ

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