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菊川怜「得体の知れない魅力」松本清張の傑作『一年半待て』で女弁護士を熱演

松本清張スペシャル『一年半待て』

 “松本清張×ジェームス三木”で送るサスペンスドラマ『一年半待て』がフジテレビ系で4月15日(金)に放送されることが決定した。

 本作は、巨匠・松本清張の傑作短篇「一年半待て」が原作で、これまで10回以上ドラマ化された大人気サスペンス。歴代作の多くが“容疑者・さと子目線”で描かれてきたが、今回はさと子を守ろうと奮闘する“弁護士・滝子目線”のストーリーとなる。脚本を手掛けるのはジェームス三木。

 主演を務めるのは、菊川怜。才色兼備と呼ぶにふさわしい菊川が女性弁護士役を熱演する。一方、夫殺しの容疑者を演じるのは、約3年ぶりのフジテレビ系ドラマ出演となる石田ひかり。初共演となる二人を中心に、次々と現れる女たちの欲望が渦巻くヒューマンサスペンスドラマが展開する。

 菊川は、台本を読んだ感想について「松本清張さんの作品はこれで5作目になりますが、今までにやらせていただいた作品とはちょっと違ったタイプの主人公の役どころでした。今まではどちらかと言うと、精いっぱいひたむきに犯人を追っていくというタイプだったんですけど、今回はちょっと大人のいろいろな善悪を織り込まれているような部分が、今までとは違って非常に難しいですが、すごく自分にとってやりがいのある役だと思い、ぜひ挑戦させていただきたいと率直に思いました」と語った。

 法廷シーンについては「ある意味、法廷は“舞台”のように感じました。演説ではなく弁論なんですけど、誰に向かって、何を聞かせ、どう訴えるのが効果的なのかを、監督と意見を交わしながら演じました。あまり強く言っても逆に軽く見えますし、サラっと言ったほうがいいのかなど、どうやって色を付けていくのがいいのか非常に難しかったです。また難しい言葉がたくさんあったので、滑舌には苦労しました」と。

 石田ひかりとの共演については「石田さんとは意外にも今回が初共演でした。私が演じる高森滝子と、石田さん演じる須村さとこの二人だけのシーンがいくつかあったのですが、石田さんとお互いに意見を交わしながら撮影に臨みました。滝子とさとこの関係性がストーリーが進むにつれて少しずつ変化していく部分を二人でうまく表現できたと思っています」と手応えを感じている様子。

 最後に「松本清張さんの作品には、その根底に横たわる雰囲気というか、得体の知れない魅力というか、物語に引きずり込まれる部分が毎回すごくあって、すべて見終わったあとも不思議な気持ちになるというか、何か消化しきれず残っちゃって引きずるんですよね。他の作品を拝見してもそうですし、その微妙な心情の変化や欲とかは、誰しもどこかに持っているもので、誰にでも当てはまるものだと思います。そういうちょっとヌメッとうごめいているような、目に見えない空気の動きのようなものを味わっていただければ面白いんじゃないかと思います。何かミステリアスで、危ない毒を含んでいるようなところが清張作品の独特の魅力ではないでしょうか。この作品を通じて、やっぱり人生は割り切れないことだらけだとあらためて感じさせられました。人間の本質的な部分をえぐり出し、ウソがないからこそストーリーに引き込まれると思いますので、豪華俳優陣が集結したサスペンス超大作、松本清張スペシャル『一年半待て』をぜひご覧いただければと思います」と見どころを語った。

「金曜プレミアム
松本清張スペシャル『一年半待て』」
フジテレビ系
2016年4月15日(金)午後9時~10時52分

<出演者>
菊川 怜

雛形あきこ
戸次重幸
前川泰之

ふせえり
松澤一之
近江谷太朗
春海四方
渋川清彦

寺田 農
ジュディ・オング

石田ひかり 

<スタッフ>
原作:松本清張「一年半待て」(新潮文庫「張込み」所収)
脚本:ジェームス三木
編成企画:羽鳥健一
プロデュース:中山ケイ子、郷田 悠
演出:西浦正記
制作:フジテレビ
制作著作:FCC

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