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加瀬亮「どれだけ丁寧に向き合えるのか教わった」『この街の命に』完成披露

『この街の命に』完成披露で加瀬亮「どれだけ丁寧に向き合えるのか教わった」

『この街の命に』完成披露で加瀬亮「どれだけ丁寧に向き合えるのか教わった」

 4月2日(土)後9・00からWOWOWプライムにて放送される加瀬亮主演のWOWOWドラマW『この街の命に』の完成披露試写会が行われ、加瀬のほか、戸田恵梨香、黒田大輔、岡山天音、篠原篤、緒方明監督が登壇した。

 本作は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たちの葛藤と再生を描いた物語。加瀬は動物愛護センターに行政獣医として配属され、“誰かがやらなければいけない仕事”と自分に言い聞かせながら悩み苦しんでいる牧田を演じている。加瀬は「実際に施設にお邪魔して撮影をさせてもらったのですが、職員の方に『どんな仕事ですか?』と聞くと、『片手で犬をなで、もう片方の手で犬を絞め殺している、そういう仕事だよ』と、複雑な表情でおっしゃっていたのが印象的でした。面倒なことにどれだけ丁寧に向き合えるのか、今回のドラマの撮影を機会に、いろいろ教わったような気がします」と語った。
 牧田の同僚の行政獣医・幡枝役を演じた戸田は「実際、施設で撮影をして、処分する機械などすべて見させてもらいましたけど、言葉では言い表しようのない、感情の出てこない気持ちになりました。ドラマでは描き切れない事実が世の中にはたくさんあります。この作品がきっかけで、今日本はどういう状況になっているのかというのを知っていただけたらと思います」と挨拶。
 また、『SPEC』シリーズ以来の戸田との共演について加瀬は「『SEPC』は3年くらい一緒だったので、ある意味安心して、違う役だからといってそんなに戸惑わなかったです」と感想を語ったのに対し、戸田は「私は違和感でした(笑)。『SPEC』の方では私が加瀬さんに敬語を使ってましたけど、このドラマでは加瀬さんの方が私に敬語を使う人だったから“なんか気持ち悪いな”と(笑)」とコメントし会場を笑わせた。
 山梨県の実在する動物愛護センターでの撮影の雰囲気を聞かれた黒田は「当たり前ですけど、東京に比べると空気がおいしくて、空が広くてきれいなんですよ。でも、そこには殺処分する場所があり、そうすると何か複雑な気持ちになって。天気がよくて気持ちいいなぁっていう日ほど、複雑な気持ちになりました」と。さらに、岡山は「日常の中に普通に生きていて、なかなかつながりを感じづらい世界だけど、確かにつながりは絶対あって。何か自分の中で答えが見つかるか分からないですけど…」と、難しいテーマを扱う本作に対し、それぞれ言葉を詰まらせる場面も。

 いっぽう、篠原は加瀬との共演に「加瀬さんとは役柄についてだけじゃなくて、下らない話もいっぱいしました。そういうふうにして仲間に入れてもらえたんじゃないかと思います。真剣なふりじゃなくて、ちゃんと真剣にやっていらっしゃる方とご一緒できるのは財産だし、自分にとってすごく感動的で、尊敬できる人に出会えたなと思っています」と印象を語った。それを受けた加瀬は「今回共演者の方、みんな個性が強いというか、初めて顔を合わせたときから面白い人たちだったので、いい予感がしていました。その予感が的中して、本当に現場も楽しく過ごさせていただきました」と、現場での温かいエピソードを披露した。

 最後に緒方監督は「フィクションですけど、殺処分をやっている人たちがいる。その方たちが最前線で苦しみながらやっているということをちょっとでも分かっていただければ、ほんの少しでも感じていただければと思います」と語った。

「ドラマW この街の命に」は、WOWOWプライムにて4月2日(土)後9・00から放送。

「ドラマW この街の命に」
WOWOWプライム4月2日(土)後9・00~
監督:緒方明
脚本:青木研次
音楽:coba
出演:加瀬亮、戸田恵梨香、田中裕子
渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗
松尾諭、水澤伸吾、阪田マサノブ、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真美
公式サイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/konomachi/

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