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『松本清張スペシャル「一年半待て」』脚本家・ジェームス三木が語る作品の魅力

『松本清張スペシャル「一年半待て」』脚本家・ジェームス三木が語る作品の魅力

『松本清張スペシャル「一年半待て」』脚本家・ジェームス三木が語る作品の魅力

 フジテレビ系で4月15日(金)後9・00~10・52放送の『金曜プレミアム 松本清張スペシャル「一年半待て」』。脚本を担当したジェームス三木の取材会が行われ、執筆の感想や作品の見どころを語った。

 松本清張の短編「一年半待て」は、過去に10回以上ドラマ化された大人気サスペンス。今回は菊川怜が主演を務め、夫を殺害したDV被害者の妻を守る弁護士・滝子を演じる。
―「一年半待て」のドラマ脚本を書かれていかかでしたか?
「原作は短編ですけど、すごくよくできている話だったので、脚本を書きやすかったです。私は普段から、100%の善人はいないし、100%の悪人もいない、善人を書くときはその人の悪い部分を足したいし、悪人を書くときはその人の良い部分を書き加えたいという気持ちがあります。今回も夫殺しの犯人・さと子(石田ひかり)のいいところを出してあげたいと思ったし、正義を貫く弁護士・滝子にもいろいろな部分があるということを描いて、リアリティーを出したいと考えました。最終的にはご覧になる視聴者の方が、自分なりの結論を出せるような、その人の性格や価値観で自由に判断できるような結末を書きたい、余韻を残したいと思ったんですよ。まあ、本当にそうなっているかは、監督の演出の腕次第ですけどね(笑)」

―主人公の滝子を描く際に特に力を入れた部分はどこでしょうか?
「主人公は弁護士の滝子で菊川さんが演じるとういことは最初に決まっていました。そこでどんな弁護士にしようかと考えましたね。テレビドラマに出てくる弁護士ってだいたいパターンが決まってるじゃないですか、なので今回はちょっと違う風にしようと。滝子の変わった性格というのを織り交ぜて、あまりテレビで見ない弁護士になってると思います。演じる菊川さんも苦労されたと思いますよ」

―今作の見どころをお願いします。
「エゴイズムというのは誰にでもあります。そんな人間の自己弁護、プライドといったものが傷ついたとき、その人はどうなるのかというところが今作の見どころじゃないですかね。物語の中で弁護士の滝子は次第に自己嫌悪に陥っていく、そういうところが同情できるというか、人間なんだなと感じられると思います。普段テレビで描かれる弁護士とは違う、本当の部分を見せたいですし、視聴者の皆さんにも納得いただけると思います」

『金曜プレミアム 松本清張スペシャル「一年半待て」』
フジテレビ系 4月15日(金)後9・00~10・52

■キャスト
菊川怜
雛形あきこ
戸次重幸
前川泰之
ふせえり
松澤一之
近江谷太朗
春海四方
渋川清彦
寺田農
ジュディ・オング
石田ひかり 

■スタッフ
原作・松本清張
脚本・ジェームス三木
編成企画・羽鳥健一(フジテレビ)
プロデュース・中山ケイ子 郷田悠
演出・西浦正記

■番組公式サイト http://www.fujitv.co.jp/1nenhan/

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