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市川猿之助ら“麦わらの一味”が義援金を贈呈 スーパー歌舞伎II『ワンピース』幕間に募金活動

スーパー歌舞伎II『ワンピース』幕間に募金活動をする市川猿之助

 昨年10月に開幕したスーパー歌舞伎II『ワンピース』が、4月26日の博多座公演で大千穐楽を迎え、カーテンコールで市川猿之助から髙島宗一郎福岡市長に熊本地震への義援金が託された。

 稽古から含めると足掛け6か月にわたる、猿之助ルフィとその仲間たちの航海も順調に進んでいた矢先、突如起こった熊本地震。4月16日(土)に行った被災地へのお見舞いの口上で、猿之助は「こんな時に公演をしていいものかと悩んだ」と。しかし、「このような時こそ演るべきだ、そして何よりもお客様が1人でもいるならば、俳優は絶対に舞台を演らなければいけない、これが俳優の使命である」と語り、公演続行を決定した。

 その後、毎公演の2幕終わりの幕間に出演者自ら義援金募金の活動を行い、11日間(17公演)で義援金22,870,539円を集めた。そして、大千穐楽となる博多座公演最終日の4月26日、カーテンコールにて義援金が猿之助から髙島宗一郎福岡市長に託された。

 猿之助から支援のバトンを受け取った髙島市長は「この短期間でこんなに多額の義援金が集まったのは、お客様、出演者、スタッフの皆さんの熱い思いがあったからと思います。皆さんの思いを被災地に、被災地のみなさんにしっかりと行きとどくように、福岡市が責任を持ってお届けいたします」と語った。

 最後に猿之助は、この『ワンピース』の主題歌「TETOTE」がただの主題歌としてだけでなく、震災の復興ソングのようだと生みの親・北川悠仁(ゆず)と語ったことを明かし、「この曲を九州で広め、どうかみなさんの力でこれを、元気の、パワーの歌にしてください」と締めくくった。

 また、この日、今年10月22日にシネマ歌舞伎としての公開決定(東京・新橋演舞場版)、さらに、来年には再演を行うことも発表された。

<市川猿之助 カーテンコールコメント (一部略)>
4月14日、昼一回公演でした。僕はここ博多座でTV番組の収録をしていました。一回公演なのにまだ働かないといけないのかと思っていました。そんな時です。久しぶりに、携帯のけたたましい、心臓をえぐられるような地震速報のアラームが鳴ったのです。キャストの中には仕事で熊本に行っていたため新幹線に閉じ込められた者もいます。16日になりました。芝居をやっていいかどうか…。こんな状態でできるわけがない。やった方がいい、やめた方がいい、様々な意見があり、非常に一同悩みました。結果、上演続行を決め、おかげさまで千穐楽を迎えることができました。
そして、なにかできないかということで、出演者の皆さんが自発的に、休憩時間を削って、2幕後の幕間に募金活動をしてくれました。今日まで続けた結果、僕たちが元気を送らないといけないのに、逆にお客さんみなさんから元気をもらっていました。ありがとうといわれましたけど、こっちの方がありがとうです。
そんな皆さんの善意!22,870,539円!(会場歓声、拍手)
これをしかるべき処に寄付したいと思いまして、私が一番信頼が置けると判断しました髙島宗一郎福岡市長に託したいと思います。

目録 義援金22,870,539円
熊本地震の義援金としてお送りいたします。
平成28年4月26日 スーパー歌舞伎II『ワンピース』
お客様、出演者、スタッフ、株式会社博多座、『ワンピース』を愛する全ての仲間たちより

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