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丸尾末広のカルト漫画「少女椿」映画公開記念の展覧会を開催

丸尾末広「少女椿」映画公開記念‐マルヲ・ワールド‐「少女椿展」

 丸尾末広のカルト漫画「少女椿」が中村里砂主演で映画公開されることを記念して、「マルヲ・ワールド」と題したイベント展が開催される。

 「少女椿」は、1984年に原作が発刊され、アニメ映画化されて高評価を得た作品。しかし、その内容表現から海外の一部地域では上映禁止となり、その後も舞台化はされたものの、実写映画化は30年もの間、何度も試みがなされては、その世界観を描く難しさゆえに企画が立ち消えになっていたという。そんな中、短編映画「ミガカガミ」でモントリオールほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによって完全実写映画として撮影され、作品が完成した。

 主人公のみどりを演じるのは、モデルやタレントとして活躍する中村里砂。両親に俳優の中村雅俊と五十嵐淳子を持つ中村里砂が、今回、初演技で映画デビュー、初主演を飾るという大きな挑戦をしているところも見どころ。そんな中村を支えるのが、演技派として高い評価を得ている風間俊介、アーティストの武瑠(SuG)、グラビアでも話題の森野美咲、若手俳優の注目株・佐伯大地、個性派俳優として注目を浴びる深水元基、そして作家の中谷彰宏といった面々だ。さらに、主題歌は海外で「オルタナティブ・シャンソン」と評され、歌とアコーディオンで注目を集めている姉妹音楽ユニットのチャラン・ポ・ランタンが担当している。

 「マルヲ・ワールド」では、本作の監督TORICOのインスタレーションなどによる見世物小屋を彷彿とさせるような空間に加え、原画、版画、コラージュなどの丸尾末広作品やゲスト作家による等身大みどりちゃん人形、オブジェ作品など、丸尾末広と「少女椿」の世界をたっぷりと味わえる展示が並ぶ。さらに、書籍やグッズ販売も多数行う予定だ。

 ほかにも展覧会の開催と映画の公開を記念し、映画監督のTORICO、美学者の谷川渥、映画で鞭棄役を演じた俳優・佐伯大地によるトークショー「少女椿 クロストーク」が開催される。

 「少女椿展」は5月7日(土)~9日(月)、六本木ストライプハウスギャラリーにて開催。映画「少女椿」は5月21日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。

【丸尾末広「少女椿」映画公開記念‐マルヲ・ワールド‐「少女椿展」】
期間:5月7日(土)~9日(月)11時~18時
会場:六本木ストライプハウスギャラリー
入場料:1,000円(税込)

出品予定作家(五十音順):ARUTA SOUP(アーティスト)、菊地拓史(オブジェ作家)、小松夕香(スタイリスト)、KOMESENNIN(アーティスト)、清水真理(人形作家)、SPACE MONKEY(アーティスト)、武田久美子(ファッションブランド)、TORICO(映画監督)、衣(人形作家)、廣重さよ子(アーティスト)、丸尾末広(漫画家)、MEEWEE DINKEE(ファッションブランド)、森馨(人形作家)、rion(ファッションブランド)

<少女椿 クロストーク>
日時:5月7日(土)19時~21時
会場:六本木ストライプスペースB1
出演者(予定):TORICO(映画監督)、谷川渥(美学者)、佐伯大地(俳優)、MC/土佐信道(明和電機)
※お申し込みは maruoworld.talkshow@gmmail.comまで、お名前、お電話番号、ご予約人数を記入の上、メールにてご連絡ください

映画「少女椿」
5月21日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開

監督・脚本:TORICO
原作:丸尾末広「少女椿」(青林工藝舎)
製作:太代眞裕、柏木登、奥田真平
エグゼクティブプロデューサー:前田伸一郎
プロデューサー:堀越大
撮影:曽根剛
美術:佐々木健一
美術デザイン・監修:宮下忠也
衣装デザイン:武田久美子
音楽:黒石ひとみ
主題歌:「あの子のジンタ」チャラン・ポ・ランタン(avex trax)

出演:中村里砂、風間俊介、森野美咲、武瑠(SuG)、佐伯大地、鳥居みゆき(友情出演)、深水元基、中村彰宏

製作:「少女椿」フィルム・パートナーズ

公式サイト(http://www.vap.co.jp/s_tsubaki/

<あらすじ>
ある時代の東京。みどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに、花売りをしていた。ある日、家に帰ると母親は病死していた。ひとりぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった個性的な人々が顔をそろえていた。その中で下働きするみどりは、いじめにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。
 そんなある日、団長の元に大きな荷物が届く。荷物をとくと、大きな瓶の中に一人の男が入っていた。みんなの前で瓶から抜け出た男はワンダー正光と名乗った。いじめにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけて、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさに、みどりは次第に心を寄せていく。
不思議な力で瓶を出入りするワンダー正光の評判は瞬く間に広がり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、みどりいじめる。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。いっぽう、鞭棄もみどりのことをひそかに思っていたが、力づくで彼女をものにしようとする。それを見たワンダー正光は激怒し、超能力で鞭棄を砂地獄に落として殺害する。その光景を見たみどりはワンダー正光に恐怖を覚え、避けようとするが…。

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