• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

川平慈英「この映画は僕の勲章」故・今井雅之脚本『手をつないでかえろうよ』完成披露

『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』完成披露試写会

 故・今井雅之企画・脚本の映画『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』の完成披露試写会が行われ、主演の川平慈英、七海、奈良橋陽子監督、主題歌を担当したJAY’EDが登壇した。

 川平は「この映画は僕の勲章です。今井雅之、僕はまーちゃんと呼んでいますが、まーちゃんの誘いと演技の母である奈良橋さんに呼ばれて役者としてこの映画に参加できたことを心からうれしく、誇りに思います。
 もし、僕ではない違う役者さんにオファーしていたら本当にふざけるなよっていうくらい、“俺しかなかっただろう!ありがとうございます!”って。 涙がボロボロあふれるくらいうれしかったんです。(今井とは)兄弟のような関係なので、彼の想いを感じるのですが、まーちゃんが役者として表現者として、もう一回この映画で奈良橋監督の愛情のもと“役者”としての自分を世間にアピールしなければいけないと。
 まーちゃんは、この映画をもう観ているでしょう!まーちゃんの写真は撮影中、ずっとポケットに入れていました。エネルギーをもらうんです。監督も同じだと思いますが、“1分1秒役者として生きた演技をしないと雅之に対して失礼だ”と思いながら演じました。そういうプレッシャーの中で演じるというのもとてもいい経験でした。僕だけじゃなく出演者みな“雅之魂”をもつ表現者としての魂を、あふれんばかりに出しています。
 この映画を見ると本当に自分の大切な人に優しくなれたり、寛容になれたり。何といっても自分に優しくなれる映画なので、このまま弱い自分で生きていっても大丈夫なんだと勇気をもらえる映画になっています。魂と愛情を注いだ渾身の作品ですので、最後まで皆さん愛に包まれながら観てほしいです」を思いを語った。

 七海は「私は、今井さんとオーディションをさせていただいて一緒に演技をさせていただきました。本作とのかかわりの中で、今井さんのこの映画への想いがすごく伝わってきて、私もぜひ参加したいと思っていました。選んでいただけた時、すごくうれしかったです。
 その後、残念ながら今井さんは亡くなってしまいましたが、本作への責任感と絶対に素敵な作品にしないといけないなという強い意志のもと演じさせていただきました。キャストとスタッフの愛とエネルギーが詰まった作品にかかわることができてとても幸せです。ぜひ大切な方に広めていただければと思います」と。

 奈良橋監督は「この映画は、やはり特別です。雅之の願いを受け、彼が1番喜ぶキャスティングをしました。まずは(川平)慈英。慈英は雅之の弟のような人なので、心から喜んでいると思います。
 おととしの秋くらいに、長年一緒にやってきた舞台『WINDS OF GOD』をもう一度演出してほしいと雅之から電話がありました。また、舞台版『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで』の映画版の監督をお願いしたいと相談されました。“喜んで!”と即答しました。実はその時、既に彼は癌のステージ4だったのです。
 今井雅之という人間は、諦めることを一切しなかった。最後の最後まで彼は舞台にのぞみ…映画は9月にクランクインでしたが、そこまでに体調が戻るのか分からない状況でしたが、準備を進めていました。彼が亡くなり、本当にどうしたらいいか分からない状況で撮影準備をしましたが、慈英や仲間に支えられ、ここまでこれました。主題歌の『MY WAY』は、雅之と車でいつも聴いていた曲でした。この曲を聴くと本当に元気になるって言っていて、ぜひ劇中でも使おうと。
 この映画で、生きることの大事さを少しでも感じていただければと思います。皆さまが持っている“夢”をぜひぜひ追いかけてください。それも雅之が一番望んでいたことだと思うので。いろんな想いがたくさん詰まっていますので、ぜひたくさんの人に観ていただきたい作品です」と呼びかけた。

 主題歌を担当したJAY’EDは「奈良橋監督にお会いする機会がありまして、その時に本作に対する熱い想いや、生前今井雅之さんが『MY WAY』が大好きだったというお話を聞いて、それに僕が少しでもその思いに応えることができればなと思いお受けしました。本当に素敵な部分で『MY WAY』を起用していただいたことを、本当に感謝しています」と語った。

 映画『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』は、5月28日(土)お台場シネマメディアージュほか全国順次公開。

<ストーリー>
軽度の知的障害のある男性・真人(川平)。中学で「特殊」学級に入った真人は、バカにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性・咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は京都府天橋立から伊勢神宮へ、自分探しの旅に出かける。その途中で出会う一人の女性・麗子(すみれ)。麗子の面影に、幼馴染で妻だった桜の影を見出していく真人。そして、数奇な運命をたどる真人の人生が回想されていく…。

「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」
5月28日(土)お台場シネマメディアージュほか 全国順次公開

出演:
川平慈英
すみれ 七海
岡安泰樹 吉田敦 勝矢 LiLiCo 藤田朋子
別所哲也 中居正広(友情出演) 板尾創路 ほか

監督:奈良橋陽子『終戦のエンペラー』

企画/脚本:今井雅之

制作:ユナイテッド・パフォーマーズ・スタジオ
製作:「手をつないでかえろうよ」製作委員会
配給:KATSU-do

公式サイト(http://tetsuna.com/

(c)2016「手をつないでかえろうよ」製作委員会

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える