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「ドラマW配達されたい私たち」佐野元春×古厩智之監督トークセッション

 現在放送中の連続ドラマW「配達されたい私たち」(WOWOWプライム (日)後10・00)。自身の「うつ病」体験を基に、脚本家の一色伸幸がユーモアあふれるドラマに仕上げ、映画「ロボコン」「武士道シックスティーン」などの古厩智之監督が演出を担当、佐野元春が21年ぶりにドラマの主題歌を手掛けたことで話題のドラマ。

“「うつ病」でエモーション(感情)をなくした男の話”と聞くと、ちょっと引いてしまいそうだけど、エモーションを取り戻していくプロセスと、バックに流れる主題歌とのポップ感が、放送スタートと当時に世代を超えた視聴者から圧倒的な共感を呼んでいる。

 そんな作品の演出を務めた映画監督の古厩智之と佐野元春が、音楽評論家の鹿野淳の進行でトークセッションを開催。ドラマの魅力や楽曲とのコラボレーションなどについて語り合った。

 古厩監督にとっては、「佐野元春」は思春期だけでなく、人生の永遠のパートナー的「兄貴」。今回も主題歌「虹をつかむ人」を聞いて、「ああ、佐野元春!!」と思ったそう。「佐野元春の魅力プラス“骨太ポップ”な部分があり、すごくうれしかった。“ポップ”というのは人を抱え込む力があるので、まさにドラマの登場人物らがなくしているエモーションを呼び覚ますような力が湧く気がしました」と。

 佐野もドラマ主題歌を21年ぶりに手掛けることについては、「なかなか自分の意図とうまくいかない部分もあるが、今回はプロデューサーや作家、監督ら製作スタッフが、自分と同じクリエイターという立場から、内容から楽曲を指名してくれたことがすごく光栄」と感慨深け。感銘を受けた主題歌については「映画『フィラデルフィア』の主題歌をブルース・スプリングスティーン。のちに、歌詞を感じながら聴いてみると、映画の内容とぴったりよりそっていた。しかし、映画の説明にはなっていない。映画の持つテーマ性をより広く、誰にも分かるように、いい意味“翻訳”されている。そこが両方にとってよいものだと思った」など、主題歌についてのエピソードも披露した。

 ドラマのポスターにも「虹」が描かれ、ラストシーンには、監督の演出ではないのに編集で「虹」が登場、撮影中からカメラマンらも「虹が出ないかな~」とつぶやいたり、あらゆるところに「虹」へのオマージュが込められた作品。「誰が『虹』を描いてとか言ったわけでもない。それは佐野さんの楽曲がみなを自然とそうさせた。混沌とし主人公の設定や厳しい撮影中の気持ちが、必ず出口があるという方向(虹)へ進んでいったということ」と古厩監督。

 また、普段なかなか聞くことのできない、佐野自身の戦略とビジネスと自己表現とのバランスについては「考えすぎないようにしている。聞き手が発見してくれることが大事だと思っている。その時代の聞き手が下してくれることだし、聞き手が輝きを与えてくれると信じている」と締めくくった。

 トークセッションでは、ほかにもドラマの見どころはもちろん、主題歌「虹をつかむ人」を作った経緯、音楽と映像のコラボレーションの素晴らしさ、創作活動の中で大事にしていることなど、貴重な話題が満載。詳細はWOWOW公式サイトへ。

「連続ドラマW 配達されたい私たち」(全5話)は、毎週(日)後10・00から絶賛放送中。5月19日(日)後0・45から「ドラマW 配達されたい私たち」の第1話無料再放送、当日後10・00から第2話が放送される。

WOWOWオンライン(http://www.wowow.co.jp)
佐野元春×古厩智之監督トークセッション開催!WOWOWがネットからの加入申し込みですぐ見られる!」
 

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