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行定勲監督の初ロマンポルノ作をキム・ギドク監督が絶賛「ジムノペディに乱れる」釜山国際映画祭で公式上映

「第21回釜山国際映画祭」 行定勲監督が28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ最新作「ジムノペディに乱れる」が、「第21回釜山国際映画祭」に正式招待され、ワールドプレミアとなる公式上映が行われた。舞台挨拶には、行定監督、出演した板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみが登壇し、作品への思いを語った。

 本作は、日活ロマンポルノのリブートプロジェクトの一環で製作。行定監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督らが、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろす。今回の公式上映では、同映画祭に招待されている塩田明彦監督「風に濡れた女」、中田秀夫監督「ホワイトリリー」も上映され、ロマンポルノ開始当時の1970年代に行われていた、3本立ての公開形態で上映された。

 公式上映には、キム・ギドク監督、映画プロデューサーのアン・ドンギュなど韓国映画関係者が来場。本作を鑑賞したキム・ギドク監督は「10分に1度、濡れ場を入れなければいけないルールがあったそうですが、全く飽きさせず美しい物語に仕上がっていると思いました。芦那すみれさん、岡村いずみさんほか女優陣は、女性がもつエネルギーを感じさせられるキャラクターでとても好感をもちました。日活ロマンポルノのことは知っています。とても面白い企画ですよね。もし機会があれば監督をしてみたいです。」と絶賛した。

<ワールドプレミア 舞台挨拶コメント>

■行定勲監督

アンニョンハセヨ。今年も無事釜山に来ることができて、うれしく思っています。客席をみるとキム・ギドク監督や、映画プロデューサーのアン・ドンギュさんが観てくれているようですね。ロマンポルノは70年代~80年代にあった映画レーベルのひとつで、10分に一度、セクシャルなシーンがあれば、基本何をしても良いという自由さは、今も表現者たちに大きな影響を与えています。その現代版として、今回リブートされました。僕は『ジムノペディに乱れる』で、ポルノではなく官能的なラブストーリーを撮ったと思っています。

■板尾創路(映画監督 古谷役)

アンニョンハセヨ、板尾創路です。古谷という映画監督役でこの作品に出演しました。セックスシーンが多い作品ですが、素晴らしいラブストーリーになっているので特に女性に見て頂きたいと思っています。かなりモテるキャラクターなので、演じるうえでは女性の母性本能をくすぐるにはどうしたらいいかということを研究しました。
監督は、僕をイメージして脚本を書いてくれたと思うのですが、僕は、たぶん監督をイメージして演じていたんじゃないかと思います。
往年の俳優さんたちにずっと、成人映画の仕事がきたらやっておけと言われていたので、今回のオファーを受けたときはすぐにこの作品に参加しようときめました。僕は韓国映画が大好きで、その韓国の地でワールドプレミア上映ができて光栄です。

■芦那すみれ(結花役)

去年は観客として、この映画祭に参加していましたが、今年は女優として参加することができてとてもうれしいです。
私は人間の本質を描く上で、性の描写はとても重要な要素だと思っています。このロマンポルノリブートプロジェクトを通して、もっと自由な表現が広がることを期待しています。
※芦那は流ちょうな韓国語であいさつ

■岡村いずみ(安里役)

私も一肌脱いでこの作品に参加させて頂きましたが、すごく綺麗に撮って頂いてとてもうれしいです。この作品には、女性の美しさが表現されていると思います。初めての映画祭で、3階席までお客さんが埋まっていてとてもうれしいです。

「ジムノペディに乱れる」
2016年11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか順次公開

監督:行定勲
脚本:行定勲・堀泉杏

出演:板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ 田山由起 田嶋真弓 木嶋のりこ 西野翔/風祭ゆき

音楽:めいなCo.

<作品概要>
美しい音楽にのせ官能的に描かれる、切なく不器用な大人のラブストーリー。
1週間―。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを求めて女たちの隙間を彷徨っていた。仕事、名声、そして愛…全てを失った男が、辿り着いた先に見つけた大切なものとは――?

©2016日活

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