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「30年前に収録した声と違和感がないようにするのが大きなチャレンジ」宮崎美子インタビュー

82201_01_r TV初放送30周年記念「アマデウス 日本語吹き替え追加収録版」をDVDリリース。テレビ放映時にモーツァルトの妻・コンスタンツェの声を担当した女優・宮崎美子がディレクターズカット版で追加された吹き替え欠落部分を追加収録。収録後にインタビューが行われた。

 1986年10月12日にテレビ朝日で放送された「日曜洋画劇場」にてTV初放送を飾った「アマデウス」。アカデミー賞作品賞ほか8部門獲得した本作は、2002年に20分の未公開シーンが追加された「ディレクターズカット版」も公開された。今回TV初放送から30周年を記念し、「日曜洋画劇場」版の日本語吹き替え音声をベースに、「ディレクターズカット版」で追加された吹き替え欠落部分を追加で収録。2016年10月19日に「アマデウス 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ」として発売される。

宮崎美子インタビュー

◆アフレコを終えての感想をお聞かせください。

30年前もそうですし、今もそうなんですが、あまりこういう吹き替えってやったことがなかったんで、吹き替えってこんな感じだったな、こんなふうに細かく教えてもらいながらやったなと、30年前を思い出しましたね。昨日は緊張しちゃってよく眠れなかったんです。だからちょっぴり充実感があります。

◆30年前の「日曜洋画劇場」版でも演出を務めた佐藤俊夫が今回も演出を担当していますね。

佐藤さんは指示が的確なので、初心者にはありがたかったです。もちろん私は、吹き替えになれていないですし、うまいわけでもないので、役者さんの呼吸に合わせるのは難しかった。でも口の動きが時々スーッとうまく合わさるところがあって。それが気持ちよかったですし、この仕事は面白いなと思いました。

◆30年前と同じ役、しかも追加部分のアフレコということで気をつけたポイントはありますか?

ただでさえ自分はアテレコになれていないのに、それプラス30年という年月の壁は大きかったですね。最初にお話をいただいたときは無理だろうと思いました。年を重ねるとどうしても声が低くなりますし。佐藤さんは「ちょっと大人っぽかった」というんですけど、そりゃ大人ですからね(笑)。だから最初のシーンはそこの調整に時間がかかりました。やっていくうちにだんたんとああそうかそうかと。高めの声を出しているとちょっぴり照れちゃいますけど、でもその当時はそうだったわけだから、ということがようやくわかってきた。でもちょうど吹き替えって面白いなと思ったところで終わっちゃって。またやってみたいなという思いになりましたね。

◆当時の自分の声はいかがでしたか?

もちろん高いということもありますけど、声の端々にどこか切羽詰ったような感じがありますね。きっと若さってそういうことなんでしょうね。年を重ねるとどこかふてぶてしくなっているんでしょうけどね。

◆ディレクターズカット版ではコンスタンツェが夫の仕事に便宜を図ってもらおうとサリエリの家にやってくるも仕事と引き換えに彼女の体を要求するというショッキングな場面が追加されています。

彼女は夜になって覚悟を決めて、サリエリの家にもう一回行くんですよね。あのシーンが加わったことで、彼女に対する理解がより深まったというか。子供っぽくて、家事についてもだらしないし、モーツァルトと一緒になって遊んでばかりいるような人だと思っていたから、ヴォルフィー(モーツァルト)は苦労していたのかなと思っていたんですが、実はあんなにもけなげな、いい奥さんの面があったんだと思いました。あのシーンが入ったことで、よりわたしはコンスタンツェが好きになったというか。いとしい人だと思うようになりました。いい出会いでしたね。

◆本作の見どころをお願いします。

180分と長い映画ですけど、見始めたらあっという間でのめり込んでしまいます。脚本もそうですが、映画としても本当にうまくできているんですよね。今回の吹き替え版で、皆さんにじっくりと楽しんでいただければと思っています。

【初回限定生産】アマデウス 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ
2016年10月19日発売 6990円+税
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

Amadeus Director’s Cut ©2001,Supplementary Material Compliation ©2009 The Saul Zaentz Company.Package Design © 2009 The Saol Zaentz Comparny and Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.“ACADEMY AWARDS(R)”is the registered trademark and service mark of the Academy of Motion Picture Arts and Scienses.

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