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Jazztronikインタビュー「“音楽家”や“アーティスト”であり続けたい」ニュー・アルバム「Private Edits」リリース

Jazztronik 2016年10月19日にニュー・アルバム「Private Edits」(プライヴェイト・エディッツ)をリリースしたJazztronik(野崎良太)。2007年から2011年にポニーキャニオン/ナイフエッジ・レーベルにてリリースした音源をセルフ・リミックス/リ・アレンジ/リ・エディットした総括的内容となっている。当時の原盤制作ディレクター村多正俊(ポニーキャニオン)をインタヴュアーに据え、本作にまつわる秘話や11月18日(金)に行われる発売を記念したLIVE&DJイヴェントについて語ってもらった。

往生際が悪いタイプ

村多:出会いは2002年唐沢美帆さんのミニ・アルバム「Jazztronik Presents Mihonova」の参加要請から、でしたよね?

野崎:全曲プロデュースの依頼を受けて、中目黒のカフェで打ち合わせしましたね

村多:それ以前からも、それからも(笑)、ともかく沢山一緒にセッションをしたいな、と思いました。気持ちを押さえきれず、色々な場所に押しかけました(笑)。

野崎:鹿児島に来られた時もありました。それこそ日本各地に来てくれて。

村多:そんなこともあってか、僕の一途さに(笑)ほだされてか、ご一緒出来る事になりました。忘れもしない2006年夏、移籍第一弾の作品となる「Love Tribe」のデモを聴いたときは衝撃的でした。一聴して「売れるな!」と確認しました。あの時のデモ音源は今でも僕の宝物です。

野崎:お恥ずかしながら、あれだけライヴで実演している「Love Tribe」ですが、今でも楽譜を見ないと弾けないんです。どうしてあんな曲になってしまったのか(笑)。プロモーション・ヴィデオにはSAMさん(TRF)や森泉さんに出演していただいたり。本当に良い作品になったと思っています。とても良い環境で楽曲制作ができたのだな、と。2007年にリリースした3枚のアルバム「Love Tribe」、「Beauty Flow」、「Grand Blue」は多くのフィーチャリング陣がコラボしてくれたので、いつ聴いても新鮮な印象を受けます。どこか、いい意味で“他人っぽい”というか。スタッフ陣の熱が無かったら、できなかった作品でしたね。

村多:最高の褒め言葉です!嬉しいなぁ。反面、裏方としては、当時の制作は進行も大変でした。何せ野崎さんはミックスの最中にダビングしたりするから(笑)。

野崎:あの時の制作スタイルが今作の「Private Edits」にもつながっているんです。締め切りを与えられて、CDを完成させないといけないというスケジュールなんですが、性分ゆえ、楽曲を完成させて1週間後にはもう一回アレンジをし直したいと思ってしまうんです。ライヴも毎週やっていく中で新しい発見もあるし。

村多:裏方泣かせの、その姿勢が大切なんです!ほんの少しの無理をすると、楽曲のクオリティーがぐっと上がる。そんな”少し無理”が多かった気もしますが(笑)。

「音楽家」や「アーティスト」であり続けたい

Jazztronik村多:そうそう、最近は地方自治体からの依頼を受けて楽曲制作をしたりと、常に新しい挑戦をしていますよね。

野崎:何かやっぱり自分が培ってきた技術が求められるのが面白いですね。TVドラマや映画も同じですが、自分の意見を入れつつも、他の人の意見を汲んで、編み上げて行く制作はとても勉強になる。他人に言われないとやれない領域にチャレンジする経験はとても面白い。

村多:常に挑む、その気概をもった野崎さんを僕は尊敬しています。クラシック、ジャズ、ポピュラーからニッチなクラブ・ミュージックまで分かっている野崎さんだからこそできることだと思う。

野崎:自分の作品ではやらないことに挑戦できることは嬉しいですね。他者に言われて自分が求められていることが分かることってあるじゃないですか。欧米の、現代の大作曲家やプロデューサーは、1回成功したからと言ってそこに留まることはないですよね。僕もそうありたくて、1つのことをずっと続けていくことよりも、どんどん新しいことをやりたい。もちろんその為には技術や経験が必要な訳で。そんな「音楽家」とか「アーティスト」であり続けたいですね。

毎回違う作品で勝負したい

野崎:そういう意味では、今作の「Private Edits」は「Keystone」(ワーナーミュージックより2016年にリリース)ともまた全く違う作品になっているんです。毎回違うもので勝負したいというか。結局この人何だろうって思われているかもしれませんね(笑)

村多:見せ方は変えていても、どこかで一本筋が通っている所はブレていない。元々守備範囲の広い方だから。

野崎:音楽をやっている人に、「ああ、ちゃんと音楽やっているね」と感じてほしい部分は変わっていないと思います。

村多:その価値観が「Private Edits」に活きている。
野崎:自分の曲は常にアップデイトし続けたいこともあって、収録楽曲も全て自由に選びました。「Resolver」や「Walk on」は、「Dig Dig Dig」というアルバムに入っているのですが、そのアルバムを出した直後にDJ風にエディットしているんです。そこですぐに曲を進化させないと、次に全く違う新しい曲を作るときに、その要素を中途半端に入れたがってしまうんです。それが一番よくなくて。

村多:本当だったら全く新しいことをやらないといけないのに、前からの自分を引きずってしまい、本当の意味で新しいことができない…。

野崎:納得しきるまで一度作り上げないと、いつまでもモヤモヤが残ってしまうんです。

村多:なるほど、そういう意味では、本作は非常にスッキリと制作に臨めたのでは?

野崎:ダンス・ミュージックは旬がすぐに変わるんです。だから、このインタヴューが掲載される頃にはまた変えたくなっているかもしれませんね(笑)

村多:なるほどね。野崎さんの性分だとそうかもしれませんね。
そうそう、そういえば今回のアルバム、楽曲だけでなくて、ジャケットもかわいいですね!いつもの野崎さんの感じじゃないかも。

野崎:最初は自分の家の機材を並べた写真にしようと思っていたんです。とにかく趣味のノリでやっている作品だったので。それ故かなかなか決められずに、〆切の日まで先延ばししちゃって。そのタイミングでいつも通っている美容院に行ったんです。その美容師の方は趣味で絵をやっているんですが、とっても上手なんです。どんなタイプも描ける方で。油絵も描ける方で。その美容師に、「落書きみたいなもので良いので、絵描けないですか?」と言って、できたのが本作のメイン・ヴィジュアルなんです。

DJ的なことはやり続けたい

村多:本作のリリースを記念して、11月18日(金)にRelease Partyとして、ポニーキャニオン本社の1Fでイヴェントが行われますね。1人で全てやられるんですか。

野崎:コンピューターやキーボード等、最新の機器を持ち込んでやります。特にDJでキーボードも演奏しながらは本当に難しいですが、成し遂げたいな、と。

村多:これはヤバイ!とても楽しみな内容になりそう。

野崎:曲を作るのがメインなので最近はあまりやっていなかったのですが、DJはやっぱり好きなんです。だからこそ、“いつもと違う特別な空間で挑戦したい!”という想いのもと、11月18日(金)にポニーキャニオン1FでLIVE&DJイベントを実施する事になりました!是非、CDをお買い求め頂いたうえで、ご来場お待ちしてます!

 

◆作品情報

Jazztronik ニューアルバム「Private Edits」Jazztronik / Album
「Private Edits」
発売日:2016年10月18日

定価¥2,000+税


◆イベント情報

Jazztronik ニューアルバム「Private Edits」発売記念イベント
開催日時:2016年11月18日(水)19:30~
会場:(株)ポニーキャニオン本社(東京都港区虎ノ門2-5-10) 1Fイベントフロア
内容:LIVE Jazztronik(Solo Live)
参加メンバー:Jazztronik

<イベント対象CD>
Jazztronik Private Edits

<イベント参加方法>
下記対象店舗にて上記イベント対象CDをご購入いただいた方先着100名に「イベント参加券」を差し上げます。必ずその「イベント参加券」を持って会場までお越しください。

※お電話、WEBでのご予約及びお取置きは受け付けておりません。あらかじめご了承くださいませ。

【対象店舗】
タワーレコード渋谷店
タワーレコード新宿店
※配付する「イベント参加券」は11月18日のみ有効です。
※「イベント参加券」のお渡しは、ご本人様分1枚のみとさせていただきます。なお、予定枚数が無くなり次第、配付終了となります。
※「イベント参加券」は整理番号付きとなります。「イベント参加券」はランダムにお渡しいたします。お渡しする順番と整理番号の順番は無関係です。
※「イベント参加券」は数に限りがございます。予定枚数が無くなり次第、配付終了となりますのでご了承ください。

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