• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

能町みね子が女性として生きるきっかけはあの映画だった!ムービープラス『この映画が観たい』12・5放送

「この映画が観たい#39 ~能町みね子のオールタイム・ベスト~」 CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中の『この映画が観たい』12月放送回は、ラジオやテレビなど、幅広いフィールドで活躍しているエッセイストの能町みね子が登場する。

 地元に映画館がなく、映画好きの友達もいなかったことから、意外なことに自主的に映画を観に行くようになったのは上京してからだったという能町。それまでは義務的に映画を観ていたと話す彼女が、初めて自分の意志で観たいと思った映画「ゴーストワールド」について、「主人公の二人が明るくて前向きな子じゃないんですけど、こういう人たちを主人公にしちゃっていいんだ!って思いました。私もこの子たちと同じような方向性で生きてきたし、最後には現実と折り合いがつけられない方とつけられる方に分かれていく感じとか、リアリティを感じました。『くすぶれ!モテない系』っていう本を出してるんですけど、当時流行していたゆるふわ系とか、私もそうだけど周りの友達にもまったく刺さっていないことに気付いて、そういう子たちを“文科系女子”って括るんじゃなくて、もっと自虐的な感じで“モテない系”なんだってことを言いたくて。そういう部分で、この映画に影響を受けているところがあるんだと思います」と語った。

 ミニシアターブームに乗り、日本でも社会現象を巻き起こしたフランス映画「アメリ」については、「女の子のかわいさが、これでもかっていうくらい詰め込まれていて大好き。まだ男性としてサラリーマンをしていた時に、女友達と二人で観に行きました。観終わって真っ先に“アメリみたいに、二人乗りのバイクで後ろに乗りたい!”と、思ったままの純粋な感想を述べたところ、“おいおい、乗せる方だろ!”って突っ込まれてしまって(笑)。その頃は、性転換しようとか、男性が好きとかでもなかったのに、ナチュラルにそう思った自分がいて“あ、そうか。私はバイクの後ろに乗りたい側の人間なんだ”と自覚したんです。だから、その後の私の人生を変えた映画と言ってもいいくらい、この経験は自分の中では大きな出来事でした」と振り返った。

 ドキュメンタリー好きという彼女が名作と称する「立候補」については、「出演しているマック赤坂さんは変なおじさんだからネット上でちょっとバカにされてて、映画を観るまでは私もそれに乗っかって笑ってたんです。だけど、マックさんにも息子さんや秘書がいて、関わっている人がたくさんいる。現実ってこんなに複雑なんだと知って、ヘラヘラ笑っていられないんだなと反省しました。例えば、ネットニュースでも一行の見出しだけを見て判断せず、その裏に真実が隠れていると思わないといけないって気付いたんです」と。

 ほかにも、10代の青春時代のことやエッセイストとして歩むきっかけについてなど、能町自身の人生について大いに語り尽くす。貴重なエピソードが飛び出した『この映画が観たい#39 ~能町みね子のオールタイム・ベスト~』は、ムービープラスで12月5日(月)23:30から放送

ムービープラス
「この映画が観たい#39 ~能町みね子のオールタイム・ベスト~」
初回放送:12月5日(月)23:30~翌0:00
再放送:12月18日(日)8:30~9:00、21日(水)15:15~15:45、25日(日)8:30~9:00、27日(火)15:45~16:15

1月は、デザイナーの山本寛斎さんが登場。

「この映画が観たい」公式ページ:http://www.movieplus.jp/guide/mybest/

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える