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國村隼「高いプライドが韓国映画の原動力」韓国・青龍映画賞ダブル受賞で熱いスピーチ

國村隼 韓国で最も権威のある映画賞「第37回青龍映画賞」において、日本から参加した俳優・國村隼が男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たした。

 國村は、2017年3月11日より日本公開されるナ・ホンジン監督最新作「哭声/コクソン」で、平和な田舎の村に大きな変化をもたらす“よそ者”を熱演。公開時に社会現象にまでなった本作において、その圧倒的な存在感で韓国の映画ファンに絶大なインパクトを残したことを証明したかたちとなった。

 「青龍映画賞」37年の歴史の中で、外国人俳優がノミネートされること自体が異例(外国人俳優ノミネートは史上2度目)だった中、日本人としてはもちろん、外国人俳優として史上初の受賞という快挙となった。本年は、國村以外に、ぺ・ドゥナ、チョン・ウソン、ソン・イェジンが受賞している。
 授賞式に参加した國村は、「韓国で初めて撮った映画でこんなふうに賞をもらえるとは思っていませんでした。日本で韓国映画を見ていて思っていたことがありました。“どうして韓国映画はパワフルなのか、韓国の俳優の存在感はすごいのか”。私は映画を撮るとき、いつもこのようなことを考えています。“どのようにしてフレームの中でどのように生きようとするか、存在感を示すのか”と。韓国映画を見て思いました。ナ・ホンジン監督が日本に来て一緒にやろうよと言ってくれました。そして韓国に来て分かったんです。韓国の現場は監督を頂点として俳優やスタッフがプライドを持って映画を作っていました。俳優とスタッフの高いプライドが韓国映画の原動力だと思いました。韓国映画が素晴らしいのは、素晴らしいお客さんがいるからと思いました。賞をいただき本当にありがとうございました」と熱のこもったスピーチを披露した。

 國村が出演した「哭声/コクソン」は、男優助演賞、人気スター賞のほかにも、監督賞(ナ・ホンジン)、音楽賞(チャン・ヨンギュ&タルパラン)、編集賞(キム・ソンミン)と本年度最多となる合計5部門を受賞している。

<青龍映画賞とは?>
韓国で最も権威のある韓国最大の映画の祭典。1年を通して国内で公開された韓国映画を対象に、ネチズンと映画専門家の意見を総合して候補作品を選定、映画賞の推薦を受けた審査委員会が最優秀者・作品を決定。授賞部門は一般投票で選ばれる人気スター賞も含めて全18部門。

「哭声/コクソン」
2017年3月11日、シネマート新宿他にて公開

<ストーリー>
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。
事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像できない結末へと走り出す―。

監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ

公式サイト:http://kokuson.com/

©2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

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