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「“変態”と“天才”は紙一重」安齋肇監督作『変態だ』公開&音楽全集発売記念「変態だ祭」

90872_01_r_1 みうらじゅん原作、安齋肇監督の映画『変態だ』の公開&音楽全集発売記念「変態だ祭」が行われ、安齋肇、みうらじゅん、前野謙太がイベント前の取材会に登場した。

 本作は、みうらじゅんの青春小説を原作とした青春ロックポルノムービー。二流大学に進学した、特別な才能があるわけでもない普通の男(前野)は、偶然入ることになったロック研究会でバンド活動を契機に、ミュージシャンとしての道を歩み出す。やがて結婚し、妻(白石茉莉奈)と生まれたばかりの息子とごくごく普通の家族生活を送るが、実は学生時代から続く妻の意外の女・薫子(月船さらら)との愛人関係を断てずにいた。そんなある日、地方の雪山でのライブ公演の仕事が入り、愛人を連れて旅行気分で出かけた先で妻とはち合う。そこから男の日常が思わぬ方向へ転がっていく…。

 劇中の主人公が一人前の変態になるが、一人前の変態とはどんなことかと聞かれ「空耳じゃないんですけど、“変態”って時々“天才”に聞こえるので、天才と変態は紙一重だと思ってます」(安齋)、「変態=ロックだと思ってたんですけど、つい安定を求めたり、保守したりするので。そのバランスを欠くこと、安定しないことだと思う」(みうら)とコメント。さらに主人公を務めた前野は、「(劇中で)山奥で“変態だー”と叫ぶんですけど、励ましの言葉よりも内側から言うことで、体が軽くなったりするんです。“変態だ”は、魔法の言葉で、魔法の映画です!」とアツく語った。

 また「実は、内容を知る前に2つ返事でOKしたんです。でも、内容を見ても怖気づいたりとかはまったくなくて。“新しいことを始めるんだな”っていうワクワクする高揚感のほうが強かった」(安齋)、「この役を演じる上で葛藤はありました。やるやらないの葛藤よりも、どうカッコよく見せていくか…ということのほうがあった。でも、2人から電話があったときは、“今、近所に”って言われて、みうらさんと近所だし断れないですよね(笑)」(前野)とオファーされたときのエピソードを明かした。

 さらに「最初に3部作で撮ってくれって言われたんです。それを鵜呑みにしてるので、待ってます!(笑) 最後は宇宙に行きますので…」(みうら)、「僕も最初、お話をいただいたときに“3部作で”ってお誘いいただきました(笑)」(前野)、「とても宇宙まで行く自信はないんですが、出来る限りは頑張ってみようかな」(安齋)と第2弾、第3弾への意欲を見せる場面も。

 最後に「普段映画を見ない人にもいいのかなって思います。ふらっと見てほしいです」(前野)、「変態の格好したら(18歳以下でも)見られると思うよ、変態免除で(笑)」(みうら)、「ヒゲ書いて低い声でチケット買えばね(笑)」(安齋)とPR(?)した。

映画『変態だ』12月10日(土)より新宿ピカデリーほか、全国順次公開(R18+指定)
出演:前野謙太/月船さらら/白石茉莉奈/奥野瑛太/信江勇/山本圭祐/ウクレレえいじ/Shige/玉手峰人/田口かすみ/岸波紗世子/宮藤官九郎/市川しんぺー/星野恵亮/桜井秀俊
監督:安齋肇 企画・原作:みうらじゅん(「小説新潮」掲載) 脚本:みうらじゅん/松久淳
制作:ドラゴンフライエンタテインメント 配給:松竹ブロードキャスティング アーク・フィルムズ2016
©松竹ブロードキャスティング

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