• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

世界の廃墟を圧倒的な映像美で切り取るN・ゲイハルター最新作『人類遺産』17年2月公開決定

『人類遺産』 ニコラウス・ゲイハルター監督最新作『人類遺産』が、2017年2月にシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されることが決定した。

 一切のナレーション・音楽を排し「食糧」の生産現場を見せた『いのちの食べかた』(2007)や、世界の「夜に活動する人々」に焦点を当てた『眠れぬ夜の仕事図鑑』(2012)など、美しい映像の中にも痛烈な社会批判や、現代社会に警鐘を鳴らすメッセージが込められた作品を撮り続けるニコラウス・ゲイハルター監督。彼が最新作『人類遺産』で切り取るは、かつて人間の手によって作られ、利用され、やがて人間の都合で放置され、朽ちてゆく世界の“廃墟”だ。

 何の説明もいらない圧倒的な映像美の中、本作ではついに人間すら登場しない究極の世界観を創り上げている。高度成長期を支えたマンモス団地、子供たちの楽園だったテーマパーク、観客の拍手が反響した大劇場。人々がいなくなった後には、緑が覆い、鳥が飛び、風が吹きすさぶ――。誰もいない廃墟の風景に、まるでその場にいるかのような臨場感と不思議な生命力さえも感じさせられる。私たちが見ている光景は過去の産物なのか? それともこれが未来の世界なのか? そもそも人類がこの地球に存在する意味とは何なのか?“棄てられた風景”が、今静かに語りかけてくる――。

 解禁されたポスタービジュアルでは、ニコラウス・ゲイハルター監督が世界70か所以上にも及ぶ廃墟を集めたうちの2か所が切り取られている。かつては木々が生い茂り、人々が行き交っていた一本道を連想させる光景と、朽ちてゆく壮大な建造物。まるで美しい絵画のような独特な雰囲気に圧倒される。

『人類遺産』
2017年2月、シアター・イメージフォーラムほか全国公開決定

製作・監督・撮影:ニコラウス・ゲイハルター(『いのちの食べかた』『眠れぬ夜の仕事図鑑』)

提供:新日本映画社
配給・宣伝:エスパース・サロウ

公式サイト:jinruiisan.espace-sarou.com

©2016 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

この記事の写真

タグ