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音尾琢真「今だから言います、ランク、上がってしまいました(笑)」舞台「スルース~探偵~ スルースバージョン」12・17初日

93527_01_r 12月17日(土)~12月28日(水)までの新国立劇場・小劇場を皮切りに、福岡・名古屋・仙台にて上演されるパルコ・プロデュース公演「スルース~探偵~ スルースバージョン」(出演・西岡徳馬、音尾琢真)の公開ゲネプロが行われた。

 11月25日(金)~12月11日(日)まで上演された「スルース~探偵~ 探偵バージョン」では、西岡徳馬VS新納慎也で上演し、逆転の連続となるだましあいの展開と、観客もがだまされる俳優陣の演技が大変好評を博した。ついで、いよいよ音尾琢真が出演する「スルースバージョン」が17日より幕を開ける。

【西岡徳馬コメント】
「探偵バージョン」では新納さんとの共演でしたが、彼は二枚目ですから、自分の奥さんを取られるのはいやだな、なんて思いながら演じていました。ところが、次に音尾さんと稽古してみると、新納さんと同じ役なのにこれほど違うのかと演じる人によってこんなに役が変わるものなのかと、長い俳優生活の中でこの年になって驚かされるぐらい、2人の役は異なっています。
 これから上演する「スルースバージョン」の音尾さんの演技は「探偵バージョン」の新納さんより少しテンポが早いんです。演技は俳優同士のキャッチボールですから、彼に合わせてついていこうと頑張って演じています。
 両作品とも演じるのは70歳の僕には体力的に大変キツイですけれども、この年になってやりたかった作品で演じられる機会に恵まれ、異なる役者さんと2バージョンもできるなんてなかなかないことですし、本当に神様からの贈り物のように感じています。僕にとって70歳の記念樹的な公演です。
 探偵バージョンを見た人には「緊迫感で息が詰まりそうだった」との感想をいただきました。2016年の年末に、すごい芝居を見てきたと感じてもらえると思いますので、どうか楽しみに、ぜひ劇場まで足をお運びください。

【音尾琢真コメント】
1つ言えることは、2016年はこれを見ないと終われないぞと。そういう素晴らしいお芝居でございます。
新納さんからバトンをいただいた私がマイロ・ティンドン役を演じるスルースバージョンが、いよいよこれから初日を迎えます。探偵バージョンの千秋楽では新納さんが「スルースバージョンはややランクが下がりますけど…」などという“素敵なジョーク”をおっしゃっていましたけれども、今だから言います、ランク、上がってしまいました(笑)。このランクが上がりに上がった“スルースバージョン”は、もう絶対に見逃してはならないと思うのであります。
この作品はなかなか見れるお芝居ではないと思います。大変完成度の高い戯曲で、基本的には少人数の舞台なのですが、登場しない人物の姿が浮かび上がってきたり、家族模様が見えてきたりと、非常に広がりのある、奥行きのある作品です。1970年代に書かれたとはいえ、決して古臭い、淡々とした話しなどではなく、また良い意味でPOPさもあるサスペンスになっています。現代の生のお客様でも気軽に楽しんでいただける演劇になっておりますので、ぜひ年末はこの作品で締めていただきたいと思っております。

スルース~探偵~ スルースバージョン
12月17日(土)より新国立劇場・小劇場で上演。その後、福岡、名古屋、仙台で上演。

http://www.parco-play.com/

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