• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

人気急上昇の倉持由香「埋もれていた私を発掘してくれた」

 映画「タリウム少女の毒殺日記」の公開初日トークイベント7月6日(土)、東京・渋谷のアップリンクで行われ、主演の倉持由香、身体改造アーティストのTakahashi、土屋豊監督が登壇した。

「タリウム少女の毒殺日記」は、2005年に母親毒殺未遂事件を起こして世間を騒がせた“タリウム少女”をモチーフに、管理社会の窮屈さをケータイのカメラで軽々飛び越えていく女子高生を描いた物語。

 倉持由香は、「撮影当時は19歳で、未成年だったからこそ“タリウム少女”の危うさを演じることができたんだと思います。今だったらできないかも」と、自身も未成年特有の危うさを持っていたことを告白。

 映画にも登場する身体改造アーティストのパフォーマンスについてTakahashiは、「私は人間の身体が美しくないと思っているんです。形でいえば猫が美しいですね。だから私も猫耳にしています」と、アーティスト独自の美意識を披露。

 土屋豊監督は「よく、こんなに“タリウム少女”にピッタリな人をどうやって見つけたの? と聞かれるんですけど、実は、ネット検索で倉持さんを知り、本人にmixiで直接メッセージを送ったんです。僕みたいなオヤジが突然メッセージしても怪しまれると思って、とにかく丁寧に、全く怪しい者じゃありません、とメールしました。まるで出会い系サイトみたいな出会い方ですね」と仰天告白。

 倉持は「最初はイタズラかと思いましたけど、監督の真面目さが伝わったのでお会いしました。この映画に主演してから仕事の調子がすごくいいんです。お陰さまでDVDも出せましたし、グラビアもドンドン決まり、日テレジェニック候補生になり…長い間埋もれていた私を見いだしてくれた土屋監督には頭が上がりません」と。土屋監督は「それに比べて俺はあんまり調子よくないな」と混ぜっ返して客席の笑いを誘った。

 さらに「今回の配給宣伝費はクラウドファウンディングという仕組みで調達しました。一方で製作費は、おふくろの生前贈与みたいな形で、借金して作りました。返すためには、お客さんが1万人入らないとダメなんです。1回観ただけでは分からない作品でしょうから、皆さん3度くらい観てください」と語る土屋監督に、客席は大きな笑いと賞賛の拍手に湧いた。

 映画「タリウム少女の毒殺日記」は、渋谷・アップリンクほかにて全国順次公開。

「タリウム少女の毒殺日記」公式サイト(http://www.uplink.co.jp/thallium/)
公式Facebook(https://www.facebook.com/events/121720061365571/)

■ストーリー
2005年、タリウムによる母親毒殺未遂事件が起きた。世間を騒がせた「タリウム少女」が綴ったブログには、動物を観察するのと同じように母親を観察する記録が存在した。そのブログからは、全てを傍観する「観察者」としての少女の一面が浮かび上がってくる…。そして今、彼女をモチーフにした≪架空のタリウム少女≫が作り出された。彼女は、あらゆるシステムを飛び越え、本当の自由を手にするためにある決断を下すのだった。
☆第25回 東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える