渡辺謙&森山未來&松山ケンイチ&綾野剛が初のビジュアルコメンタリーに参加『怒り』Blu-ray&DVDが4・12発売

エンタメ総合
2017年01月21日

98340_01_R 渡辺謙主演の映画『怒り』のBlu-ray&DVDが4月5日(水)にレンタル開始、4月12日(水)にBlu-ray&DVDが発売される。また、豪華特典として渡辺謙がビジュアルコメンタリーに“初”参加して行われた。

本作は、原作の吉田修一×監督・脚本の李相日のタッグに音楽で坂本龍一が加わり挑んだ意欲作。そんな超強力タッグの元へ、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮﨑あおい、妻夫木聡らといった人気・実力ともにトップクラスのオールスターキャストが揃う夢のような豪華共演が実現した。ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続けておりその行方はいまだ知れず。事件から一年後、千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れる。愛した人は殺人犯だったのか?日本映画史に新たに刻まれた傑作ヒューマンミステリー。

豪華特典映像では主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、李相日監督がネタバレを気にせず撮影秘話、思い出を語り尽くしているビジュアルコメンタリーが収録される。全員ビジュアルコメンタリーは初挑戦という。森山、松山、綾野は劇中の殺人事件の容疑者役だったため、劇場公開時には話せなかった内容も多かったが、「最初から犯人が誰が言っていきます!」(李監督)のネタバレ解禁発言とともに収録スタート。本作は、東京編・千葉篇・沖縄編と3パートからなるため、自分の出演パート以外の撮影現場への質問が飛び交う収録となった。

物語の発端となる事件現場の家は、実際に人が生活している家を借り、撮影期間中は2階で生活してもらったなどロケハンのこだわりや、千葉篇の渡辺が役作りのためだけに4日間をかけフォークリフトの免許を取ったこと、犯人が誰かをミスリードさせるために行われた工夫など、その厳しい演出でも有名な李監督作品ならではといえる数々のエピソードが語られた。

重厚なドラマとミステリーが絡み合う内容のため、もちろん笑える話ばかりではなく、「ある小道具が犯人を示す伏線となっていることに2回目見たとき気づいた」(渡辺)ことや、撮影中その場にいた者でした知りえない臨場感溢れるコメント、音楽や音の演出についてなど、作品をより深く楽しむためのヒントが多く語られ、『怒り』を見る際のさまざまな視点が示唆されるコメンタリーとなっている。

『怒り』Blu-ray&DVD 4月12日(水)発売
■Blu-ray 豪華版(3枚組) 6800円+税
■DVD 豪華版(3枚組)5800円+税

<Blu-ray&DVD豪華版 共通特典>
●収録内容
本編/予告編集

特典ディスク①
★メイキングドキュメンタリー
アウトテイク&メイキング映像で構成されたスペシャルメイキング映像
★特番「映画『怒り』公開記念 犯人は誰だ!豪華キャストが語る未解決事件スペシャル」
★イベント映像集
映画祭登壇時や映画公開時に行われたイベント映像集

特典ディスク②
★本編ビジュアルコメンタリー
収録メンバー:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、李相日監督

●封入特典
ブックレット(全40P)
未公開スチールやスタッフインタビューを収録したブックレット

DVD通常版(3800円+税)も同時発売
4月5日(水)Blu-ray&DVDレンタル開始
発売・販元:東宝/©2016映画「怒り」製作委員会