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葉山愛次
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ジュノンボーイ詩人・葉山愛次がSCANDAL「夢見るつばさ」で作詞家デビュー

2009年10月14日(水) 11時04分  ジュノンボーイで作家・詩人の葉山愛次(はやま・あいじ)が、本日(14日)発売のSCANDALの4thシングル「夢見るつばさ」でメンバーと共に作詞を担当。ジュノンボーイ史上初となる作詞家デビューを果たしている。

 葉山は、アイドルユニット・FLAMEらを輩出した2000年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、ファイナリストに選出された経歴を持つ異色の作家。現在は音楽雑誌「MUSIQ?」(シンコーミュージック刊)で詩とコラムの連載や、ニッポン放送「銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA」の水曜コーナー「ラジオの王子様」でレギュラーパーソナリティーを務めており、スラリと長い手足に甘く繊細なルックス、3か国語を操る知的なキャラクターで多くの女性からの人気を集めている。

 作詞家デビュー作となった「夢見るつばさ」は、’80年代にヒットを飛ばしたロカビリーバンド・HILLBILLY BOPSのラストアルバムに収録された「夢見る頃を過ぎても」のカバー曲。“もともと詞がある曲に新しい詞を付ける”という難しい挑戦となったが、葉山は「SCANDALの若さで“夢見る頃を過ぎても”と歌うのは違和感があったので、彼女たちの口から出ても不自然じゃない言葉で、まさに今、前向きに夢を見ている人たちの応援歌を作れたらなと思って。ゼロからメンバーと作り上げました」と、その思いを語る。

 子供のころから絵本や童話が大好きで、空想が日課だったという彼。ジュノンボーイとしてモデルや俳優の分野で活躍した時期もあったが、“自分の思いを『言葉』で表現し、伝えたい”という強い気持ちで、書き溜めた詩を出版社に持ち込んだ。ジュノンボーイといえば、アイドル・俳優として活躍するイケメンの登竜門。しかし葉山は、あえてその“内面”で勝負する道を選んだ。「秋元康さんが美空ひばりさんの『川の流れのように』の詞を、ニューヨークのイーストリバーを見ながら書いたという話を聞いて。役者だと舞台や撮影現場に行かなきゃ仕事はできないけど、作家なら、世界のどこにいても自分を表現できるなと思って」。まっすぐな目でそう話す彼の姿を見ていると、“たまたま美形に生まれただけ”で、いち表現者としての欲求は至極シンプルなものであることに気づかされる。

 現在も次回作を準備中という彼だが、自作自演の“アーティスト”と“作詞家”の違う点は、書きたいものだけを書くのではなく、依頼主のさまざまなオーダーに対応しなければならない苦労があることだ。「自分の中にない要素を言葉にするのは特に大変。でも役者だったら、『人を殺したことはないから、殺人犯の役はできません』なんて、放り出すことはできない。だからできる限りの情報収集をして、体験できることはして、想像力や知識、経験…自分の持ってるすべてを注いで、詩を完成に近づけていくんです。役作りじゃないけど、何日か、書きたい詩の主人公になり切って暮らしたりもして。その間に会った人には『今日、キャラ違うよね?』なんて言われたり(笑)。でも、中途半端な覚悟では本当に伝わる詩は書けないから…。そういう意味では、役者の仕事とちょっと似てる部分もあるなと感じましたね」。

 現在の仕事は「楽しさ半分、つらさ半分」だと笑う葉山。しかし「出産と同じで、作品を生み出した後には、そのつらさは全部忘れて“またやりたい!”って思う」と、今後の仕事にも意欲的だ。「まだまだ経験不足」と感じることも多いそうだが、「将来的には童話作家にもなりたい」と、その瞳を輝かせる。「曲の歌詞もそうだし、絵本や童話も、サイズ的にきっと映画や小説よりも気軽に手に取ってもらえると思うんです。短い言葉で伝えなきゃいけない難しさもあるけど、逆に、言葉に“余白”を与えることで、読む人のいろんな想像をかき立てることもできて。そこに魅力を感じますね」。

 今回の作詞家デビューで、その夢への第一歩を着実に踏み出した彼。「『夢見るつばさ』の曲の最後に“夢見るつばさにのって”って繰り返す部分があるんです。そこを何度も聴いているとだんだん、聴く人なりの翼の色や形が見えてくる気がして…。そして最後には“夢見る頃を過ぎても”とも歌っているので、大人が聴いても“もう一度夢を見よう”という勇気や希望を持つことができると思う。僕もまだ翼を広げたばかりのところで、飛んでいけるのか不安もあるけど…今回のチャンスをきっかけにして、羽ばたいていけたらと思いますね」。――空想好きの少年の夢は、まさに今、真っすぐに空へと向かう滑走路を駆け出そうとしている。

 SCANDALの「夢見るつばさ」は、エピックレコードジャパンより本日(14日)発売。また、同楽曲のほかデビューからの全シングルを収めた1stアルバム「BEST★SCANDAL」も、来週21日(水)にリリースされる。葉山愛次の最新情報は、オフィシャルブログ「優しい悪魔の飼い方」(http://ameblo.jp/aiji-j-hayama/)で。(取材・文=結城伶司)


>> ★優しい悪魔の飼い方★ - 葉山愛次オフィシャルブログ



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キーワード 秋元康 美空ひばり 葉山愛次