黒人監督作品が史上初の作品賞ノミネート
2010年2月5日(金) 16時01分
全米わずか18館で公開がスタートするやいなや、口コミで劇場に観客が殺到したというリー・ダニエルズ監督の「プレシャス」が、第82回アカデミー賞で主要6部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞)にノミネートされた。

黒人監督のノミネートは過去に一度あるが、惜しくも受賞には至っていない。また、黒人監督の作品がアカデミー賞の作品賞にノミネートされるのは史上初。さらに、主演女優賞にノミネートされたガボレイ・シディベは本作が映画初出演となるまったくの新人。演技経験のない新人、しかも黒人となると過去には前例がない。本作がアカデミー賞を受賞すれば、歴史に大きな足跡を残すことになる。

「プレシャス」の舞台は1987年のハーレム。16歳の少女プレシャスはその容姿から学校ではいじめられ、家では両親から精神的、肉体的、性的虐待を受けている。そんな少女が、あることをきっかけに閉ざされた世界から抜け出し、自分の人生を豊かにするのは自分にしかできないことを知る。希望と感動の物語だ。

世界中の映画賞を席巻し、アカデミー賞ノミネートによって、さらなる熱狂の高まりが予想される映画「プレシャス」は、4月下旬全国公開予定。
>> 映画「プレシャス」公式サイト
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