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小野大輔インタビュー「ヤマトの魂を次の世代に伝えていく」映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」

小野大輔インタビュー「ヤマトの魂を次の世代に伝えていく」映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」

不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』の最新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が、2月25日(土)より劇場上映される。同じく劇場上映され、テレビアニメとしても放送された前作『宇宙戦艦ヤマト2199』(2012~14年)に引き続き、主人公・古代進の声を担当する人気声優・小野大輔さんが、本シリーズの魅力を語る。

アフレコは“1人じゃないんだ”という思いで臨めました

小野大輔インタビュー

◆劇場用映画「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」(1978年)をモチーフとした本作。ヤマトの帰還から3年後の地球を舞台に、新たな脅威・ガトランティスとの戦いが描かれます。

モチーフとなっているのは『さらば~』ですが、ロゴ部分の最後の2が大きくなっているとおり、『宇宙戦艦ヤマト2』もモチーフとしているんですよね。ただ旧作をなぞるだけじゃなくて、ヤマトをしっかり背負った上で新しい世代に伝えていけるような作品になっているので、きっとヤマトファンの方にも納得していただけると思います。

◆小野さんは『~2199』でも古代進を演じられていました。

『ヤマト』シリーズは、日本のSFアニメの始祖であり金字塔である、本当に偉大な作品。だから、最初に『2199』のアフレコに臨んだときは、歴史を背負わなきゃいけないというプレッシャーに押しつぶされそうになりました。でも、スタッフやキャストの皆さんと1年半にわたる“旅”から帰ってきた瞬間、大きな達成感とともに、ふと肩の荷が下りた気がしたんです。本当にヤマトに乗って旅をして帰ってきたような感覚というか。ベテランも若手も出演者全員がヤマトの歴史を次の世代に渡そうとしていたと思います。『2199』は、ヤマトを次の世代に伝えていくという感覚を実感できたシリーズでした。

◆旧ヤマト戦術長の古代進は、イスカンダルへの大航海から帰参し、現在は第二護衛駆逐艦隊所属47番艦・ゆうなぎの艦長を務めています。

『2199』以降の古代は、先頭に立ってみんなを率いるというより、いちクルーに近いんです。後ろ向きだったり女々しかったりして(笑)。言い換えればそれが優しさだったりするんですが、旧作の猪突猛進で勇猛果敢な古代とはちょっと趣が異なります。でも、古代の熱血漢な部分がなくなったのではなく、実は南部や島といったほかのクルーが補っているんです。だから、アフレコでは僕自身も“1人じゃないんだ”という思いで臨めました。ヤマトクルーみんながいてくれて、総員が一丸となったからこそ、僕は僕なりの古代進を作っていけたのだと思っています。

◆アフレコの様子はいかがでしたか?

ヤマトの象徴である沖田艦長の声を当てられている菅生(隆之)さんがいらしたことで、すごく気が引き締まりました。古代はあくまでも艦長代理で、僕の中での艦長は沖田さんなんです。前作で亡くなってしまった沖田艦長でしたが、今回第1話でその声を聞くことができてうれしかったです。「古代、ヤマトに乗れ」というせりふには思わずしびれました。

◆作品の中で印象的なシーンはどこですか?

どれも印象的なので非常に難しいんですが、やっぱりヤマトが登場するシーンですね。今回、古代たちは最初からヤマトに乗っているわけではないんですよ。絶妙なタイミングでヤマトが出てくるので、画面に映るだけで純粋に感動しました。構成もすごく見事なので、早く皆さんにも見ていただきたいです。

◆最後に、劇場上映を楽しみにしているファンの方に向けてメッセージをお願いします。

ヤマトという偉大な作品を懐かしむだけではなく、ヤマトの魂を現代に息づかせ、そして次の世代に伝えていくためにこの作品があるように感じています。ヤマトらしさを残しながら、新しい解釈や今の技術だからこそできるギミックがたくさん盛り込まれているので、ぜひ老若男女問わず見ていただけたらうれしいです。

 

■PROFILE

●おの・だいすけ…1978年5月4日生まれ。高知県出身。声優。アニメ『小林さんちのメイドラゴン』(ABC、TOKYO MXほか)が放送中。映画「黒子のバスケ LAST GAME」が3月18日(土)公開。

 

■作品情報

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第一章 嚆矢篇
2月25日(土)より劇場上映開始
特別限定版Blu-ray&デジタルセル版 同時発売

<STORY>
西暦2202年。壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰参してすでに3年が経過していた。〈コスモリバースシステム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いもむなしく、地球は軍備増強への道を歩み始めていたのだ。同時に、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が地球に迫り――。

製作総指揮:西﨑彰司
原作:西﨑義展
監督:羽原信義
シリーズ構成:福井晴敏

声優:小野大輔、桑島法子、鈴村健一、神谷浩史、神田沙也加 ほか

公式HP:http://yamato2202.net/

©西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
 
●photo/金井尭子 text/金沢優里

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