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大場英治(菊谷宏樹D)インタビュー「リアルな生きざまこそ俺がテレビに求めるもの」『関内デビル』

大場英治(菊谷宏樹D)インタビュー「リアルな生きざまこそ俺がテレビに求めるもの」『関内デビル』

tvk(テレビ神奈川)の音楽バラエティ番組『関内デビル』(tvkほか 毎週(月)~(金)後11・30)で、MCとディレクターを兼任する大場英治さん(菊谷宏樹D)。『関内デビル』と、お昼の情報番組『猫のひたいほどワイド』(tvkほか 毎週(月)~(木)正午)が送る“奇跡のコラボ”ウイーク(9/11(月)~15日(金))を前に、大場さんに番組制作の裏側を語っていただきました。

『関内デビル』

◆2017年4月にスタートした『関内デビル』は、8月に放送100回を迎えました。番組開始から約半年が経とうとしていますが、大場さんをはじめ小林龍二(DISH//)さん、加村真美さんのMC3人の空気感に変化はありましたか?

100回もやっていると3人の立ち位置がどんどん変わって、すごくいい感じになってきていると思います。ただ、彼らに1つだけ望むとすれば、俺も予測もできないような“ヤバいこと”をもっとやってほしいです。最近の若い子たちは意外と常識的で、俺がわけの分からないことをやって若い子たちが諌めるという構図は、何だか俺が気の狂った老人みたいになってしまうんですよね(笑)。そうではなくて、もっと若い子たちがいろいろやって、俺が「常識外れだろ!」ぐらいツッコみたいという希望はあります。ただ、開始当初に比べれば家族感は確実に上がってますし伸びしろのある子たちなので、今後ももっといろんな顔が出てくると思います。

◆台本なしのゆるいトークももちろんですが、大場さんが自作曲を披露する「歌声喫茶デビル」や、ゲストとボウリング対決をする「従レクボウリング!!」など、企画も充実しています。

変な話になってしまうんですが、人もお金もある大きなテレビ局がゆるい企画をやると、やっぱりすごく面白くて太刀打ちできないんです。だから、こちらはそれを凌駕するような、そういう人たちが絶対できないことをやるしかないと思って「歌声喫茶デビル」では急にギターで曲を作ったりしてみました。きっと、俺が突然ギターを弾いたりすると、一気に音楽との距離感が近くなると思うんですよ。そこらへんのあんちゃんがギターを弾いて歌を歌ってる感覚というか。そういうのが視聴者にも伝わってくれればうれしいですよね。でも、正直まだ手探りでもあるので、最終的には話の流れの中で急に歌を作っちゃう、みたいな進化ができるといいんですけどね。

◆ギターのお話もありましたが、もともと音楽活動はされていたんですか?

全然! 趣味程度です。昔は子供が多かったので、何か1つ武器がないと女性にモテないなと思って(笑)、中学時代にギターを始めたのがきっかけです。最初は弦を押さえるのが痛くて痛くて「何でこんなつらい思いをしなきゃならないんだ」と思うこともあったんですけど、文化祭とかで披露すると、急に女子からキャーキャー言われるようになるんですよね。その感動が忘れられなくて(笑)、飽き性の俺もギターだけは今でも続けています。完全に一体化していて、1日2日弾かないとものすごく寂しくなるんです。

『関内デビル』

◆木村カエラさんなどを輩出した人気音楽番組『sakusaku』(00~14年)では、長年“黒幕”を務めてきたことでも知られる大場(菊谷)さん。お仕事をされる上でやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

急に話を振られたりしたときにとっさに出てくる言葉やリアクションに、その人の人間性が表れると思うんですけど、それを生かせたときはやりがいを感じます。基本的に台本がないので、時にはすべってすべってすべりまくるんですけど、そのハプニングをうまいこと持っていって面白いものに変えられたときは一番やりがい…というかもう生きがいですね。常にそういうことばかり考えています。『関内デビル』はいろんな人の生きざまをそのままぶつけている番組なので、視聴者の方にもそれを楽しんでいただきたいですし、作られたものではないリアルな生きざまこそ俺がテレビ番組に求めるものなので、そこは今後も見せていけたらいいなと思っています。

◆作り手でも出演者でもあるわけですが、そのバランスや境界線はどうされているんですか?

『sakusaku』でもそうでしたが、俺はずっとこのスタイルでやっているので、あまりそういうことは意識してないんです。やっぱり、番組制作には極限まで関わりたいという思いがあるんですよね。例えばトークなら、間を長く使うのかスパッと切るのかだけでもだいぶ印象が変わりますし、自分がイメージしたものを企画から編集までしないと微妙なニュアンスって完全に伝わらないと思うんです。そう考えると、自分が演者として出演するほうが、編集のときもダイレクトに状況が思い返せるし、収録の段階から完成形をイメージしやすい。仮に収録が盛り上がらなかったとしたら編集作業は苦痛ですけど、改善すべき点は自分で自分に命令できますからね。そういったダイレクトさのある番組ってほかにないと思うんです。これを磨いて武器にしていければ、もっと『関内デビル』感が出てくるんじゃないかなと思って、今はとにかく楽しんでいますね。

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◆9月11日(月)週は、『猫のひたいほどワイド』MC陣の八神蓮さん、小林且弥さん、三上真史さん、藤田玲さんがゲストとして登場します。見どころも合わせて、最後に視聴者にメッセージをお願いします。

『猫ひた』は生放送ですが、今回はいざとなったら編集もできるので(笑)、どうせなら4人にフリートークを楽しんでもらおうと思っていつも通り進行しました。普段、4人が直接絡むことはないようですが、それぞれがちゃんとお互いのキャラを分かってるあたりはやっぱりさすがですよね。MCや芝居の現場などで培われた経験値の高さを感じました。トークもめちゃくちゃ面白くて、ふとしたやり取りの中に4人の生きざまが表れてて、きっとそれは普通の番組ではなかなか見られないと思います。ファンの人も初めての人も楽しめると思うので、ぜひご覧ください!

 

■PROFILE

大場英治(菊谷宏樹ディレクター)
●おおば・えいじ(きくや・ひろき)…1966年5月10日生まれ。東京都出身。
tvkの長寿音楽バラエティ番組『sakusaku』で13年間にわたりパペットを操縦してきた、通称“黒幕”。今回、3年の時を経て大場英治として顔出し出演。キャッチフレーズは「1000年に2人目のおじさん」。

 

■番組情報

『関内デビル』
tvk
毎週(月)~(金)後11・30放送

<ネット局>
チバテレ  毎週(月)深1・30~2・00
三重テレビ 毎週(水)深0・20~0・50
サンテレビ 毎週(金)後6・30~7・00
札幌テレビ 毎週(金)深2・32~3・02

『関内デビル』HP:http://www.tvk-yokohama.com/kannaidevil/

※9月11日(月)は、大場英治が『猫のひたいほどワイド』にゲスト出演!
 
●photo/中村功 text/金沢優里

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