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川栄李奈インタビュー「30歳ぐらいにはめっちゃ引き出しのある女優さんに」映画「恋のしずく」

川栄李奈インタビュー「30歳ぐらいにはめっちゃ引き出しのある女優さんに」映画「恋のしずく」

ドラマ、映画、舞台、CMなど引っ張りダコの女優・川栄李奈さんが10月20日(土)公開の「恋のしずく」で映画初主演。広島ロケでのエピソードのほか、演技について、女優としての目標についても語ってくれました。

◆映画初主演の話が来た時の率直な感想は?

川栄李奈インタビューとにかくうれしかったです。でも特にプレッシャーのようなものもなく、主演だからこそ、こうしたいという思いもありませんでした。ただ日本酒をほとんど飲んだことがなかったので、日本酒造りの映画と聞いて「大丈夫かな?」と思いました。でも私が演じる詩織もワイン派で、酒蔵でいろんなことを学んで成長するキャラクターなので助かりました(笑)。

◆広島ロケを前に、多忙な中での役作りはどのようにされていたのでしょうか?

私、どの現場でも、役作りみたいなものを固めないんです。台本を頂いて監督さんとお話しして、自分の感じたことを言う程度。それで共演の役者さんの空気から感じ取ったものから、「こんな感じでいこう」とお芝居しています。そして監督さんから「ここが違う」と言われたら直していく感じです。

◆そのお芝居のスタイルは、『マジすか学園』シリーズや『セーラーゾンビ』など、AKB48メンバー時代からのものですか?

そうやって自分の感覚や想像で演じることは、AKB48の川栄李奈として、ドラマなどに出していただいた時とは違いますね。あの時も今のように楽しかったのは確かなのですが、本職の役者さんとあまり絡むこともなかったから、自分の芝居に対する意識や熱量などが今とどこか違っていたとは思います。

◆3週間の東広島市西条でのロケの思い出を教えてください。

地元の皆さんがおにぎり、うどん、おでんといった炊き出しをほぼ毎日用意してくださったんです。また撮影が終わると、バーベキューも用意してくださったんですが、名産の峠下(たおした)牛もおいしかったです。どれも全部おいしすぎて、めっちゃ太って東京に戻ってきました(笑)。また、きれいな山や田んぼが目に飛び込んできたり、親戚の家に来たようなのどかな雰囲気もあって、リフレッシュした気持ちになれました。

川栄李奈インタビュー◆今回の撮影を通して、日本酒や日本酒造りに対する印象は変わりましたか?

実際に酒蔵でお酒造りを学ばせていただき、温度調整がちょっと違うだけで、味が変わってしまう繊細な作業だということを実感しました。あとは想像以上に力仕事なんです。映画の中でも私がお米を担ぐシーンがあるんですが、撮影用の軽いものかな?と思ったら、10キロありまして(笑)。マジで重かったです!そうやって「こんなに大変なものなんだ!」ということを体感しましたし、劇中に出てくるフルーティーで飲みやすい「鯉幟」というお酒に出会い、日本酒のイメージも変わりました。

◆今回の現場から学んだことはありますか?

今回、初めて主演映画をやらせていただき、幅広い世代の役者さんと共演させていただきました。詩織はあまりに普通の子すぎて、最初はどうやって演じていいかよく分からなかったんですけれど、皆さんに助けてもらい、支えてもらい、引っ張っていただきました。いつも自分は助演の立場なので、より主演の方をサポートできる役者になりたいと思いましたし、役に対するこだわりを間近で見せていただいて、とても勉強になった現場でした。

◆今後も作品が続く中、セリフ覚えなどはいかがですか?

映画やドラマを掛け持ちすることが多いんですが、セリフ覚えは早いと思います。前日に違う作品をやっていて、その日の晩に「もう覚えなきゃ!」と思うと、スラスラ入ってきますね。逆に1つの作品しかやっていないとか、期間が空いてしまったときの方が大変です。今は幸いお仕事が続いているので、すぐにセリフが入りますね。

川栄李奈インタビュー◆それでは、どのような女優を目指されていますか?

まだまだ若いので主演でも助演でも脇でも関係なく、頂いたお仕事は何でもやりたいですね。それでいろんな役をやって、いろんな人と共演して、たくさん吸収して、30歳ぐらいには、めっちゃ引き出しのある女優さんになりたいです。ちょうどそのころぐらいに、自分の代表作といえる作品に出会い、引き出しを開けて、恥ずかしくないお芝居ができたら最高だと思います。

◆具体的な憧れの先輩はいますか?

光石研さんがすごく好きなんです。役者としてももちろんすごいんですが、ものすごく謙虚でいらっしゃるところや人間性も含めて尊敬しているんです。だから、光石研さんのようになりたいです。それに毎回3本ぐらいの作品に出られている光石さんを見ていると、「私は若いんだから、もっと頑張らなきゃ!」と思えるんですよね(笑)。

◆最後に、この秋にやりたいことがあれば教えてください。

今年の秋は舞台「カレフォン」で全国7都市を回るので、おいしいごはんが楽しみですね!前に食べた北海道のジャガイモもおいしかったし。ただ、今パーソナルジムにも通っていてたくさんは食べられないので、そこが難しいところなんです(笑)。

 

■PROFILE

●かわえい・りな…1995年2月12日生まれ。神奈川県出身。O型。今後の出演作に映画「人魚の眠る家」が11月公開、「泣くな赤鬼」が2019年公開。2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合ほか)など。舞台「カレフォン」が11月13日(火)まで全国順次上演中。

 

■映画情報

「恋のしずく」「恋のしずく」
10月20日(土)より丸の内TOEIほか全国公開

<STAFF&CAST>
監督:瀬木直貴
脚本:鴨義信

出演:川栄李奈、小野塚勇人、宮地真緒、中村優一、蕨野友也、西田篤史、東ちづる、津田寛治、小市慢太郎、大杉漣ほか

<STORY>
ワインソムリエを目指す大学生の詩織(川栄)の実習先が意に反して東広島・西条の日本酒の酒蔵に決まる。日本酒が苦手な詩織は渋々実習先の乃神酒造へ。単位取得のため、詩織の修行にも近い酒蔵での実習が始まる。

©2018「恋のしずく」製作委員会
 
●photo/干川 修 text/くれい響 hair&make/遠藤真稀子(UM)styling/武久真理江

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