『はじこい』の気になるメガネ男子・永田崇人インタビュー「“マイヤン”の恋愛ストーリーも妄想しています」

特集・インタビュー
2019年02月13日

ドラマ『初めて恋をした日に読む話』に、不良高校生・匡平(横浜流星)の友人・エンドー役で出演中の永田崇人さん。愛きょうたっぷりの“マイルドヤンキー”を演じている撮影現場での最新エピソードから、今後の目標までたっぷり語ってくれました!


“マイヤン”サイドの恋愛ストーリーも妄想しています

永田崇人インタビュー
◆視聴者の間で「“はじこい”のメガネ男子が気になる!」「天使!」と話題の永田さん。実際に反響はいかがですか?

SNSのフォロワーさんがすごく増えてびっくりしています。僕のことを知らなかった方に知ってもらえるのがすごくうれしいです。“天使”と言っていただくことに関しては、自分の中では「?」ですけどね(笑)。

◆エンドーを演じる時に意識していることは?

僕、今25歳なんですけど、8歳若く演じなきゃいけないっていうのがまずあって(笑)。あとはプロデューサーさんに「とにかく笑っていた方がいいよ」と言われているので、周りとの関係性の中で、できるだけニコニコ笑っていられるようにしています。感じることや考えることが自分と比較的近い役なので、あまり無理せず演じられていると思います。

◆マイルドヤンキーチームではどんな話をされているんですか?

本当にくだらない話題が多いですよ。僕や横浜流星とかは、待ち時間に“男子高校生でもそんなくだらない話する?”っていうような会話をしてます。会話というか、即興コントみたいなことを(笑)。この前も「オレは絶対にじゃんけん負けないんだ」「ああ、じゃあやってみようぜ」「最初はグー、じゃんけんぽん」ってやってると、たまたまそいつが何回も勝って、「お前は、じゃんけんの神様だ…!」って言ったり(笑)。本っ当にくだらない流れに乗り合って、みんなで笑ってます。

◆順子先生(深田恭子)のような女性のことをどう思いますか?

いやー、もう超憧れますね。僕、ディズニープリンセスだと「塔の上のラプンツェル」が大好きで。順子先生って何かちょっとラプンツェルみたいだなって思うんですよね。おてんばで、かわいくて、ちょっと鈍感で。だから順子というキャラクターはすごく好きですね。

◆永田さん自身が“初めて恋をした日”のことを覚えていますか?

「日」までは覚えてないですけど、何となくそんな思い出はあります。保育園の時で、それを“初恋”と呼んでいいのかも分からないですけど(笑)。僕より身長が大きくて、けんかしたら僕が負けちゃうような、“なっちゃん”っていう女の子のことを好きになりました。でも好きだからこそ意地悪しちゃうんですよ。それで逆にボコボコにされちゃうみたいな(笑)。でも今だったら僕、弱ってる時に優しくされると好きになっちゃうかも(笑)。単純ですよね。

◆エンドーとして今後どんな展開があったらいいなと思いますか?

もっと“マイヤン”の人気が出たら、僕らにももっとフォーカスが当たるかなっていうのはありますね。その中でも、マイヤンの誰かが誰かと…というような、こっち側の恋愛ストーリーも入ってきたりしないかなっていう妄想はしてます(笑)。でも、そうじゃなくても、匡平が東大受験を頑張っているのを心から応援できる仲間でずっといたいなっていう思いはあって。少し違うかもしれないけど、僕も俳優をやることや東京に行くこと、芸能界に入ることを友達に自信を持って告げられなかった時があったし、でもそういう時に本当に応援してくれるのが仲間だったと思うんです。だから、ドラマの中でそういう存在でありたいなってすごく思いますね。

◆今、そういう仲間はいますか?

います!福岡に帰ったら会いますし。大学は熊本だったので、熊本にもできるだけ行きたいですね。


Travis Japanのファンになっちゃってる(笑)

永田崇人インタビュー
◆永田さんの憧れの俳優さんは?

ドラマ『やまとなでしこ』が大好きで、もう10回は見てると思うんですけど、堤真一さんが憧れの俳優さんです。共演させていただいたことはまだないんですが、この前NHK『LIFE!~』のドラマ『忍べ!右左ヱ門』に少しだけ出させていただいた時、堤さんもメインキャストで出演されていて。「同じ作品に一緒に名前が載ってる!」っていうだけですごくうれしかったです。

◆プライベートで最近刺激を受けたエンタメはありますか?

この前、舞台「いまを生きる」で共演したメンバーが出ていた「ジャニーズ King & Prince アイランド」を観に行ったんですが、僕、あそこまですごいエンターテインメントを初めて見たかもしれないです。あんな…あんなに飛ぶ!?あんなに回る!?ってびっくりして。今舞台でできる全ての最新技術を駆使してるというか。ひいき目かもしれないですけど、共演したメンバーたちが一番カッコよかったです(笑)。僕、Travis Japanの曲を最近YouTubeのジャニーズJr.チャンネルでよく聴くんですよ。その曲を舞台で生で聴けたのがすごくうれしくて。何かちょっとファンになっちゃってて(笑)。いつもなら「おい!おいちゃか(宮近海斗)!」みたいな感じなんですけど、今回の舞台を見た直後は何かかしこまっちゃって。「あ、お疲れ…」「何か、すごいね」みたいな。普通にファンみたいになっちゃってました(笑)。

◆今でもメンバーと交流はあるんですか?

あります。ご飯に行ったり、カラオケに行ったり。しめ(七五三掛龍也)がちょこちょこ連絡をくれるんですよ。「ドラマ見てます!」とか。かわいいですよ、今まで生きてきた中で一番かわいい男の子かも(笑)。舞台でも、みんなの人間的な個性みたいなのがパフォーマンスにすごく反映されててすてきだなと。やっぱりすごいなってあらためて彼らを尊敬しましたね。

◆4月からは、高校バレーボールが題材の人気漫画を舞台化したハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣”が上演。大人気のシリーズでこれまで主人公の烏野高校・日向翔陽のライバル、音駒高校・孤爪研磨を演じてきたわけですが、今回の主役校は、研磨が属する音駒高校。意気込みは?

原作漫画にも、烏野高校が出てこない回が元々あって、それをスピンオフみたいな形で舞台化できたら幸せだよねっていう話はずっとしていたんです。今回それが実現したので、不安はありますが気合は十分です。演劇「ハイキュー!!」を応援してくださるたくさんの方々の声があっての公演なので、本当に大事にやらせていただきたいんですし、敢えてチャレンジをしていかないといけないなとも思っていて。今までの「ハイキュー!!」とは違う「ハイキュー!!」を見ていただけるような作品になれればいいなと思ってます。

◆いろいろな経験を経て、今後やりたいお仕事は広がりましたか?

まずは映画がやりたいですね。是枝裕和さんの「海よりもまだ深く」のような人間味のある作品、すてきだなって思います。でも逆にそういうことをやりたいなとずっと思っていたからこそ、「ジャニーズアイランド」でエンタメの奥深さや美しさにあらためて触れて、こういうのもやっぱりやりたいなとも思うし。もう、やりたいこといっぱいです!コメディーも興味がありますし、連ドラにも今年中にまた出られたらいいなと思ってます。

 

■PROFILE

●ながた・たかと…1993年8月27日生まれ。福岡県出身。A型。最近の出演作に舞台「いまを生きる」など。主演するハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣”が、4月5日(金)より大阪、宮城、東京で上演。

 

■番組情報

『初めて恋をした日に読む話』
TBS系
毎週(火)後10・00~11・07
 
●photo/干川 修 text/寺田渓音