【インタビュー】グァンス(超新星) in ミュージカル「RUN TO YOU ~Street Life~」

特集・インタビュー
2015年06月23日

6月26日(金)~7月5日(日)に東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演されるミュージカル「RUN TO YOU ~Street Life~」。2012年の大阪公演、2014年の東京公演に引き続き、超新星のグァンス、ゴニルが出演し、さらに新キャストとしてU-KISSのスヒョン、ジュン、Block Bのジェヒョ、ユグォン、Apeaceのホン・ソンホ、チョン・ヨンウクといった豪華な顔ぶれが集結。
トリプルキャストとなる主人公・ジェミン役から、グァンスさんとゴニルさんのインタビューを2回にわたってお届けします!

台本に書いた昔の日記を見ると力が沸いてくる

【インタビュー】グァンス(超新星) in ミュージカル「RUN TO YOU ~Street Life~」

――約1か月にわたる超新星の全国ツアー「超新星 LIVE TOUR 2015“Girl Friends”」を終えたばかりですが、印象に残っているエピソードを教えてください。

大阪公演のときに、歌の途中でいきなり音が止まってしまうトラブルがあって…。それで本当に歌いづらく、踊りづらくなったのですが、そのトラブルが起きて10秒後くらいから会場のファンの皆さんが全員で曲を歌ってくれて、そのおかげで僕らも歌って踊ることができました。終演後にスタッフに強く注意したんですけど、でも逆にすごくいい思い出にもなって、一生忘れられないと思います。すごく感謝していますし、その瞬間、そこにいたファンの方たちだけじゃなくて、「あ~、やっぱり本当にファンがいないと僕たちはだめだ」と感じたんです。今まで僕らがやってきたことの成果は、自分たちだけが頑張って成功させたわけじゃなく、いつも一緒にいてくれるファンの皆さんがいないと絶対成功できないと思いました。

――ツアー後、すぐに「RUN TO YOU」の稽古が始まりましたね。今回でジェミンを演じるのは3回目となりますが、再演が決まったときはどんなお気持ちでしたか?

ファンの皆さんから「ぜひまたやってください」というメッセージをたくさんもらっていたので、キャスティングの話がきたときはすごくうれしかったです。パフォーマンスをパワーアップさせて、これまでの2回とは違うジェミンの芝居を見せたいです。ジェミンには最初から最後までいろんな事件があって、一人の男が成長していく姿がちゃんと見える役。今回は特に内面の隠れた部分、ジェミンの心の痛みを感じていただけるように、細かいところにもこだわって演じていきたいです。

【インタビュー】グァンス(超新星) in ミュージカル「RUN TO YOU ~Street Life~」

――「RUN TO YOU」は、芝居を楽しめるだけでなく、キャストと観客との一体感が味わえるライブパフォーマンスも大きな魅力ですよね。

一幕は本当にどんなアーティストのライブよりもすごくカッコよくて、楽しくて、盛り上がるライブのようなところがあります。二幕からはどんなミュージカルにも負けないくらい、すごくいいドラマが入っているので、そのライブとドラマを一緒に楽しめるところが一番の魅力だと思います。

――ストイックに練習に励むイメージがあるグァンスさんですが、役づくりはどうされていますか?

稽古が始まると、いつも台本に日記を書いています。僕だけが3年前の初演のときの台本を使っているのですが、自分のことももちろん書きますし、ほかのキャストのことで気づいたことがあったら書き込んでおいて、あとでアドバイスすることもあります。どうも思うようにいかないな…というときには、昔書いた日記を見ると参考になるし、力が湧いてくるんです。ゴニルとも最初の公演のときから、お互いにアドバイスしあって役づくりをしてきました。それから、体力づくりのために稽古に行く前や終わった後に毎日ジムに行って、筋トレや走り込みをしています。

――スチャン役のユグォンさん、ジョンフン役のチョン・ヨンウクさんとは初共演ですね。

ユグォン君とは1回しか共演しないのですが、すごく頑張り屋でセンスもいいし、もう100%スチャンの役づくりができています。これまでのキャストが演じてきたスチャン役とはまた違う魅力を見せてくれると思うので、期待しています。ヨンウク君も真剣に稽古を頑張っているし、「兄さん、兄さん」とついてきてくれて、とてもかわいいです。本当の弟みたいな存在ですね。ヨンウク君たちとはメールや電話で頻繁にやり取りをしながら、アドバイスをしたり役づくりをフォローしてあげたりしています。

――トリプルキャストとなるジュンさん、同じく初出演のスヒョンさんとは歌番組やイベントなどでよく共演していますが、今回の「RUN TO YOU」について何かお話されましたか?

ジュン君はU-KISSでは末っ子ですが、今回はジェミンとしてグループのリーダーを演じるので、いろいろなことを研究しながら役づくりを頑張っています。ジュン君を見ていると、初めて「RUN TO YOU」に出演したときの自分を見ているような気持ちになりますね。同じ役を演じるキャストとして応援したいですし、稽古場以外でもメールや電話でいろいろアドバイスをしています。僕とゴニルとは違う、ジュン君ならではのジェミンが楽しみです。それから、スヒョン君のことは実は以前から「スチャンのイメージにぴったりだな」と思っていたんです! 今回は共演できないのですが、もし機会があったら一緒に“ストリートライフ”のメンバーを演じてみたいです。

超新星のメンバーも応援してくれています

――稽古場の雰囲気や、チームワークはいかがですか?

雰囲気はすごく良くて、チームワークもばっちりです。今回は新しいキャストが増えましたが、本当にみんないい子たちばかりなので、楽しく稽古をしています。実際の公演でもチームワークの良さが発揮されて、いい芝居ができると思いますし、公演が終わった後もいい仲間として過ごせそうです。(スチャン役の)キム・ヨンナムさんとは前回の公演で共演したので、前からすごく仲がいいんです。男から見てもすごくカッコいい俳優だし、またヨンナムさんと共演できることになってよかったな~と思いました。

――ゴニルさんの公演を観る予定はありますか?

はい、必ず観に行くつもりです。ゴニルも僕と同じく3回目なので、パフォーマンスだけでなく、芝居もすごくパワーアップしたジェミンに期待しています!

――過去のインタビューで、ジヒョクさんがうちわを作って「RUN TO YOU」の応援に来てくれたことがうれしかったとお話していましたが、今回もほかの超新星のメンバーにも観に来てほしいですか?

もちろんです! ジヒョクが来てくれたときは、とても感動しました。ユナクも今回もぜひ観たいなと言ってくれていますし、ソンモからも稽古に入る前に「今度こそ絶対観に行きたいな~」と言われました。3回目の「RUN TO YOU」でもあるし、メンバーのみんなが応援してくれています。

――最後に、公演を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします!

僕にとって、3回目の「RUN TO YOU」出演になります。皆さんのおかげで、またこうしてジェミンを演じられることになりました。これまでとはまたひと味違う姿をお見せしますので、どうぞご期待ください。楽しいパフォーマンスと、20代の若者たちの情熱やラブストーリー、友情など、熱いドラマが見られる作品です。ぜひ観に来てくださいね。


公演情報

「RUN TO YOU ~Street Life~」 


ミュージカル「RUN TO YOU ~Street Life~」 ameblo.jp/runtoyou2015/
【日程】2015年6月26日(金)~7月5日(日)≪全13回≫
【会場】Zeppブルーシアター六本木 http://www.blue-theater.jp/
【出演者】グァンス(超新星)、ゴニル(超新星)、スヒョン(U-KISS)、ジュン(U-KISS)、ジェヒョ(Block B)、ユグォン(Block B)、ホン・ソンホ(Apeace)、チョン・ヨンウク(Apeace)、キム・ヨンナム ほか

【チケット】
S席-1万3000円、 S席/パンフレット付-1万6000円、 S席/スペシャルグッズ付-1万9000円
S席/パンフレット・撮影抽選券付-1万7000円
A席(学生割引)-8000円
※販売席種詳細につきましては、各プレイガイド販売ページにてご確認ください。
※ A席(学生割引)はぴあ一般発売のみでの取り扱い

<あらすじ>
ナイトクラブでDJとして働くジェミン、ウェイターのスチャン、客引き担当のジョンフン。音楽にかける情熱だけは誰よりも強い彼らは、厳しい生活にも負けず、ラップ&ボーカルグループとしてデビューする日を夢見ていた。そんな中、ひょんなことからクラブのステージに立つチャンスを手にし、大手芸能事務所の社長にスカウトされた3人は、ついに“ストリートライフ”というグループ名で待望のメジャーデビューを果たすが…。

 

PROFILE

グァンス…4月22日生まれ。B型。2009年にシングル「キミだけをずっと」で日本デビューを果たした6人組ダンスボーカルグループ・超新星のメンバー。主な近作に、映画「この世の果て」、ドラマ『SOS僕を助けて』など。出演ドラマ『女くどき飯』のDVDが発売中。9月9日(水)に、超新星の7枚目のオリジナルアルバム「7IRO(読み:ナナイロ)」が発売。

★超新星オフィシャルサイト http://choshinsei.com/
★グァンスオフィシャルブログ http://ameblo.jp/css-kwangsoo/