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「ずっとライブが本拠地」うしろシティインタビュー DVD「すごいじゃん」リリース

「ずっとライブが本拠地」うしろシティインタビュー DVD「すごいじゃん」リリース

全国4都市7公演で行われたうしろシティの第6回単独ライブ「すごいじゃん」を完全収録したDVDが発売中。これを記念して、「キングオブコント2015」でも決勝進出を決め、ノリにノッているうしろシティのお2人にお話を伺いました。

今は老人に惹かれる時期(金子)

――第6回単独ライブ「すごいじゃん」がDVD化されますが、このタイトルになった理由を教えてください。

金子:毎回、単独ライブのタイトルとか日付とか会場とかを決める時にまだネタが決まってなかったりするので、こういった漠然としたタイトルに…(笑)。

――先に「すごいじゃん」と言い切っちゃえと(笑)。

金子:終わってから後づけが大変ですよね。見た人が「すごいじゃん」って言ってくれるようにとか、今までに比べて「すごいじゃん」とか。

阿諏訪:「すごいスベってたじゃん」とか(笑)。

――DVDを拝見しましたが、かなり客席が沸いていましたから「すごいじゃん」という結果になったと思います。ライブの手応えはいかがでしたか?

金子:ありました(きっぱり)。

阿諏訪:即答だな!

金子:いいものができたなと思いました(きっぱり)。

阿諏訪:単独ライブをやると、好きでいてくれるお客さんが来てくださっているので、雰囲気があったかいですね。

――コントにはいろんなキャラクターが登場しますが、モデルがいるんですか?

金子:いますね。街中を歩いていてヘンな人を見たら僕、ついていっちゃうんです。知りたくて。ヘンな人についていく途中で別のヘンな人が来たらそっちに乗り換えるんです。

――(笑)。ヘンな人を見つける目は肥えてると。

金子:そうですね。

阿諏訪:僕ら見つけるのめっちゃ早いと思います。電車の中で見つけたらゆっくり近づいていきます。

金子:絶対その人と同じ車両に乗ろうと思うよね。

――金子さんの老人キャラがたまらなかったです。「日替わり定食」の店主とか。

金子:ヘンな人のかわいさというか、なんでそんなことしちゃうの?みたいなところを一番伝えたいんですよ。

――阿諏訪さんもいろんなキャラで登場しますね。

阿諏訪:じじいばっかりですけどね(笑)。

――確かに(笑)。老人に何か魅力を感じているんですか?

金子:そういう時期なんでしょうね。女の子も年上に憧れる時期とかあったりするじゃないですか。そういう時期なのかもしれないです。

――芸人として老人に惹かれる時期(笑)。阿諏訪さんの「宅配ピザ」のキャラも強烈でした。

阿諏訪:あの人こわいですよね(笑)。

金子:副音声にも入ってるんですが、マジで腹がたつのが、初めにこういうキャラっていうのを阿諏訪に伝えたんです。僕、新潟の田舎の生まれなのでちょっとなまってるんですね。それで、ニュアンスだけ伝えたつもりが、阿諏訪はヘンな人間のキャラクターとしてそのなまりを使ってるんです。いやいや、そこを伝えたかったわけじゃないんだよって。

阿諏訪:普段からヘンだもん、イントネーション。

金子:でも、それをコントのヤバいやつのキャラづくりに使っちゃだめでしょ!

阿諏訪:僕はそこを拾っちゃったんだよね(笑)。

ずっとライブが本拠地(金子)

――思い入れのあるキャラやコントはありますか?

阿諏訪:僕はいまの話の「宅配ピザ」のキャラですね(笑)。

金子:コントでいうと「日替わり定食」が好きですね。定食屋のおじいちゃんは脇役なんですけど、別にボケてるわけでもないし、目的があってそういうことをしているわけでもないんですけど、その中で笑いが生まれる。最後におじいちゃんが学んで一段上に成長するっていうところを見せたかったんですけど、その前でも笑いが取れてたのが理想的だなと思いました

――作り手と見る側で違うかもしれないんですが、「日替わり定食」に関してはほかのコントと少し違って、ドリフ的なドタバタコントとして楽しみました。

金子:確かに今までと違ったネタかもしれないですね。作ってるときにそういうドタバタしたネタなんじゃないかというのは感じていました。

――ライブ全体のテーマみたいなものは決めるんですか?

金子:毎回変わらないんですけど、年に1回やっているので去年からの1年間でこんなヘンな人見つけました、紹介しますっていうつもりでいます。僕らがこの1年間で出会ったヘンな人のベスト10というか(笑)。
周りからは設定がしっかりしてるとか言ってもらうんですけど、僕はけっこうキャラコントだと思っていて、まずキャラクターを作ってからなんです。だから、あのキャラクターが面白かった、例えばあのおじいちゃんが面白かったとか言ってもらえるとすごくうれしいですね。

――ライブならではの楽しさというのはありますか?

金子:ライブならではっていうほどテレビ出てないんです(笑)。ずっとこっちが本拠地というか。

阿諏訪:ライブシーンを離れたことはないですからね、僕ら。

金子:満を持して、とかもないしね。単独ならではだと、初日のときは「え?だいじょうぶ?」みたいな空気を客席から少し感じることもあるんです(笑)。
その感じは僕らからすると楽しいんですよね。テレビって面白いように編集してもらえるからたぶん面白いじゃないですか。でもライブは面白くない可能性があるわけで(笑)。

阿諏訪:保証はないからね(笑)。

金子:そのハラハラ感はたまんないんじゃないですかね、お客さんも。もしかしたらこの人たち面白くないのかも?っていう(笑)。

――最後のコントでの登場キャラのコラボは単独ライブならではですよね。

金子:おしゃれな展開ですよね。あのキャラとあのキャラが!?っていう。あれは低カロリーで高リターンなネタで(笑)。非常にシメシメなやつですね。あれは、ネタをまとめて見てもらえる単独だからこそできるネタですよね。

――ライブツアーの中でネタを変えることはあるんですか?

金子:ありますね。でも、だめだなっていう切り方はしなくて。もっといけるなとかですね。だからどんどんライブ時間が長くなっていくんです。

――ライブの常連さんもいらっしゃるんですか?

金子:いつも来てくださる方もいるんですが、最近変わってきた感じがしますね。男性の方が増えてきたり、ラジオの影響でリスナーの方が来てくれたりするのがうれしいです。

――ライブに向けてのネタづくりは楽しいですか?それとも苦しいですか?

金子:もちろん楽しいですよ。つまんない部分もけっこうありますけどね(笑)。

――ええ~!?

金子:つまんない部分は絶対出てくるんですよ、作業的な部分。そこがなきゃ最高なんですけどね。でも、どうしてもやっぱり必要な部分なんですよ。

阿諏訪:この小道具、誰が持って帰るんだとか。持ってくるのは俺だけど、舞台で持ってるのお前だとか(笑)。

金子:そういうのがなくなれば最高ですよ。ネタ自体では、出てくる人のヘンさのイメージを阿諏訪にうまく伝えられないときが難しいですね。自分が感じた面白さを伝えられないとき。コンビですけど他人なのでそこが一番難しい。
キャラクターを共有できていれば、何をしてもらってもそのキャラがやってるんだから正しいだろうっていうのがあるんです。

――確立されたキャラ同士がしゃべっているというが理想ということですね。

金子:そうですね。台本で進行するっていうのをあんまりやりたくなかったりするので、キャラ同士のやりとりが最終的に台本になってればいいっていう感じですね。

見た目だと金子がボケなんだよね(阿諏訪)

――うしろシティはボケとツッコミという役割分担がないですよね。

阿諏訪:ないですね。

金子:ネタでいったらどっちもやるんですけど、普段は断然、阿諏訪がヘンですよ。

阿諏訪:わははは。でも仕切るんだけどね。

金子:MCとか任されるんですけど、やっぱMCをやっててもヘンなんですよ。見た目がちゃんとしてるのでみんな油断するんですけど。

阿諏訪:見た目だと金子がボケなんだよね。

金子:僕は○○ができないっていうヘンさなんですよ。阿諏訪はそういうことじゃなくて、できる・できない、やる・やらないじゃなくて……根の深いヘンさがある(笑)。そういうところをあんまり見せないし。猫かぶってるのを4かぶりぐらいしてますよ。

――芸人さんとしてはそのヘンさは得ですよね?

金子:そのままだったら得じゃないですよ。だってヘンでしょ。何とかツッコんでその面白さを紹介できるようにと思ってるんです(笑)。

阿諏訪:ははは(笑)。

――それでは最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします。

金子:「すごいじゃん」というタイトルで手に取った人は、見事にだまされたっていう(笑)。単純に僕らを見たいと思って見てくれた方には「すごくなくてごめんなさい」と。
でも「すごいじゃん」という中で、どこがすごかったのか分からないということは、それが見つけられていないということなので、繰り返し見ていただければと思います。
必ず「すごい」ところがあるはずです。僕らはそれがどこかはあえて言わないです(笑)。

阿諏訪:見つけられないそっちが悪いっていう(笑)。
DVDで僕らを知ってくれて、家族に見せてお母さんもハマってみたいな話をよく聞くので、ぜひみんなで見て、劇場にも足を運んでもらえたらうれしいです。

 

PROFILE

うしろシティ…2009年4月コンビ結成。現在、TBSラジオ「デブッタンテ」、TOKYO MX1「ゲームクラブ eスポーツMaX」、NOTTV1「AKB48のあんた、誰?」などに出演中。

金子学●かねこ・まなぶ…1981年3月25日生まれ。新潟県津南町出身。A型。
阿諏訪泰義●あすわ・たいぎ…1983年1月8日生まれ。神奈川県寒川町出身。O型。


DVD情報

うしろシティ第6回単独ライブ「すごいじゃん」
発売中

価格:3800円(本体)+税

■収録内容
授業中/個展/私の席/アンティークショップ/職員室/タイムスリップ/日替わり定食/宅配ピザ/ファーストフードにて/悪魔/出会い

■特典映像
幕間映像

■音声特典
うしろシティの副音声解説

発売元:TBSラジオ&コミュニケーションズ
販売元:ポニーキャニオン

(C)2015 Shochiku Geino/TBS RADIO&COMMUNICATIONS

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