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「海外の方から“SACHIKO!”って(笑)」小林幸子インタビュー「この映画が観たい」に出演

「海外の方から“SACHIKO!”って(笑)」小林幸子インタビュー「この映画が観たい」に出演

CS映画専門チャンネル・ムービープラスで放送中の、各界の著名人が自身の人生に影響を与えた映画を語る人気番組「この映画が観たい」に出演する小林幸子さんにインタビュー。近年、若い世代から熱い支持を受ける小林さんにお話を伺いました。

面白いことには、「じゃ、乗っちゃおう!」って(笑)

小林幸子|TVLIFE Webインタビュー

――小林さんはネットユーザーの間で大変な人気ですね。

目の前に人が集まってきているわけではないので実感としては分からないんですが、ニコニコ動画にアップした動画が100万回見てもらえたりして、それだけ興味を持ってくれているんだなということはすごく分かります。コンサートでも明らかに今までとは違うお客様だなという方々はいらっしゃいますね。演歌をじーっと聞いてくれて、最後に「千本桜」を歌うとワー!と盛り上がって一緒に歌ってくれるんです。
ボカロ曲を歌うことで皆さんすごく応援してくれるんですが、演歌の王道と何かつなげようというような考えはないんです。文化が違いますからね。架け橋になろうなんていうおこがましい気持ちはないんです。ネットはネットの文化でいいんです。演歌は演歌として大事に歌っていきたいと思っています。

――普通はだんだん新しいものに対して閉鎖的になったりすると思うんですが、小林さんが新しいことにチャレンジし続けられる秘密はなんですか?

持って生まれた性格かもしれないです(笑)。
スタッフが、「こんな面白いことがありますけど」って教えてくれるようになってから変わりました。今までは「興味を持つわけないよね」っていう思い込みがあったんでしょうね。
今はどんどん新しいことを持ってきてくれます。自分が面白いかどうかも大事ですけど、話を持ってきてくれた人たちが本当に面白いと思っていると、私も「じゃ、乗っちゃおう!」って。軽いですよね(笑)。軽いんですけど、これは大事なことだと思うんです。明らかにダメだったよね、となったらやめればいいわけですから。

――ためらいはないですか?

ためらいはもともとないんです(笑)。

――自分が好きじゃないことでも、仕事だからやらなきゃいけない人もたくさんいると思うんですが、何かアドバイスをいただけますか?

人生相談みたいになってますね(笑)。そうですね・・・立場がみんな違うから何とも言えないんですけど、好きなことってお金がかかるものです。お金を稼ぐということは、好きじゃないことをしてお金をもらうこと。だから我慢しましょう(笑)。好きじゃないことでお金を貯めて、好きなことにお金を使えばいいんです。

――この映画を観ようと思うときの作品選びの基準はありますか?

いろんな条件がありますよね。俳優さんで観たくなるときもあればストーリーに惹かれるときもあるし。子供と動物モノはもうダメですね。涙腺が弱くてね。でも観たいですね。

――「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」もご覧になったそうですね。

「妖怪ウォッチ」は話題だから観ておかないといけないと思ったんです。話題になるということは、観る人がたくさんいるということですよね。どうして子供たちにこんなに人気があるんだろう、と興味が湧いて観てみたいなと思ったんです。ちょうどツアーの移動の日で時間が空いたので「行こう!」って。

“ワロタwww”ってコメントをくれてすごくうれしい

――数年前から、小林さんはネットの世界でも大人気ですが、新たに感じたことなどはありますか?

今、“オタク”って世界の言葉なんですよね。「OTAKU SUMMIT SPECIAL LIVE」というのに出させていただいたんですが、海外の方から「SACHIKO!」って(笑)。
「ぼくとわたしとニコニコ動画」っていう歌があるんですけど、初めて聞いたときに私、泣いたんです。今の子たちの状況を知って。何をしても楽しくない、うちに帰ってテレビをつけても楽しめない。そういう状況を書いた詞を読んで、すごく興味を持って。みんなものすごくピュアなんです。

――共感される部分があったんですか?

私の寂しさは分かりやすい寂しさなんです。小学五年生から親元を離れて一人で暮らしたことのような寂しさですね。
今の子たちにはわけの分からない寂しさがある。本人も分かっていない寂しい気持ちが曲の中に出てくるとき「どうしたらいいんだろう」って思うんですけど、どうしてあげることもできない。
でも、その子たちが私の「脳漿炸裂バーサン」を聞いて“ワロタwww”ってバーっとコメントをくれて、すごくうれしいんです。「幸子さん、ワロタwwwありがとう!」みたいな。
長い芸能生活で“ワロタwww”って言われたことないですから(笑)。褒め言葉だと受け止めています。

――多くのお客さんの前で歌を歌ってきた時代とは違いますか?

まるで違いますね。歌います、聞きます、じゃなくて、ネットでは一緒。歌っている側も聴いている側も一緒なんです。それがすっごくよく分かりますね。
歌ってくれてありがとうって言ってくれるし、聞いてくれてありがとうって、ステージと客席の目線が一緒なんです。コミケでも、売る側も買う側も参加者ですもんね。そういうことを教えてもらいました。
いつから、どこから変わったのか分からないけど、文化が分けられている。いい・悪いを評論するんじゃなくて、それは事実だから、それをどうやって楽しんでいくかですよね。
不思議だったと思いますよ、私がネットの世界に入ってきたときは(笑)。

 

番組情報

「この映画が観たい#32 ~小林幸子のオールタイム・ベスト~」「この映画が観たい#32 ~小林幸子のオールタイム・ベスト~」
CS映画専門チャンネル・ムービープラス
5月2日(月)23:00~23:30ほか

番組ページ(http://www.movieplus.jp/guide/mybest/

ムービープラス公式サイト(http://www.movieplus.jp/

 

プロフィール

小林幸子|TVLIFE Webインタビュー

小林幸子●こばやし・さちこ…1953年12月5日(昭和28年)生まれ。新潟県出身。
1964年、10歳で「ウソツキ鴎」でデビュー。
1979年、「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットを記録、日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」をはじめとする数々の歌唱賞を受賞。同年、NHK「紅白歌合戦」初出場を。以来33回連続出場。
2006年、「紺綬褒章」受章。第27回松尾芸能賞「大賞」受賞。
2008年、第63回文化庁芸術祭・大衆芸能部門にて「優秀賞」を受賞。
2013年、「芸能生活50周年」を迎える。
2013年、新潟県より「新潟県民栄誉賞」受賞。
2014年、50周年記念ファイナルコンサートを「日本武道館」にて開催。
2015年、新潟市より「にいがた市感謝大賞」受賞。
2015年、「新潟市立日和山小学校」の校歌を作成。
舞台、テレビドラマ、声優、バラエティなど多方面で活躍。
台湾観光親善大使・新潟観光大使・お米大使にも就任。
最近ではニコニコ動画などで若い世代からも熱い支持を受けている。

小林幸子 公式サイト(http://www.sachiko.co.jp/

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