『青天を衝け』山崎育三郎が伊藤博文役で大河初出演「人と人とのつながりを大切に」

ドラマ
2021年05月27日

山崎育三郎

現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)に武田真治、大倉孝二、山崎育三郎が出演することが発表され、コメントが到着した。山崎は本作が大河ドラマ初出演となる。

大河ドラマ60作目となり、新1万円札の顔となる実業家・渋沢栄一(吉沢亮)の波乱万丈な人生を、大森美香のオリジナル脚本でフレッシュに描く『青天を衝け』。

5月23日放送の第15回では、武士として初俸禄をもらい、円四郎(堤真一)から「篤太夫」と「成一郎」という新しい名を授かった栄一と喜作(高良健吾)。初仕事として、薩摩藩士・折田要蔵(徳井優)の隠密調査をすることになった篤太夫が西郷吉之助(博多華丸)と出会う局面が描かれた。

そしてこの度、栄一がさらなる転身を遂げる明治維新に、新風を吹き込む新たな出演者が決定。江戸幕府の勘定奉行・小栗忠順役に武田真治、栄一を新政府へ登用した大隈重信役に大倉孝二のほか、初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文役として山崎育三郎が出演する。

約10年ぶりの大河ドラマ出演となる武田は「徳川に仕えながら日本の未来のために尽力していた小栗と、当初攘夷討幕を唱えていた栄一の出会いが、どのようなものだったか。『日本経済の父』と呼ばれる栄一に与えた影響とは…。混沌とした幕末に思いを馳せ、大切に演じさせていただきます」と意気込みを語った。

大倉は「大隈重信をやらせていただくことになりました。大変なことです。もう一度言わせてください、大変なことです。作品に貢献できるよう尽力させていただきます」と。

山崎は「『周旋の才あり』と言われた伊藤博文のように、人と人とのつながりを大切に、敬意を持って誠実に挑みます。素晴らしい役者の皆さんと作品創りができる事を楽しみにしています」と大河ドラマ初出演となる本作への思いを語っている。

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