倉科カナが『世にも奇妙な物語』2回目の主演 橋部敦子脚本のヒューマンドラマ

ドラマ
2018年05月01日

『世にも奇妙な物語’18春の特別編』 倉科カナが5月12日(土)放送の『世にも奇妙な物語’18春の特別編』(フジテレビ系)でヒューマンドラマ「少年」に主演することが分かった。

 倉科は、『世にも奇妙な物語2012秋の特別編』で「相席の恋人」に主演して以来2回目の出演。今回主演する「少年」は、『僕の生きる道』シリーズや『フリーター、家を買う。』などを手掛けてきた脚本家・橋部敦子による、ある不気味な少年との出会いによって巻き起こる奇跡のような出来事を繊細に描くオリジナルストーリーとなる。

 上司に見合いを持ちかけられるも、恋人がいるからと断ってきた一人暮らしのOL岡林遥(倉科カナ)は、交通事故を目撃する。被害者は少年。病院で目を覚ました少年は「田山啓輔」と名乗るが、看護師が田山家に電話をかけると「啓輔は死にました」と告げられる。看護師がもう一度名前を尋ねると少年は「間違えました。亮太です」と答える。一方、家に帰った遥のもとには無言電話が…。

 そんなある日、遥が退社しようとすると、会社の前に少年がいるのを見かける。別の日、ベランダから見下ろすと、そこに見上げている少年が…。さらに遥が買い物をしていると、雨の中、わざわざ少年が忘れ物を届けにやってくる。びしょ濡れの姿を見かね、少年を家に招き入れる遙。ところが彼女が目を離した隙に少年は彼女の私物を確認し始め…。

<倉科カナ コメント>
◆2回目となる『世にも奇妙な物語』出演について

「前作の『相席の恋人』では大先輩の宇津井健さんとご一緒させていただいて、とても緊張し、お芝居も毎日反省し、落ち込んでいたのを覚えています。そんな中、宇津井さんの温かく包み込んでくださるような人柄と重厚なお芝居にとても助けていただきました。本当に宇津井さんとの思い出のいっぱい詰まった作品です。再度『世にも奇妙な物語』に出演するにあたって…当然宇津井さんはいない、一人で立っているんだと少し切なくなりました。また『相席の恋人』がとてもステキな作品でプレッシャーはありますが、プレッシャーに負けず、丁寧に紡いでいけたらと思っています」

◆今作「少年」について

「脚本を読ませていただいて、誰しも経験する事…苦しいけど乗り越えなければいけない事、でも自分ではその一歩が進めない…が描かれており、きっと見てくださる方も少し心が軽くなる作品になるんじゃないかなと、そのためには言葉だけではない、行間にあふれた思いをしっかり、そして大切にしたいと思いました」

◆自身の役どころについて

「一人だけ時間が止まったままのようで、それでいて世界は動いている、取り繕って生きて、わかっていても、どうしても前に進めない一歩。淡く尾を引く思いを抱えた女性だと思います」

◆このストーリーで、特に注目してほしい見どころは?

「実際にはあり得ないかもしれないけど…“想い”とは最強なんじゃないか! と思わせてくれるところです」

◆視聴者にメッセージをお願いします

「きっと見て下さった方々の心が少し軽くなるような…そして愛しい人の存在をあらためて、大切にしたいと思える、そんな心のある、とっても素敵なヒューマンドラマになっております! ぜひ見ていただけたらうれしいです」

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’18春の特別編』
フジテレビ系
5月12日(土)午後9時~11時10分

ストーリーテラー:タモリ

「少年」
キャスト:
岡林遥…倉科カナ
青年…健太郎
少年…高村佳偉人

脚本:橋部敦子
演出:城宝秀則

編成企画:稲葉直人、狩野雄太
プロデュース:植田泰史、中村亮太
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

<世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク>
フジテレビ※関東ローカル
5月5日(土)午後4時~5時30分
5月7日(月)~11日(金)午後3時50分~4時50分

©フジテレビ