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松山ケンイチ、過酷ロケに高山病寸前!?

 映画「春を背負って」の完成披露会見、舞台挨拶が東京都内で行われ、主演の松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、新井浩文、木村大作監督が出席した。

 笹本稜の同名小説を原作に、都会で暮らしていた主人公・亨が亡き父の山小屋を受け継ぎ、自然の厳しさと美しさに触れながら生きる力を取り戻していく物語。『劔岳 点の記』で監督を務めた木村大作が、再び山岳映画に挑んだ本作は、標高3000メートルの立山連峰でのロケを敢行し、撮影に1年を費やしたという。

 出演が決まったときの感想を問われると松山は「映画『剱岳』に出演された方々から過酷だったと聞いていたのですが、お話をいただきすごくうれしかったし、とにかくケガをしちゃいけないなと思って。自然は素晴らしいものを与えてくれると同時に、命をも奪うものなので、気を引き締めました」と。

 木村監督の印象を聞かれると「豪快な方。だけど、とても無垢で純粋に映画のことを考えているんです。真っすぐな人間性の前では、嘘をつけないし、小手先の演技は通用しない」とコメント。蒼井は「監督の“今まで”と“今”が凝縮された作品で、その一部になれたのは幸せです。私にとっては恐れ多い存在の木村監督に撮ってもらえるチャンスを断る理由はありませんでした」と話した。

 撮影は、キャスト、スタッフ全体での合宿。合宿での過ごし方を聞かれると蒼井は「スタッフさんたちと麻雀、UNO、飲みチームに分かれて満喫していました。私はUNOチームです」と笑いを誘うと、檀は「私は飲みです。監督が、赤ワインを用意してくださったので…ほろ酔いでいい気分でした」と満足げ。

 松山は「決して楽ではないですし、朝3時から7時、8時まで登りっぱなしで。寒いけど、汗が止まらなくて、膝がガクガクすることもありました。高山病になりかけましたね」と過酷な撮影を振り返り、「でも、それがあったからこそ、説得力があるんです。自分でも見たことない表情がたくさんあります」と語った。

 また、山に強かったのは誰かという質問に木村監督は「蒼井優さん。いつも笑顔ではしゃいでいたし、文句ひとつ言わず、撮影を楽しんでいた」と。豊川も「男優に分からないような大変な場面もあったかもしれないけど、周りが気を遣わないように振る舞ってくれた。どれだけ救われたことか」と絶賛。松山は「蒼井優さんは、男みたいだったので、“まさる”って呼んでいました。」と仲良しエピソードも披露した。

 舞台挨拶で木村監督は「演出なんて何もしてません。僕がしたことは、俳優さんを本物の場所に連れて行っただけ。本物を前に演じてもらえば、人間の素やたたずまいが出るものなので、それが最大の演出です」と熱弁。豊川は「自分が出ていることを忘れるほど、引き込まれました。シンプルで力強いメッセージがあり、前向きになれる作品です」と。新井は「監督の作品は『剱岳』に続いて2度目ですが、これからも木村監督が撮り続ける以上、呼ばれたいです」とし、檀は「大自然を前に演技なんて吹っ飛んでしまう現場でした。自然から感じ取ったことを精いっぱい演じたのでぜひご覧ください」とPRした。

 映画「春を背負って」は6月14日(土)全国東宝系ロードショー。

映画「春を背負って」公式サイト(http://haruseotte.jp/

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